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MDT:マッケンジー法症例検討会 2026年1月②:問診~理学検査へ

ミートソースをね、作って悪くしたって、このチョッパーっていうの使って、玉ねぎをね、永遠とこうやって切るんですね。

そうすると、もうこうやって立ったまんま延々とやるっていうところで、私考えたのは、これ、立で前傾姿勢だからよつだろうっていうような感じで、この時点で考えちゃったっていうところです。
これ、後々ね、あて話繋がってくるんですけども、大体そのミートソースを作るって言った時の動作って、多分、先生方がどういう動作をしたんだろうっていうのを思い描いた時に、多分このチョッパーを使うっていうのはあんまり想定の範囲に入ってなかったと思うんですけども、

何かをきっかけかなって患者さんがおっしゃった時はこんな感じで、実動作を確認するってのも、状況を知るのにはいいかなっていうとこですね。

それで、今度は誘発増強因子です。ざーっとと丸が点いてます。

#立ち上がったり歩き始め、何しろ荷重した時点でも痛いんですね。不意な動作とか、方向を変えるようなね、横向きに変えるような時にズキッとするっていう感じとか、あと下り坂で痛いっていうのがありました。
で、この症状の出方の特徴で、DPがまず匂うかどうかっていうとこなんです。
KW先生、どうでしょう。

消失緩和因子のところに時間が経つにつれっていうのがあるので、何をしてて時間が経つにつれてかっていうところを確認すると、もしかするとDPがあるのかなっていうような気がします。

#そうですね。どうもありありがとうございます。
この時間が経つにつれての内容が大事ってことですよね、先生。
で、これ、この人、Derangementっぽいですか?
なんで時間が足りたつにつれて緩和するの?とか。 症状の出方の特徴はどうでしょう。この方の,,,荷重、非荷重で言うと?

荷重時痛です。

#そうですよね、荷重時痛なんですよね。

なんかね、ちょっとそこらへんが、先生がおっしゃったその、時間が経つにつれて良くなるっていうこととちょっと相反することがここにもあるんですよね。
なかなか難しかったです。我が母ながら。 「痛いのに何すんだみたい」な状況だったんですけど、

これ、歩きはじめ、歩き始めて痛くて、歩行で痛み、増強するんですけど、 歩き続けると強くなっていくんですかね、どんどん、どんどん、

#歩き続けることがまずできないぐらいな感じ。
歩きたくないとか、

やめてしまうっていう感じ?

#やめてしまう。はい、あとはね、ちょっとビビリなので、本当に痛く、もっと痛くなると嫌だって言って、本当に動かなくて、動くこと自体がやっぱ痛くて、怖くてできないっていう感じでした。

もう、なんかね、おっしゃった通り、運動方向、DPっていう形で、見当つかなくても、

なんか緩和の何かがあるってことであれば、Derangementで、もしかしたら、DPが見つかるかなっていうところに繋いでいくと思います。

#で、これですね、動作し続けてると悪化するってことと、あとは、安静時痛が比較的ないっていうことで、炎症が、エコーで炎症所見があるよって言って、イケメンのね、ドクターに言われても、炎症の人っていう感じの人格で、出来上がってたんです。

でも、むくみっぽいけど腫れてはいないよなあ….っていう感じでした。

バセドウ病の薬を飲んでますけども、コントロールはいいので、あんまり関係ないのかなとも思いますし。
で、1番嫌なのは、なんか、歩けなくなって、車椅子になるのが嫌だとか、怖いって言って、電動カート買わされそうになりました。車の。でも、運転もしなくて、方向音痴なのに、そんなん坂道乗せられないって言って止めたんですけれども、っていうぐらいの痛みでしたね。
で、この方、メカニカルの介入これからしようっていう時に、なんか難しそうな印象ってありますでしょうか。
YZ先生どうですか。こういう患者さん、怖がっちゃって、

なんかそれこそ運動恐怖とか破局思考みたいな感じで、どんどんそういった介入をするにあたってはかなり難しくなるのかなっていうところも感じますね。
結構なんか訪問リハで家に行ったりとかすると、そういう人も多かったりするんで、かなり難しいなって。
なんかもう長いここと痛いから、もう何やっても無駄だよみたいな感じのことも言われたりするんで、そこはちょっと、難しいなと、そこかなと。

#結局、訪問ってことはね、通院できないから訪問ですよみたいな流れですよね。母もその流れに入ってきそうな勢いでしたので、こういったね、「痛みがどうかなっちゃうんじゃないか」って怖がる方、結構ね、やっぱり、介入の制限になる要因になると思いますね。
こういう患者さんの時って、KD先生なんか、どうやって対応されるんですか。

うん、そう、運動恐怖の方、やっぱり、結構多く見ますね。
で、ちょっとMDTね、メカニカルっていうよりも、やっぱその気持ちの方をやっぱ優先して、ちょっとスモールステップで少しずつ動きを出していくようにしていますっていうのと、あとは、やっぱり動かした方が予後がいいんですよっていうのは、エビデンスがありますよっていうことは最初に伝えますね。
で、以前、やっぱり膝の痛みで見た方で、ドクターに言われて、階段とかは避けた方がいいって言われて、2年間、自宅の階段上ったことがない方とかいましたね。
うん。で、動かした方がいいですよってちゃんとお伝えして、ちゃんと歩けるようになりましたけど。

#どうもありがとうございます。KD先生にかかったら、うちの母、もっと早く良くなったんじゃないかと思います。
自分でやれ自分でやれって言うばっかりでね、介入してもあんまり良くなんないので、ほんとに信頼関係がどんどん、どんどん悪くなってきたっていう感じ。です。

で、理学検査に移らせていただきます。

#円背ですね。背中丸めてます。

で、あと、症状の発症とは関係ない右のシフト変形があります。
で、姿勢修正なんかしても、変化なし。痛みの感じは変わらないっていうとこでした。

検査は一応筋力もと思ったんですけど、痛くて十分やらせてもらえなくて、、、、という感じです。
徒手検査に関しては、下腿の外旋で膝の内側に痛みがありました。内反外反ストレステストでは特に痛みなし。ここはちょっとね、N先生にコメントいただきたいんですけども、

いわゆるMcMurrayなんかで陽性になった時に、先生が、MDTをね、知ってらっしゃる先生ではありますけども、どういう程度だったら、うん、メカニカルな解決にはならないかとか、なんかそこらへんなんか?

