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MDT/マッケンジー法症例検討会:伊藤塾 24年5月⑤/9
この他動検査、passiveでね、ERPがあるかどうかっていうのも調べたんですけど、やっぱり、この上の通りと同じですよっていう ことで、可動域検査の中に、全部現れてるってことでいいと思います。
で、抵抗運動で、外旋と外転には、疼痛があって、筋力が弱い、
痛みがね、あって弱いっていうところでいいと思うんですけども、筋力が弱いっていう情報があります。
でHawkins-KeneddyとかNeerテストがどっちも陽性です。 impingeの 可能性があるってこと前提ではあります。
で、脊椎のスクリーニングに行きます。
なんで脊椎のスクリーニングをするかってのは、もうもうこれは皆さんオッケーですよね。
肩だとエクスポスタディで、リチャード先生のやつでほぼ47パーセントかなんか、かなり、半分近くはやっぱ頸椎由来っていう データがあるので、まず頸椎はもう絶対必須で調べようってことなんですけども。
今回、屈曲伸展ともノンエフェクトっていう情報しか載ってないんですけども、ここで皆さんおそらく肩に行くんだと思うんです、肩をね、評価しなきゃいけない っていう中で、皆さん頸椎の評価ってどこまで肩の場合やってらっしゃるかっていうのを ご紹介いただければと思うんですけども。
肩かな、頸椎かなって言った時って、 もう一通りやる感じですか?
<参加者 >
一通り屈曲を行くことがあんまりないですけど。
側屈は試そうかなって感じですかね。
なるほどね。そうですよね。
<参加者 >
屈曲に行くことはあんまりない。まあまあ、なくはないですけどって感じですね。
屈曲伸展ともNEで出てるんですけども、 仮にちょっとご紹介させていただくとすると、
Dundeeで教わったメンターの先生はもう早いです。
大体3回ぐらいしか来られない患者さんだっていう前提で進めるので、 土日に何しよう、頸椎なのか肩なのかっていうと、このスクリーニングはしたいっていう感じ。
2回回目には必ずもう肩に入れるのか頸椎で行くのかって決めなきゃいけないから、初回の時に少しでも反応があるかっていうのを見なさいっていうことで
頸椎はもちろん伸展、臥位のね、traction-extensionまでやって、それでも挙上であったり、HBBの痛みも全く変わらなかったらもうすぐ、 もう側屈でいきますね。
側屈でいって、しっかりとmobilizationして ダメだってなったら、どうすんだっお前って言われて、うーん、持続って言いながらガーっとやって、
それでも変わらないって言ったら、うん、側屈じゃないかなって。
反対いけって言われて、反対をぐーってやって、もう一通り回旋から何から、全部mobilizationまでやって、 あんまり変わんなかったら、わかった、肩いけっていうな感じです。
ちょっとでも頸椎の伸展でちょっとでも変わったなっていうとやっぱ欲が出るので、頸椎の伸展がやりやすいようにって、胸椎の 、上位胸椎の方も、上から乗っかってでもいいからって、うつ伏せにして乗っかって、上に体重かけて mobilizationしろっていう感じで、変化がないから、うん、わかった、じゃあ肩でっていう感じです。そんな感じ。
<参加者 >
Part Eの時に、外国の、 名前ちょっと忘れましたけど、人がやってるの見て速攻、肩にいってたんですけど、deplomaの人らにとって、この情報あったらもう脊柱はあまりないよね、みたいなのは、問診とか、チャートまでの間にあるんですか?
1つあるとすると、やっぱね、症状分布が首とリンクしてないっていうところ。
生活の動作の中で、そこはみるようにって言われましたね。
やっぱり首とリンクしたような、
自転車乗ってる時とか。車の運転をしていて、肩まで走るとか、特に肩峰から上にちょっとでも行くと、
首はしっかりって言われましたけど、肩峰から下だろみたいな感じで、
下ってか、本当、肩峰だろみたいな感じだと、 もうさっさと頸椎はスクリーニングしといて、肩に行けっていう感じでしたね。
で、逆に言うと、肩に行くのが早すぎても 治らない、必ずまた戻ってくるからっていうような感じで、
だから本来の意味ではMDTとしてどうなのかとは思いましたけど。
3回とか4回とか、限られた時間でしか 臨床ができないんですけど、やっぱりメンターの先生、結果出してるので、
うん、あははーと思って見てたんですけど、早いのは早いですね。
アメリカの支部の方の先生も、ものすごく早いって言ってましたね。
もう、manipullationまでやっちゃうって、それがDPだろうっていう、必要だっていう サインを見たらもう入る。
ちょっとでも変わったとかね、痛みがちょっとでも減ったっていうのがあると、もう脊椎でガっていくみたい。
全く変わんなかったらもうすぐさっさと。
<参加者 >
とりあえず1回やって、なんかちょっと変わったら脊柱行くんですけど、2回目以降にあんまり変化ないなと思ったらもう肩行こうかなって思いながらちょっと頸椎攻めるので、
どっかでね、頸椎やんなきゃいけないみたいなプレッシャーをね、自分で勝手に抱えるんですけど、
<参加者 >
肩行ったけど変わんないから、頸椎に戻ってみたらよくなるってことがあるんで、 やっぱ頸椎潰しとこうかなと思うけど、患者さんの反応とか見てると、やっぱり肩だなと思うから、肩を2回目以降、3回目ぐらいからは行くことが多いんです、今の感じで やったら、まあまあ間違ってはないのかなと思いながら、、です
患者さんも肩やっても変わんなかったなって、変わんなかったねって、一緒にこうそうだねって思うと、また違いますよね。頸椎に行く時の感じが。
<参加者 >
屈曲伸展の評価の話なんですけど、 見てて明らかに動きが悪いっていう時には、先に本当に動かせるところまで持っていかないとっていう気がするんですよ。
それで、特に比較的高齢の人に多いと思うんですけど、胸椎が明らかに動きが悪いような固い方ですよね。
そういう風に見て取れた時には、僕は早めに胸椎やってますね。
首だけ動かそうとしても胸椎が全く動いてない人っているじゃない。
そういう時は早めに胸椎に手を入れた方が結果がいいような印象なんですよね。
胸椎のderangementって意味ではないんですけど、それによって多分,首の動きもまた同時に良くなってるんじゃないかなと思うんですね。
だから、そういう感じで胸椎をしっかり動かすことを意識しながら、例えば手を添えて、背骨を伸ばす感じで指導したりしてですね。
頸椎のっていうよりは、もう胸椎まで含めた動きを出すようなイメージで言ってますね。
そうですね、おっしゃる通りだと思います。頸椎と胸椎って、肋骨がついてるかついてないかの違いで、なんとなく名前がついてるだけで、 動きのこと考えたり、頸椎の、で頸筋になんかついてるとか考えたら、やっぱり肩甲骨内側までは含めて頸椎を 意識しなきゃいけない部位だなっていうような気はしますよね。
もう早めに、頸椎6、7、8ぐらいを。Th1なんか 、いくら待ってたって動いてこないから、さっさとね、もっと下からしっかりと伸展方向に誘導してあげようっていう方法もとても必要な患者さんが、実際いらっしゃるなって感じがします。
それを胸椎と呼ぶか頸椎と呼ぶかっていうので、よくね、講習会でもみんな話に話題になってきます。 だけど、 胸椎に早く介入して頸椎の動きが出すっていう、その明確な目的を持ってっていう感じでいいんだと思います。