お知らせ・ブログ
マッケンジー法パートAを受講して
マッケンジー法パートAは腰の検査・治療となっています。
マッケンジー法の講習会に参加し、マッケンジー法を臨床で実践して感じたことを書かせていただきます
腰痛の対処
このご時世腰が痛いと感じている人はかなり多くないでしょうか?
3~4人の1人の割合くらいで腰痛があるくらいです。
マッケンジー法をやる上で大事なことは、「自己マネジメント」です!
自己マネジメントは自分で運動をしてみて、痛みを自分でコントロールしていく術です
私が治療業界で働いている中で感じているのは、患者さん自身が人に治してもらうっていう考えが当たり前のようになっていると感じています。
ただ、やってもらうだけでは中途半端で治療が終わって再発、痛みは取れるけどまた戻っちゃう
そんなことありませんか?
マッケンジー法のいいところは、自分でするから家でも対処できるし、自分自身の体と真剣に向き合うことができます。自分でやるからこそ、自分の体について認識できてくるわけです。
やってもらうことは悪いことではありませんが、そこだけに頼ってしまうと何もできなくなります。
では、どんな運動をしていくかを判別してくための検査がマッケンジー法になります。
問診「お話」の重要性
マッケンジー法は問診に時間をかけます。
なんおためにお話を聞いていくのか?
腰が痛くなる原因をさがしていくためです。
どんなお話を聞いていくのか?
人によって生活習慣の違い・どんな仕事でどんな姿勢がお多いのか、趣味で痛めたのか、
どのタイミングで痛めて、現在なにをすることに困っているのか?
その人の一日の過ごし方を細かく聞いていきます。
痛みの大半は生活習慣がかなり影響します。この生活している中でどう対処していくのかも考えていくわけです。
これらの情報から、その人がどんな状況で困っていて、どんなことをすると悪くなるのか、どんな体操をすると良くなっていくのかをまずはお話を聞いて予測をしていきます。
それを「反復運動」を行い、検査をしていく流れがマッケンジー法の特徴です。
運動検査
マッケンジー法の特徴として運動検査があります。
運動検査とは?
運動検査はその人の痛みが運動をすることで、どう変化するのかを検証してく作業です
痛みが悪くなる 痛みが変わりない 痛みが良くなる
大まかに3つに分けて考えていきます。
腰が痛い人に関しては、腰の運動がすすめていきます。
どんな運動があるのか? ①腰を曲げる運動 ②腰を伸ばす運動 ③腰をずらす運動
だいたいこの3つになります。
まずは単純な動きから見ていき、そこで変わりなければ運動検査としては、ずらすと曲げる ずらすと伸ばすなど 回すと曲げるなど、混ぜ合わせた検査もやっていきます。
お話を聞いてから、その人がどの運動をすると悪くなり、どの運動をすると良くなるのか検査すると記載していましたが、最初はこの3つの運動のどれかを進めていき状況が変わるかどうかを確認していきます。
もしその運動がその人にとって、良くなる反応が出るのあれば、その運動検査をそのまま自主トレーニグとして使います。
もし悪くなるのであれば、その人にとってその運動はしないほうがいいという判断になり、日常ではどんなことをしていると悪化する可能性があるのかをお伝えすることができます。
自宅での運動について
そもそも運動をする習慣がない、運動なんて嫌い 時間がない、、
そんな方でもマッケンジー法をお勧めします。
なぜなら
マッケンジー法の運動はその人の環境に合わせた運動をお伝えしています。
問診「お話」を聞く中で、その人の生活環境、仕事環境、どんな道具・家具などがあるのか、どんな生活を送っているのか、人によって違います。
なので、その情報の中からなるべく手っ取り早く取り組める運動方法を探してあなたに提供します。
マッケンジー法の運動は一回の回数を重要視していわけではなく、一日の中でどれくらい取り組めるかが重要になってきます。
回数は少なくてもいいので、なるべく細かく運動ができる方が効果が高い可能性があります。
運動の種類も多くて2~3です。 できるのであれば1種類に絞ってなるべくシンプルでわかりやすく簡単にできる運動をお伝えするように心がけています。
家でなら誰でもできるような運動を考案していきます。
痛いときにどんな運動をしていいのか、運動が苦手と感じている方には是非マッケンジー法をオススメします。
悩んでいるのであればすぐにでも当院へいらしてください。
治すというより痛みを自分でコントロールしていく
痛みがなくなるのか、なくならないのか
この考えは0か100になります。痛みがそう簡単に0にはなりくいものです。
0になるものばかりを追い求めてても心が疲弊していきます。
マッケンジーの考え的に、自分で運動することでその症状が少しでもましになる体操があるのかを見つけていく作業です。
少しでもましになる体操を続けていくことでどうなっていくのか!
この考えを持つと痛みに悩んでいる方の道が少し開けるかもしれません。
それを続けてみて、痛みが減ってきた人も何人かみてきました。
あっ痛みが少し減っている、気持ちがちょっとでもいい方向に傾くだけでも
楽になることだってあります。
体操は痛いときこそ試してみる
痛いときに体操??
そう思うことは無理はありません。
大体の人は痛い時は安静に!とうい考えが普通かもしれません。
痛いときに体操をしてみて、その後に自分が感じていた痛みがどう変わるのか?
もし良くなるのであれば、それはあなたの成功体験になります。
それをどんどん続けてみましょう!
この痛みがましになる体験 これがあることで、痛いときにどう対処すればいいのか自分でわかれば、痛みを自分でコントロールできるというのがマッケンジー法の特徴です!
あっこうすれば良くなんるだ!こういう体験を積み重ねていくと自分の体の調整できてきます
もちろん全部が全部うまくいくわけではありませんが、体操をしてみて良くなっていく患者さんもたくさん見てきました。
なかなか痛みがある方にとっては難しいことかもしれませんが、自分で対処をするから心も安心できるのではないかと思っています。
体操はその体に応じてどんどん変わってきます。どの体操をしていくかをセラピストと相談をしながらあなたの悩みを一緒に乗り越えていきたいを思っています!