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マッケンジー法パートBを受講して
パートBに関しては主に首と背中の症状についての講義・実技となっています。。
今回は首メインの検査・治療について感じたことを書かせていただきます
首の症状に対してのマッケンジー法の検査・治療について
問診で運動検査の進め方が変わる!
マッケンジーにおいて重要なのが、問診「最初のお話」です。
首周りの症状、どのタイミング、何をしている時、何をして痛みがでてきたのかで、
運動検査のススメ方が変わってきます。
運動検査に関しては後ほど説明させていただきます。
問診情報「お話」を最初に聞くことで、あらかじめ何をするべきかが変わってきます。
この情報があいまいになると、運動検査がスムーズに行なえません。
具体的にどんな痛み どこからどこにかけての痛み いつでるのか なにをするとましになるのか どの動作で痛みが強くなるのか これらが明確になればなるほど、運動は進めやすくなります。
自分の痛みをまず、どんな状態かを認識していただくことも非常に重要になります。
痛みがでることで自分の体を客観視できなくなります。
痛みを自分で客観視できると、変化も捉えやすくなり 改善している状況も把握しやすくなってきます。
自分自身の体の変化がわかるようになると、意欲も必然的に上がり改善しやすい傾向にもなってくるわけです。
外来リハビリは20分と限られた時間です。その中でなんのどんなお話をしていくかで運動検査のススメ方も変わってきます。
痛みが変わらなくてイライラするときもあると思いますが、一つの情報から道筋が変わってくることもありますので、一緒に痛みを乗り越えていきましょう!
マッケンジー法の首の運動検査・治療について
さて、気になるのはどんは方法で検査・治療をしてくのか??
これが気になりますよね!
マッケンジーの検査の特徴は反復運動検査です!
運動検査とはなんなのか??
反復運動を行い、その痛みが悪くなるのか 変わらないのか 良くなるのかの これらの
「反応」をみていきます。
マッケンジー法の長所は痛みと運動をどう関係づけていくのかが体系化されているところです
運動前の症状 運動中の症状 運動後の症状がどう変わっていくのかを反応を基準に
どんな運動をするのか、どんな運動はやめたほうがいいのかを決めていきます。
いい反応が出た検査がそのまま自主トレーニングとして利用されます。
例えば首を右へ振り向く動作 この動作を反復してみて、その後の痛みがましになるのであれば
その運動を自主トレーニグとしてやっていただきます。
「反応」について運動後に痛みがましになる、悪くなるといういのもありますが、症状変化だけではなく、
首の動かしやすさが変わるかどうかもチェックしていきます。
もし、首の動かしやすさが反復運動によって動かしやすくなるのであれば良い反応 動きが悪くなるのであれば悪い反応の可能性があります。
動きの変化に関しては、自分自身ではわかりづらいためセラピストに見ていただくことをオススメします!
ここの変化もかなり重要で症状が徐々に良くなっていくことが大いにあります。
首の運動検査について
首の運動でいえば 前に曲げる、後ろへ首を倒す、横に傾ける、首を振り向く動作がありますが、どの運動方向で良くなるのかを反復運動で検査を行っていきます!
最初はまず筋肉とかはあまり考えずにどっちの方向で悪くなり、どっちの方向で良くなるのかを運動で検査していくわけです。
マッケンジー法に関しては、どっちか運動方向を決めるとそちらの方向のみで運動して頂くように徹底していきます!
家でストレッチや体操をしている人はだいたい左右同じように動かした方が良いと思っている方もいるかもしれませんが、
症状・痛みがある人にとっては、マッケンジー法をやっていく上で右も左もバランス良く運動をしては良くなりません。
なぜなのか?
これは、背中の中の椎間板がどちらかに偏っているから痛みがでている可能性があります
なので、偏っている反対の方向へ運動をしていくわけですが、左右均等に運動をしてまうと
また偏りがもとに戻って改善になりません。
ここはセラピストと相談しながら、あなたにとってはどっちの方向に運動をしたらいいのかは運動後の反応で決めていくわです。
私自身がマッケンジー法での首の検査・治療をしてみて
首周囲の症状に関しては、かなり複雑でその症状がどこからか首・背中どこがが本当に原因なのかがはっきりしないなと感じることが多々あります。
肩なのか、背中なのか、首なのか
本当に首主体の症状なのかを特定するには、かなり至難のわざです。
肩・肘・手関節が痛い人でも首が原因の可能性だってあり得るわけです。
マッケンジー法を学んだことで、首の運動検査を進めることで首・背中・肩・肘・手首の症状がどこが原因で症状を誘発しているのかが区別できるようになってきました。
どういうことかというと、首の運動検査を進めていき変わらないのであれば、それは首に問題がないという分類になってきます。
運動検査を進めることでわかってくることが大いにあるため、どこが原因で症状をだしているのかを分けることができるようになってきました。
セラピストが患者さんの体に触れる治療だと痛みが軽減するが、変わらないかで、もし変わらなければ焦りがでてきます。
どちからというと治るか治らないか 0か100の判断しかできなくなる可能性があります
マッケンジー法をやっていると検査目的で運動を進めるため、そこは変わりないという情報が手に入るだけで、焦りがなくなります。
もし症状に変化があるのであれば、その運動を自主トレーニングでやっていただき経過をみていきます。
運動検査を繰り返して行うのがマッケンジー法でもあります。
首に関しては、神経も多くリスク管理も慎重にしなければなりません。また人に首を動かさせる方も恐怖心が他の部位より高いと思われます。
首は動物の弱点でもあるため、余計に触られることに対しての拒否反応も人によっては出るかもしせません。
首において触れて治療してもらうのが怖いというい方もいらっしゃると思います。
そういう方にとっても自分で動かすから怖くないと思う方は是非マッケンジー法で治療を進めていくことをお勧めします。
首の運動について
首の運動に関して、皆さんよくされるのがグルグル回す運動です。
もちろん、動かしてはいるのですが動きとしてはまだ微々たるものです。
首の動きはかなり複雑で、難しいわけです。
ここは動かし方がわかっっているプロの目線から見ていただく方が確実性があがり、どんな運動をしてくことができるのかがアドバイスすることが可能です。
その究極がマッケンジー法だと自負しています。
なにをしたら正解で何をしたら良くないのかの判断もしっかりお伝えすることができます!
なので、首の症状でお困りの方がいらっしゃれば是非当院へ来ていただき、マッケンジー法を受けてください!
お待ちしております。