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お知らせ・ブログ

運動を習慣にする鍵はマンネリ!脳をだまして三日坊主を克服しよう!

運動を習慣にするって、とても難しくないですか?
日々の診療の中でも
患者さんと同じような会話が毎日飛び交っています。
そんな一場面を提示し、本題に入って行きたいと思います。
ある日の診療(リハビリ)の一場面、、、、
私    『調子はどうですか?』

患者さん 『調子はボチボチです』

 

私     『お伝えした運動はできてますか?』

 

患者さん 『・・・・・(無言)』
一呼吸を置いて、重い口を開き

    『自分で出来る運動を教わったけど、中々、続かないですね』

 

私    『そうですね、運動を続けるのって難しいですからね~~』

     『どうすれば良いか、一緒に考えましょうか!!』

 

このような会話は、わたしにとっては日常茶飯事のことですが、、、

 

やらなくては!と、頭では分かっていても、出来ないなんてこと

あなたも意外に多いんじゃないでしょうか?

 

「最近、運動不足だから健康のためTVで見た運動でもやろう」

と思って始めたが、気づけば三日坊主、そしてやめてしまう。

な~んてことありませんか?

 

 

 

 

三日坊主は『人間の性(さが)』!?

健康のためにと一念発起して運動を始めたのに、三日坊主で続かない。
そして、やめてしまう。

これは、あなたにとって大いなる機会損失です。

 

ただ継続できないことは、あなたの意志が弱いからではなく、脳が生きていくために、させていることなんです。

 

だからと言って、安心していては本末転倒。

 

この『人間の性(さが)』ともいうべき『三日坊主』を乗り越え、大きな成果を出すための続けるコツがあります!

 

 

 

実は、ポジティブな一面をもっているマンネリ化

あなたは、マンネリって聞いてどんなイメージを持ちますか?

 

「マンネリ」は「マンネリズム(mannerism)」の略で

「新鮮味や独創性がないこと」という意味の言葉です。

 

もともとは、芸術の分野で使われていた言葉だそうですが

今日では一般に「退屈する」や「飽きる」というようなネガティブな意味で使われることが多いですよね。

 

私は、毎日少しずつ成長していく息子の姿を見たり、日々の診療の中で様々な方と関わっていますのでマンネリした生活とは無縁!

 

まっ個人的な話は、横に置いといて本題へ行きましょう。

 

前述したように、ネガティブなイメージのマンネリ化ですが、実は、ず~っと続けていく力を生み出す、ポジティブな一面もあります。

 

めんどくささに慣れる=マンネリ化してしまえば、いくら億劫でも運動を続けられそうじゃないですか?

 

脳をだまして、やる気スイッチオン

 

脳は元々あきっぽいのです。

どんなに楽しいことでも、脳がそれに慣れてしまうと飽きます。

辛く、めんどくさいことなら、なおさらです。

 

ただ、三日坊主の克服には、脳がめんどくささに慣れる(=マンネリ化)まで行動を続けなければいけません。

 

しかし、この『続けること』が一番の難関でしょう。

 

そこで重要になるのが『脳をだまして、やる気を出す』ということです。

ただ残念ながら、肝心のやる気は、いくら待っていても、脳からは湧き出てきません。

 

 

実は『ヤル(行動する)からやる気がでる』のです。

 

 

だから、どんなにやる気が起こらなくても、まずは行動してみましょう。
最悪、イスから立ち上がるだけでも大丈夫。

 

カラダを動かすことで、脳の奥にある淡蒼球という部位が刺激され『やらなければ』と脳がだまされて、やる気スイッチが入るのです!!

 

やる気が出れば続けられる

続けていると『めんどくさい』がマンネリ化する

ここまで来ると、逆にやらないと物足りなくなる

そして習慣となり、継続できる

継続する中で効果を感じると、さらにやる気が出て、続けたくなる

 

続けるためには、まず脳をだますことです。

『やるぞ』としてしまえば、脳はだまされて『やる気』になります。

 

 

実は、あなたはすでに習慣化を体験している!?

これまで習慣化に必要な『めんどくささのマンネリ化』『脳をだますやる気スイッチ』について書いてきましたが、実際にできるか不安ですよね?

 

でも、あなたはすでに習慣化を体験しているはずですよ。

あなたは、特に何も意識せず、毎日欠かさず何か行ってませんか?

 

そう、例えば歯磨きです。

 

歯磨きをしないと、何か気持ち悪いと感じるのでは?

これこそが習慣化された状態。

 

すでにあなたは、運動習慣化のための鍵を持っています。

あとは、運動に対してやる気スイッチをオンにするだけです!

 

 

ここまで述べてきた、習慣化するためのポイントを、簡単にまとめてみましょう。

 

① めんどくささに脳を慣れさせる。=めんどくささをマンネリ化

 

② 脳が慣れるまで続ける。そのために、まずはカラダを動かすことで、やる気スイッチオン!

 

③ やる気スイッチの入った脳は、活性化モードになる。

 

④ 継続することで、初めの億劫な気持ちは軽減し、逆に『やってよかった』と思えるようになる。

 

 

Let’s try

 

ここまで、読み進めてくださった、あなた!

さあ、簡単なところから始めまてみましょう。

 

まずは「毎日、同じ時間にやってみる」こと!!

 

毎食後に1分間でも良いので、運動機会を作りましょう。

たかだか1分でも、毎食後に行う(1日3回)として、1週間続ければ21分

少なくても、ゼロよりはマシ。

 

忙しくて出来ないと嘆いてばかりいるよりは、よいのでは?

 

わたしも、毎朝通勤で30分歩くことを習慣にしています!

かれこれ、1年半ほど継続できています。

 

バイク通勤に慣れていたカラダには、正直キツかったですが、なんとか今も続けられています。

雨の日など嫌だな~って思いますが、出てしまえばそんな気持ちもなくなりますし、歩いている時に仕事上でのアイデアなども閃き、健康も維持でき一石二鳥です!!

 

めんどくささをマンネリ化できれば、あなたもきっと継続する力を手に入れらているはず。

かなりのめんどくさがり屋のわたしでも習慣化できています。

あなたにもきっとできるはず!!

 

参考元:のうだま やる気の秘密 (幻冬社)

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