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マッケンジー先生自叙伝:Against the tide 63
今日の話にもでてくるランバーロール、当院でも販売しております。
似たようなものは、ちまたのホームセンターなどでも目にしますが、
あの絶妙のfit感はなかなかないですね。
オリジナルロールでは柔らかいのと、固めとの二種類。
スーパーロールは、これはまた、感じが違います。
表に出してない裏のメニューでプレミアムロールってのもありますが、、、
これ、日本で何本、現存してるんでしょうか?まさにプレミアム。
売れに売れたTreat your ownシリ-ズを合衆国でも、もっと手に入りやすくせなあかんと思いました。
大荷物でニュ-ジ-ランドからわざわざ本を運んでくると高くついて、読者の手に渡る値段も高うなってしまいますがな。
理学療法の器機を扱ってる会社OPTP社のShari Hanson Schroederさんが、本とランバ-ロ-ルの合衆国での配給を買ってでてくれはりました。
なんちゅうても、ランバ-ロ-ルは腰の状態を改善させるためにはうってつけのモンですさかいね。
Shariさんはロ-ルがMDTの臨床家には必要になるもんやと分かってくれはって、1982年には合衆国で製造できるようにも計ろうてくれはったんです。
アメリカで教育の需要が増えてくるにつれ、ヨ-ロッパやオ-ストラリアでも興味をもってもらえる人が増えてきましたんや。
私の方法論を教科書としてまとめなあかんとは思てましたし、1970年代末から始めてはおったんですけど、まだ概略しか出来てませんでした。
合衆国で多くの臨床家が講習に参加してくれはって、ノ-トをとってたりしますんやけど、それだけの内容では充分とはいえんし、正確性にも欠けますわな。
こんなようでは間違った診断が下されて不十分な治療がまかり通るようになってまうんやないかと心配ですし、
ひいてはマッケンジ-法の価値自体が損なわれる一因になっていくのは目にみえとりますわ。
取り急ぎ合衆国の協会支部で教育に関わる先生方へは、理論と手技を書面にして配るようにせんとあきませんでした。
ヨ-ロッパでの状況も進みつつありました。