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MDT/マッケンジー法症例カンファレンス2024/6/12:⑤/11

さらに問診情報から絞る、絞りつづける

悪化と増悪因子と、消失、緩和因子のところ、なんですけども、

ここで有力な手がかり。

今、肩なのかな、首なのかなっていうところで、

スクリーニング、絞っていく作業に入っていこうかなっていう 段階なんですけども、

これで、いかにも首っぽいなっていうのって、この中では 、

どれで首っぽいなって、なんとなく匂うものってありますか?

前屈で増悪とか、時間が経つにつれ、増悪するっていうところ。

そうですね、前屈で、首の動きの前屈とか。
午前中も痛くて、時間が経つにつれて、、、スラッシュじゃないですもんね、これたまにやっぱり痛いってことは全くゼロではない っていうところで、

この辺は動作と関連あるなっていうのはありますよね。

あとは、この辺はどうでしょうか?

そうですね、振り向く、スラッシュじゃないので怪しいかなっていうのもあるし。
除外はできないなって感じはします。

そうですね。除外しちゃいけないなって。

ここら辺は どういう時に振り向くと。振り向くにしてもいろんなシチュエーションがあるので、 自転車に乗ってかがんで振り向くときがいつも痛いんだけども、そうじゃない時は大丈夫っていう時もあるので、やっぱ追加の質問で絞っていくっていうのが必要になってくるかと思います。 で、なんかこれ肩だなと思わせるような情報って言ったらいかがでしょうか?

衣服の着脱とリーチ動作って書いてる時点で肩っぽいなって感じです

そうですよね。実際どうでしょうか。最終的に分類が肩で終了した方っていうのは。ここら辺の情報っていうのは、先生も手がかりにしながら 、日ごろ臨床されてる感じでしょうか?

このチェックが入っても、結局頸椎のderangementってこともあるんで、これがあるから必ず肩って感じでは ないですけどね。

このコメントがもう心地よいというか!
そうなんですよね。ここについて、なんかもうやり始めの頃はもうこれついたら肩だな!なんて勝手に思い込んだりしてたんですけども、やっぱ順番で ちゃんと頸椎っていうものは必ず残しながら除外していく作業にっていうのは入ってきます。

この1ページ目、最後の、ここまで全部入れますけれども、この1ページ目を通して、今の段階で 除外できるものって言ったらいかがでしょう。

1ページ目の情報で、これは除外していいなっていうものでは、、、、

頸椎のDysfunctionはどうでしょう?
これは頸椎のDysfunctionではどうやらなさそうでいいでしょうかね。

部位がね、前回からもずっとテーマになってる脊椎のDysfunctionっていうのではなさそうっていうので、もうかなりね、順位を、下の方に下げて、除外しちゃってもいいかなと思います。

あとは、肩のArticular Dysfunctionどうでしょう?

Articular Dysfunctionっていうのはend rangeで必ずP/NWですので、

肩の Articular Dysfunctionである可能性っていうのは、なんかちょっと もう、なんかね、もうこの空気で除外まではできないんじゃないかっていう感じでしょうね。そうですよね。

問診情報ってこうで、これ全てじゃないので、問診情報って出たとしても、私たちはもう反復運動しなければ それはわからないっていうとこのスタンスでいいと思うんですけども、 よりそれっぽいかどうかっていうと、ちょっと優先度は下がるかな。

なんかね、前屈の時に痛いとか、
Articular Dysfunctionをその1番最初に追っかけて、Articularかどうかって言って戦わなくてもいいなって気はしますよね。

Postur syndromeは、もちろんなしでできます。

あとは慢性疼痛、CPSと言われてるものなんですけど、これはどうでしょうね。

もう 安静時が0っていうところで、慢性疼痛っていうのは別に除外してもいいかな。5か月経ったとしても、ペインリハ学会で慢性疼痛慢性疼痛ってみんなが念仏のように言ったとしても、こは違う、我々はそうは思わないっていう感じで、にやっと笑って、、、。
5か月だからっていうんじゃない、MDTにおけるCPSはそのくくりだけではないってことでいいかと思います。

あとは、これ以外、1ページ目で ちょっと聞いときたいようなことってありますでしょうか。

年齢が55歳 男性、左側の症状っていうところで、、 よく循環器のなんか関連痛とかって話は出てくるんですけど、共通とかではなさそうなので、とりあえず1回聞いといて、高血圧の治療もしてますので、 とりあえず聞くだけは聞くけどっていう感じで。特にね、 赤い旗を振ってred flagsっていうわけではなさそうなんですけど、一応、55歳以上の男性であるっていうところは、ちょっと気をつけながらって感じでいきたいと思います。

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