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靴一つで変わるウォーキングの効果！正しい選び方のポイント
中野整形外科運動器リハビリテーションクリニックの理学療法士・斉藤潤です！
今日は、ウォーキングの効果を最大限に引き出すための秘訣についてお伝えしたいと思います。
ポイントは、正しい靴の選び方にあります。
ウォーキングに適した正しい靴を選ぶことで、ウォーキングの効果が向上し、足のトラブルなく快適なウォーキングを楽しむことができるようになると思います。
目次
この記事では、ウォーキングにおいて正しい靴の選び方がなぜ重要なのか、そしてそのポイントについて詳しく解説していきます。
正しい靴を選ぶことで、ウォーキングの効果を最大限に発揮できるだけでなく、足や膝関節への負担を軽減し、足のトラブルを回避することができるようになると思います。
靴を選ぶ際には、デザインやサイズ、値段だけで決めていないでしょうか？
ちゃんと性能にも気を付ける必要があります。
ウォーキングは身体に良いとされる運動ですが、正しい靴を選ばなければ、その効果を半減させてしまうだけでなく、足や膝などに痛みを出す原因となる可能性もあります。
そこで、あなたが１人でもウォーキングに適切な自分にあった靴を選ぶことができるように、４つのポイントをお伝えしたいと思っています。
① ヒールカウンターのしっかりしている靴
ヒールカウンターってどこ？という方が大半だと思います。
私も靴の勉強するまでは気にしたこともありませんでした。
ヒールカウンターは踵を包み込むように硬く形成された部分で、踵の内外側への傾きを防ぐ機能があります。
ヒールカウンターがしっかりしている靴は、足首をしっかりと支え、安定した歩行をサポートし、足の怪我を防ぎます。
ウォーキングでは踵から足をつくため、ヒールカウンターはとても重要なポイントとなります。
靴を買いに行ったら、店員に見られない様に踵の部分を横からつまんでみてください。
（みられても怒られないと思いますが、、、）
写真の様につぶれてしまう靴はウォーキングには、絶対にオススメしません。
② クッション性が高すぎない靴
クッション性が高い靴の方が、足を衝撃から守ってくれそうな感じがしますが、一時的にジャンプしているランニングと違って、ウォーキングは足をつく際の衝撃は強くありません。
逆に、クッション性が高すぎるとかえって足が不安定になり、ウォーキングには不向きとなります。
砂浜を裸足で早く歩くことを想像して見てください。足がぐらついて、めっちゃ疲れそうじゃないですか？
クッション性はメーカーによって異なりますので、しっかりと試し履きで歩いて、適度なクッション性があるか、踵を着いた時に足がぐらつかないかを確認してください。
③ 足のつま先の部分だけがしっかりと曲がる靴
歩くときは最終的に指先で地面を蹴る形になります。
足指の動きと一致する場所が適度に曲がる靴を選ぶ様にしてください。
靴のつま先を地面に押し付けて、だいたい靴の前１／３くらいが曲がるモノです。
ウォーキングシューズと謳われてあるモノであれば問題ないと思いますが、時々「足に優しいどこでも曲がる柔らか靴」のような宣伝された靴を見かけますが、ウォーキングには適しません。
④自分の足のサイズに合った靴
これは当たり前と言えば当たり前のことなのですが、結構、足に合っていない靴を履いている方が多いなという実感があります。
靴のサイズはメーカーによって異なります。
できれば中敷をはずして、自分の足を乗せてみたときに、0.5~1cmほどの余裕があることを確認してください。
また長さ以外に大事なことは「足幅や足囲」で、「ワイズ」と呼ばれるものです。
３Eとか２Eという表記をみたことがあるかもしれませんが、それがワイズです。
なんとなく狭いから大きめの靴を履いているという方が多いですが、ウォーキングの際に大きめの靴を履いていると、中で足が動くことで、足のトラブルの原因となりやすいです。
家に巻き尺があれば、親指と小指の付け根を通る甲周り（足囲）を自分で測ってみてください。
足のサイズとともに下のサイトに足囲の数値を入力し、自分のワイズを確認して見てください。
注意としては、調べたワイズで靴を履いてみた時、どうしてもきついなと感じる場合は無理せず、店員さんに確認し、違うデザインの靴など代替品がないかを教えてもらってください。
正しい靴の選び方を知ることは、ウォーキングをより効果的かつ快適に楽しむために不可欠です。
靴を選ぶ際にはデザインや値段以外にも、ヒールカウンターやクッション性や屈曲性、サイズなどしっかりと目を向けてみましょう。
もし靴選びが不安であれば、靴合わせのプロであるシューフィッターの在籍する靴屋さんだとより良いと思いますよ。
さあ、この記事を読みおえた今、あなたは自分で正しい靴の選ぶことができるので、より効果的で快適なウォーキングを足のトラブルなく楽しむことができるでしょう。
まずは、自分の足に合った靴を見つけるために、上記のポイントを参考に、靴を選んでみてください。
今履いている靴が足やカラダに合っているのか知りたい方は、当院の「足と靴の健康相談室」というサービスで、わたし斉藤潤が靴と足のチェックをいたします。
くわしくは当院ホームページの以下のページをご覧ください
◉健康づくりの第一歩！誰でもできる簡単な運動「ウォーキング」を紹介
◉ウォーキング効果を実感できない？適切な負荷とポイントを伝授！
◉靴紐の結び方で足のトラブル回避！〜靴の正しい履き方と紐の結び方〜
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