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MDT:マッケンジー法症例検討会 10月④:脊椎の匂い、肩関節の匂い。

で、脊椎の匂いと肩関節の匂い、どっちだろう?っていうので、

長時間パソコンの作業とか、座ってる時間長いなって言ったら、どうやら、もしかしたら姿勢とか関係ありそうだなとか、
肩関節の匂いだとすると、テニスであったりとか、セーターの着脱ができないって、いかにも、ちょっと肩の動きだなっていう感じで、どっちも可能性があるかなっていう感じで見ていきます。

ここで可能性が、この情報ですね、4か月ぐらい前からだよとかって、そういった情報なんですけども、可能性が低そうなもの、外傷による炎症は可能性は低そうですよね。
4ヶ月ぐらい前からっていうことと、症状が悪化もしてないし、変化もしてない。
そんなね。時間がこんだけ経ってて、4ヶ月もずっと炎症かい?って感じはするんですけども。
で、脊椎の匂いって考えると、持続的な症状がなければ、ちょっとね、炎症っていうのはちょっと可能性低いのかなっていう感じ持って、

で、脊椎の匂いを嗅ぐ、嗅いだと思うんですけども、首から肩にかけて、首っていうキーワードが入りましたよね。
で、あと、頸椎ヘルニアと言われたことがあるってなってくると、やっぱこれ、この方、やっぱり脊椎見なきゃいけないなっていう感じで、 治療の設計図の中に、頚椎いこうって感じになってきます。

で、除外しきれないものの中に、OTHERの、例えば外傷による構造的な問題がもしかしたら残ってる、起きてる可能性はあるんじゃないかっていうところで、転倒してから2週間ほど、肩が痛くなったって、動かせなかったって言って、ここ、ちょっと、N先生、よく、この、この方のケースもそうだったんですけども、後から筋腱断裂が見つかりましたっていうケースって、結構臨床では先生、遭遇されます?

全然アリアリでしょうね。はい。

最初から腱板もあるかもって思いながら精査しないこともあるんですよ。
精査しても、結局すぐ手術にはならへんよね、みたいな感じで。
リハビリしながら経過見ていく中で、やっぱりちょっと肩、やっぱりなんか部品の故障が大きそうなものがありそうねって言って、そこで調べたら、やっぱ、ありましたねとかね、いうのはありますね。

#はい。では、ありがとうございます。HT先生もいかがでしょうか。

そうですね、初期的には僕も画像診断にいきなりはいかないですね。
経過をまずやっぱり見るのが先で、よほどひどい外傷だったりとかそういったのは別なんですけど、そうでなければ通常の腱板断裂かなぐらいの訴えの時には、まずは経過を見て、で判断しますね。

#どうもありがとうございます。N先生HT先生もMDTやってなかったらどうだっただろうって言ったら?

やってなくてもでも同じ、そういう方針でしょうね。
あんまり最初から手術でっていうか、、、

病院ベースで、手術ベースで考える場合は、手術できる患者さんを探すので、検査するんですよ。
でもそうじゃなくて、基本的には治りゃいいやんっていう世界でやってるので、

で、研究してるわけでもないし、別にそれをはっきりさせなくてもいいよね、と思うんですね。

#どうもありがとうございます、先生。
そんな感じで、あのね、ちょうど手術できる人を探すってよく外部からの先生いらっしゃると、一生懸命検査して、ちょっとでも断裂があると、なんか患者さんから話聞いてると、なんかとんでもないこと聞かされてるなっていうことを感じることもあるんですけれども、

要は逆に言うと、その外傷にある構造的な問題が隠れてあるとして、

例えばスタビリティが悪いとか、脱臼、反復脱臼したことがありますよなんて言ったら、今回、介入しながらいい反応が得られにくいかもしれないなっていう、ちょっと心積もりしといて計画を立てるっていうのも1つのアイデアかなと思いますね。

はい。で、次ここなんですけども、誘発と増悪の因子と消失緩和因子の、これ、ざーっとご覧になってますでしょうか。

Dysfunctionを想定して聞き直ししたい部分あるんですね。
伸ばそうとすると痛いっていうキーワードと、伸ばすと痛いって言った時、

そういった話が出た時に、なんとなくリーチ動作と思って、それで終わらせないで、
伸ばそうとする、その動作のね、初期動作であったりとか、その途中で痛いのか、伸ばした最後のend range painなのかってのは、すごい綺麗に聞いた方がいいかなっていう感じでした。
この患者さんは私、それを意識してやったので、たまたまうまくいったような感じだったんです。
それまではついついどうしてもね、手を伸ばすと痛いんです、、ああ、そうなんですね。なんていうか、聞き流しちゃってたんですけども。
で、結局この方、伸ばそうとすると痛いってキーワードがあったので、 もうDysfunctionの可能性がちょっと低くなってくるっていう感じね。
組んでいきます。Derangement探さなきゃなっていう感じで頭の中は切り替わっていきます。
で、Dysfunctionっていう場合は、特定の動きですよね。
関節、目いっぱいに動かした時に出るend range pain。
他の時は痛くないよっていうことなので、ちょっとした動きで痛みが誘発されない。
誘発されちゃう。ちょっと動かそうとして出たって言ったら、Dysfunctionの順位はわーっと下がってって、derangement探そう探そうって感じだよね。
治療の設計図が出来上がってきます。

で、肩関節の匂いっていうのも嗅いでおきましょう。
衣服の着脱、内外旋が伴うような動きであったりとか、引っかかり感なんて言ったらね、ここら辺はなんか構造的ななんかあるかもしれないな。
肩甲骨の関節面によって変わるのかもしれないけど、とりあえず引っかかりかが何なのか、これをちょっとモニターしていければいいと思います。介入しながらそれが変わっていくのかどうかって感じでね。
で、なので、ここの誘発増強因子とかっていうところ見た時に、今みたいにDysfunctionっぽい特徴があるのかなって、構造的な問題の特徴があるのかなっていう感じで、こう拾っていくとちょっとね、面白いというか。
いつもやっぱりDPを探そうと思ってここ見ちゃうんですけども、 そこの部分で、DerangementじゃなくてDysfunction、何しろ消すことで、よりDerangementっぽくしていこうっていう感じの作業に入れるかと思います。

#で、痛風。あの、N先生、痛風って、
肩って本当に滅多にないと言いつつ、やっぱ検索するとポロリポロリと出てくるんですけども、実際、どういう捉え方になるんでしょうか。
肩の痛風って?

私自身は見たことないですね。肩で痛風の発作っていうのは。

#はい、HT先生も?

そうですね。肩、特になんて言うんですか、本当に痛風って意味で、偽痛風とかではなくてですよね。
痛風は確かに僕もこれは確実に痛風だなっていうのはないですね。
偽痛風みたいなのは、結構あちこちある印象ですけどね。

どうもありがとうございます。

そうそうか、検索するとぽろっと引っかかるの、ゼロではないなとは思ってるんですけども、

でもね、そうすると、かなり痛そうですよね、先生。痛風という形でのね、症状の出方なので、これで持続痛がなければとか、よく眠れるって言ったら、それほど気にしなくていいと思うんですけど、よっぽど痛みが強いって、どうか変だなって言った時には、全くゼロではないって、そこだけね、コメントしときたいと思います。

<以下、つづく>

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