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症状・疾患解説

  1. 親指の付け根が痛む?ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)の原因と治療法

  2. 親指の付け根が痛む?ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)の原因と治療法

     

    「親指を動かすと手首が痛む」「タオルを絞るのがつらい」——そんな症状で悩んでいませんか? それはドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)の可能性があります。この疾患は親指の使いすぎによって腱に炎症が起こり、放置すると症状が悪化することも。本記事では、ドケルバン病の原因や症状、当院で行う専門的な診断と治療法をご紹介します。早めの対処で手首の痛みを改善し、快適な日常を取り戻しましょう!

    1.ドケルバン病とは?

    ドケルバン病は、手首の親指側にある腱が炎症を起こし、痛みを引き起こす腱鞘炎の一種です。スイスの整形外科医、deQuervain先生が初めて報告した疾患で、その名前がつけられています。

    ◎主な症状と特徴

    • 手首の親指側に痛みが出る
    • 物をつかむ、タオルを絞るなどの動作で痛みが増す
    • 親指を動かす際の違和感や引っかかり感

    ◎注意点

    • 初期段階では安静にするだけで改善することもありますが、放置すると症状が進行し、治療が難しくなる場合があります。

    2.当院の診断と治療法

    中野整形外科では、ドケルバン病に対して、症状の原因を正確に見極めるための診断と、患者さま一人ひとりに合わせた治療を提供しています。

    ◎専門的な診断

    • 指の状態を観察・触診・関節の動作確認により、痛みや不調の原因を探ります。
    • 超音波検査では、腱や腱鞘の状態を詳しく確認します。
    • レントゲンでは骨の変形のほか、動かした状態の撮影動き方のチェックを行います。
    • これらの検査結果から最適な治療法を提案します。

    ◎Dr.による治療

    ★注射治療
    • 腱鞘内の炎症を抑えるエコーガイド下でのステロイド注射
    • 痛みを軽減し、腱の滑走を改善
    ★薬の処方
    • 痛み止め・抗炎症薬など症状に応じた複数の処方
    • 漢方薬を活用し体質改善をサポート
    ★安静の指示
    • 装具を処方し安静保持を指示することもあります
    • 必要最低限の安静に留め、早期リハビリを実施し二次障害を防止

    3.当院リハビリによる治療

    ★運動療法

    自分で動いて自分で治す」方法をマンツーマンで指導します。手首だけではなく、体全体の使い方の癖が関係していることが多いため、肩甲骨や背骨の動きや硬さに着目したセルフエクササイズオーダーメイドで個別指導背骨へのアプローチのみで手首や指の症状が変化することも少なくありません。必要に応じて手指の関節自体のアプローチを行います。

    ★物理療法、マッサージ

    当院では実施いたしません根本解決を目指した運動療法を強みとしています。

    YouTubeや書籍のように「こんな運動があります!」とお伝えしたいところですが、ドケルバン病の症状は個人によって異なります無責任な情報提供は控え正確な診断と評価のもと、最適な運動プランをご提案します。ぜひ当院へお越しください。

    4.手術の必要性について

    ドケルバン病は、多くの場合保存的治療(リハビリや注射)改善が期待できます。ただし、保存的治療が効果を示さない場合や、進行した状態では手術が必要になることがあります。当院では慎重な評価を行い、最適な治療法をご提案します。

    5.よくある質問

    Q.ドケルバン病は放置しても治りますか?
    A.初期の段階では安静にすることで改善することもありますが、放置すると症状が進行し、治療が難しくなることがあります。

    Q.リハビリはどれくらいの頻度で通う必要がありますか?
    A.症状の程度によりますが、週1~2回の通院推奨しています。

    あなたへのメッセージ

    ドケルバン病は、適切な治療で改善可能な疾患です。痛みを我慢し続けると慢性化し、日常動作に支障をきたすこともあります。当院では、医師の診断とリハビリを組み合わせた治療を提供し、再発予防までしっかりサポートします。手首の痛みでお悩みの方は、ぜひ当院へご相談ください。あなたの快適な生活を全力でサポートします!

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