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MDT:マッケンジー法症例検討会 2026年1月①:膝の痛み

よろしくお願いします。今回は坂道を下る時が痛いとおっしゃってるサカイタさんっていう方をご紹介させていただきます。私が何渋した実症例でして。

だけど、振り返ってみると、いろんな問診情報とかにヒントが隠れてたんだなっていう、後から振り返ってっていう症例です。

先生方だったらどうするかなんていうアドバイスも頂きながらと思います。

はい。じゃ、行きましょう。繰り返しになりますけどね、一応確認です。
脊椎の鑑別フローチャートです。

四肢の関節のアセスメントの時に、講習会ってどこまで見たかなっていうのを振り返ってみると、脊椎の腰椎の伸展であったりとか、あと脊椎の介入プラス四肢関節のね、1方向ぐらいで終わることが結構多いと思うんです。
なんたって講習会は4日間しかありませんので、流れ的にはもうそれは致し方ないかなっていうところだと思うんです。
で、聞くところによると、四肢をもう除外した患者さんを集めといてねって。
海外のね、外国のインストラクターがいらっしゃる時は、何しろ四肢も脊椎を除外した症例集めてくださいって言いながらも、やっぱり実際にやってみると、やっぱりね、脊椎だったってことがありましたね。
そういった意味でも、四肢のアセスメントに進むタイミングっていうのは、あまり見る機会がないのでものすごく難しいっていうのを実感をしています。

で、何年やっていても悩むのは、腰椎は、どこまでやればいいの。
っていうようなことと、あ、と四肢の関節のバリエーションが多いこと。で、何を選んでいけばいいのかって、ものすごく悩むって、未だに本当に悩むっていうところだと思います。

先輩に聞いてね、「やったら、よかったよ」っていうのも、それも1つの統計だと思うので、最初はもう何しろやってみて、よかったよっていう運動方向からやって、なんて言うんですかね、経験を積んでいくってことになるかと思うんです。

ガックリってか、、、こんなん見たことないよ、、、。
確かにそうですよね。誰も教えてくれない1人職場の人なんか、どうしてるんだろうと思います。
ほんとに。

なので、この場所で、「やったら良かった」とか、「失敗したよ」とかっていう情報を分かち合うっていうと、この場所にしたいなっていうのが、私たちの思いであります。

で、今日の患者さんは、私の母でございます。

実症例ですが、母は私のことをヤブと呼んでます。

セルフマネージメントなんかそうそう素直に聞き入れてくれるという関係性じゃないっていうのと

お気に入りのイケメンの整形外科の先生に首ったけですので、いくら伸展DPって私が言ったって、イケメン先生から腰を曲げてねって言われたらせっせと曲げて悪くしてる。そういうキャラでございます。

で、除外できそうな分類。 新年早々ですけれども、MT先生からスタートしましょう。
縁起がいいので。はい、よろしくお願いします。

今年もよろしくお願いします。 除外できそうなのは、腰椎のDysfunction、Postural、、、ですかね。

#そうですね、もうねこね、お決まりになりますけども。
そうですね、脊椎ドンピシャじゃないので、脊椎のDysfunctionはまず除外できそうね。
Posturalっていうのはどういう時に症状が出るんでした?
HB先生、どういう時にPosturalは症状が出るんでしたっけ?

持続姿勢の時に、、、

#そうですね。時間的な要素で、、、ホッとしました。
今回、講習会受けてほやほやなので、これでダメだったら本当、私の責任だと思います。

持続して同一姿勢でじわっと。あとは、場所は? Posturalの痛みが出る場所?

場所は脊椎上に、、、

#はい、そうですね。そうすると、この方、足に症状あるので、posturalの可能性っていうのは?

除外できるかなと。

#そうですね。最後の方に置いときましょう。

除外しきれない分類つったら、もちろんね、Derangementであったりとか下肢痛がこれ飛び飛びですけれどもね。
やっぱり根症状に近いものがもしかしたらあるかもしれないっていう感じで、完全に否定せずに進めてまいります。
慢性疼痛症候群も、頭に入れといてもいいかもしれないですよね。

#で、この方に関して追加の質問がありましたら、、、

追加の質問、なんか聞きたいことってあります?
もう情報収集に入ってください。先生方。
なんでもいいですよ。

今回のエピソードで、そう、支障を来たしてることって、、、
これをね、ちょっと聞いてあげるといいかなと思います。

膝が痛くて、家の中も杖でね、伝い歩きで移動したりとか、何しろ坂道が痛いので外出できないっていうことがあります。

はい、こういう感じです。

痛みはかなり強くて、庭の草むしりはそんなに出来ないですね。
気が向いた時だけちょろっとやるって感じです。

痛みが8って言った時に、その痛みは持続してるのか、ゼロの時もあるの?とか、そんな感じで聞いて差し上げるといいかもしれないです。

#で、こちらで、除外できる分類を、、、

#この情報からですね、主訴は左膝関節の外側、荷重痛がメインです。

左の膝の外側に荷重痛があって、で、左の外側から、今度は下腿にかけての鈍痛、、前面外側のしびれっていうのがあるんですけれども、3日前ぐらいからね。
で、長時間台所に立って、ミートソースを作ってからかなっていう感じでした。

で、発症時の状況というのは、左膝の外側とか、下腿後面とか、膝蓋骨の上とか、広い範囲なんですけれども、っていうところと、

脊椎のエピソードとしては、狭窄症と言われてて、坐骨神経痛ですね。
母は伸展がDPなんですけれども、イケメンドクターには腰を丸めてねって言われて、せっせと丸めてるという感じです。
で、この状況で除外できる分類ですが、Posturalは除外しました。

発症から6週間経っていませんのでDysfunctionや慢性突症候群もちょっと除外しておこうかと思います。
で、Derangement想定するならなんですけども、これ、HT先生、脊椎を疑うとしたら、どの情報から?