トータルな所見として、でしか見ないですかね。

例えば、McMurray testで陽性に出てくるって、なんか挟まり込みがあるのねっていうだけやと思ってるので、はい。

それが、例えば、いわゆる損傷があっても挟まり込みが出てくるし、損傷がなくても、例えば半月板って筋肉に繋がってて、ふにゃふにゃ動くと、その動きが悪くても挟まり込みは出ますから。
でも挟まり込みが出るのねっていう、挟まり込む痛みが出るのねっていう理解だけですね。

それにプラス、例えば半月板っぽい症状っていうんですかね、例えば立ち上がる時にクッと痛いねんけど、立ってしまうとマシになんの、、とかね。そんな話が出てくると、やっぱ半月板が怪しいかもっていうようなとこに、ちょっと傾くんですけど、テスト陽性と、そのことだけで言うたら、挟まり込む痛みがこういう方向であるのねっていう情報だけやっていう風に僕は理解してます。

#なるほど。そしたらもう、それが断裂だなんだっていうのとはまた別に、そう、そういうなん現象がありますよっていう1つの。

そうですそうです。そういう現象があって、あとは臨床症状で、半月板損傷を示唆するような所見があるかどうかですよね。
それがあれば、ほなMRIの方に進みましょうかって、調べに行きましょうやっていう感じになってくるんですけど。

#なるほど。先生、それで、診察室でこう、所見とってってらっしゃるんですけども、これは先にMRIがいいなとかって思うことってあるんですか?

か。いや、ないっすね。どっちが先かどうかっていうのは。
その、MRIは、やっぱりこう、本人さん、もしくは私が確認したいと思うかどうかですね。
うん、それだけですから。
でも、それ、例えばMRIで、画像で確認できるよと。
で、画像で損傷を確認しても、ただ、損傷ありますよねっていうだけでは、手術にはならんよねみたいな話をして、じゃあリハビリ頑張りませんっていう話になったりすることもありますしね。

#なるほど。本当そうですね。はい。撮って何かが出たって、状況変わらないですもんね。

画像上、所見が出てても、それが本当に症状に関係するかどうかわかんないですからね。
うん。ほんで、やっぱ、それを狙いに行って撮ることもあるんです。
やっぱり手術の方に行きますかっていう話の持ってき方もあるんですけど、特に病院で勤めてた時は。
今は別に、、

それで確認、本人さんが、損傷していることを確認したいっていう人、やっぱいますからね。
うん、詳しく検査してっていう希望の人、いますから。

じゃあ撮りましょうって言って。別に反対するほどのこともない。
ま、それだけの話です。

#でも、やることは変わらないよっていうところ。

半月板とかで言ったら変わんないです。

でも、それが例えば骨髄浮腫みたいな病態なんであれば、こんなんあるやんか、だから痛いのよねっていう風な確認をするんですけど、 半月板とかの場合は、症状が強くなければ、撮っても撮らんでもいいかなっていう感じですね。

#なるほどなるほど。それと、骨髄浮腫なんかがあると、痛いのは当たり前だねっていうことの1つの理由付け?

そうです。痛いのはこれが原因やから痛いやんかという風なね、納得になりますよね、本人さんにとって。
レントゲンではなんともないけど、やっぱりMRI撮るとこういう反応出てるよと、そう説明すると本人さんは納得するんでね。
そうじゃないと、いやもう毎回毎回、もうもうずっと痛いんですみたいな感じでずっとなっていって、どんどん、どんどんこう、陰の方に引き込まれていくんですよね。

いや、それはこの所見があるから、

でもこの症状は所見は、どっかでマシになるから、みたいな話を持っていくと、 どんどん陰の方に落ちていくようにはならないですやんか。
納得させるためにMRIを撮るって、、

#うん、なるほど。それ結構あれですよね、MDTでメカニカルにアセスメントして症状が変わるってことの、そういった情報を提供できるって感じですよね、先生。
はい、どうもありがとうございます。
HT先生、いわゆる整形外科テストとかって言ったものが陽性ですって言った時の患者さんへの説明って同じような感じか、それともなんかその、手をね、専門にしてらっしゃるんですけど、、

あー、いや、膝も昔やってて、昔というか膝もやってたので全然問題ないんですけど、

今も本当もう、N先生おっしゃったみたいに、結局86歳とか言ったら、もうMRIでは全然、、異常があるんですよ。
だからもう、そもそももうすること自体意味を感じてないしですね、その、MRIとか。

どうしても求められたら、同年代の方でむしろ綺麗な人いませんからってことはっきり断って、だからそこで見つかってもそれが痛いとは限りませんよみたいな言い方をして、撮ることはありますね。

うんうんうん、そうですね。どうもありがとうございます。
なんか母もなんだかんだそんな感じ、、でした。
生活できてるし、そんな撮るほどの症状じゃないんだけどねって。 でも「どうしよう。骨の中に癌があったらどうしよう」とか言いながらね、さめざめとしてたんですけど。
はい、どうもありがとうございます。安心しました。

<以下、つづけ>

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