ずっと痛いっていう、なんかじっとしてる時も痛いっていうのですね。
なんかありましたね。膝が2点でしたっけ。なんか荷重時だけではなくて、じっとしてる時も痛いっていうことと、、、
膝蓋骨の上、広い範囲みたいな言い方とかですね。
この辺り、ちょっと怪しいなっていう感じがします。

#そうですね。先生、ありがとうございます。

リチャード先生のEXPOSSのスタディでもありましたもんね。
関節の上下の長い骨のところにある症状があるっていうと、やっぱり脊椎を疑うとかって部位とかも関係しますし、ですよね。
じっとしてても痛い症状もありますしね。
はい。でもこれ、いかにも脊椎って感じしません?
四肢の関節に落ち着くんじゃないかな?

MT先生どうですか。

正直、読ませていただいた時にやっぱり脊椎は強く疑っているので。
正直まだこの時点だと、というか、かなり僕の中では四肢の可能性は低めなのかな。
ただ、そうですね、膝を中心に荷重の時に出てるので、もしなんかそのDPが、膝のDPがあるとしたら、ちょっとこの除圧というか、コンプレッションと逆の方向っていうのは、なんかオプションとして試したいなは思いました。
あとちょっと1個、先生の実は聞きたかったのがこれ。
今回、下肢の評価表を使ってらっしゃったのって、脊椎のじゃなくて、なんかこの時点で理由があったりとかしたんですか?

#配布用に送ったので、、、

種明かしというのも変ですけども、下肢なんで下肢の評価表を使ったんですよ。

実際の評価の時も

下肢の症状なんで、下肢を評価したんだけど、結局後々どん詰まりになるっていうストーリーもあったりとか、、
そんな感じですね。もういかに脊椎をおざなりにしちゃいけないかっていう感じの症例ではありました。

ここで1つ質問いいですかね。

なんか講習の時にも、やっぱり四肢の症状の時には四肢の評価表を使ってくださいってはっきり言われてるんですよね。
でも、経験上っていうか、やっぱり半々みたいなイメージなんですよね。
実際は脊椎と四肢、、

なので、僕はどちらかというとやっぱり脊椎の評価表を最初に使うことが多くて、
そこで、やっぱり四肢に行ったなっていう時に四肢に切り替えたりしてるんですけど、

本来のそのMDTの基本ではないと思うんですけど、 その辺についての考えっていうんですかね、そこは協会としての考えっていうんですか、
四肢の場合には、四肢の評価表を使うっていうのは、どうやって生まれてきたかってのは、ちょっと知りたいんですね。

#なんか、便宜上っていうか、本当に、四肢の時は四肢って言って、別にそれを強制するものではなくて、その中の項目に、脊椎をもうスクリーニングするっていうのが中に入ってるので、おそらくもう、脊椎のスクリーニングの時は、もう脊椎の用紙を使わないとカバーできないのかなと思うんです。
で、四肢の時は四肢を使うっていう、そういう、マストではなくて、もうそれはもうフレキシブルに腰椎、脊椎も使ってて、、、私は2枚使いますね。

やっぱり2枚使うってのはありですかね。

なんか途中で、これは四肢かなって思ったタイミングでっていうのは、必ず1回目はないんですよね。
ほぼほぼ1回目は脊椎で、ちょっとやっぱり動くことが多いので、

やっぱりもうちょっと脊椎やってみようかなで終わることが多いんですよね。
だからその脊椎で最初僕も、もうほぼほぼ一貫してやってるんですよね。
ただ、おっしゃるように、なんか、うん、かなりこれを膝だなと例えば思った時には、並べて置いといて、こっちに切り替えようって。
途中でもうぱっとこっちに切り替えてもいいかなと思うタイミングもあるんですけど、 どうしても1枚にこだわっちゃうと、その最初から四肢の評価表を使わないといけないかなとか考えちゃうんですよね。
だからそれは、じゃあ結構一般的にと言ったら変ですけど、その2枚使うのはもう普通にされてることって考えていいんですかね。

#もう自分が何を見たいかに従ってなので。

で、逆に言うと、もう四肢の症状の時に脊椎だけを使うと、四肢の誘発増強のとこはカバーしきれないので。
なので、四肢の評価表を使う。

で、それでベースラインを取っていくっていう作業になるのかなと思いますね。
ただ、脊椎を除外したかどうかっていう項目があるので、もうその時はもう脊椎、使わないとっていう感じだと思う。
私も両方使ってます。

四肢の時は両方チェックして、そうすると四肢に切り替えるタイミングの時に、一番最初の頃どうだったかっていうのを四肢の評価表で見れるので、ちょっと忙しいんですけど。
確かに。 でも最初のベースラインってすごく大事、経過を追うためににってことで。

いや、なんか、なんでそうなったのかなって、講習の時はっきり言われたので、

脊椎のスクリー二ングが大切だっていうこと言ってるのに、四肢の症状だったら四肢にしていきましょうってなったのが、ちょっとなんかウン?って思ったところがあったんですね。
それでちょっと質問しました。

#はい、ありがとうございます。じゃあ、その、その質問が今後あることを仮定して、ちゃんと質問を用意しときます。
確かに脊椎だけだとね、四肢のベースライン取れないんですよね。

<以下、つづく>

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