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MDT/マッケンジー法症例カンファレンス2024/6/12:⑥/11

理学検査:さらに絞り込む

では次に理学検査、1ページ目いいでしょうかね。理学検査に参ります。

理学検査なんですけども、健介さんですね、安静時の痛みが0なんです。
安静時の痛みが0で、姿勢の修正って、この方には、姿勢の矯正の検査しますか、しましませんかっていう質問なんですけれども、いかがでしょう?

します。

しますっ!!理由はっ?!!

やっぱり脊柱からの可能性は、、とりあえず別にBetterを探す探すわけじゃないので、Worseでもいいので、なんか変化が出るかどうかは探したいですね。

すごいもう、さすがです。そうなんです。

Betterを探すためっていうよりは、Worseになる可能性はまだ秘めてますので 、矯正して良くなるってパターンだけでくると、なんかちょっと 読み間違いをね、しやすいんです。

姿勢矯正検査、矯正したことで痛くなる、悪化するっていうのも1つ大事な要件なので、安静にしてればなんともないよって言ってても、しっかりと矯正した時に悪化するのか どうかってのは確認してもいいか。

で、なんか結構思いっきりprotrusionしても検査してって、どっちも 大丈夫かなって。姿勢の矯正っていう姿勢の修正、もしくは変化で症状が出るかっていうのを確認するっていうのも1つ、作戦としてはいいかなと。

じゃあ、この他で、この段階で理学検査を進めますね。

ここの理学検査の今この状態でお聞きしたいんですけれども、 この時点で除外できるものっていうのはありますでしょうか。この情報だけでです。

一応おさらいをね、してみましょう。

姿勢検査では変化がありませんでした。

特段なんか猫背なわけでもありません。
で、症状はもう肩の一部のとこなんで、一応ここの段階では、神経学的な検査はしてません。
で、リーチ動作とかか、検査可動域域制限っていうのを一応ベースラインには取りましょうっていうこと、肩のね、動きなのでっていうことで取ってますけども。

これが、自動運動でやった時に、中等度伸展で、中等度屈曲で、どれもやっぱり痛みが出ているんですね。
自動運動でどれも痛みが出て、いやな感じで、もう本当苦手です。こういう患者さん 、で、他動運動どうかなあと。

O/Pは、他動運動したらこれと全く同じ、自動運動と同じ、の症状で、しかも抵抗運動。

今度はContractile Dysfunctionの要因をちょっと絞り込むために 抵抗運動をやると、屈曲、外転、内旋、外旋でと強い痛みが出る。どれも、 嫌だけども、いますよね。実際こういう患者さんね、いらっしゃるんですよね。

こういうような状態で、しかも腱のね、インピンジメントとかのサインのテストも陽性がしっかり出てます。
こういった感じの患者さんを今皆さん目にした時に、除外できるものっていうのはどうでしょう。

肩のContractile Dysfunctionっていうのは 除外できますか?
そうなんですよ、悩ましいんですよね。
一応ケーススタディの勉強に使用した資料の中では、Contractile Dysfunctionは

end range painも出てるので、一応除外ができるだろうとされていました。
Contractile Dysfunctionっぽくないよねっていう感じです。
ぽくないっていうと、残ってくるのがやっぱArticular Dysfunctionと。

でも、Articular Dysfunctionもね、動いてる最中に痛かったから、、、どうでしょうね。 そうすると、 Dysfunctionっていうくくりが、かなり後ろの方に優先度がど、どどどっと下がってって、今DerangementなのかOtherなのかの攻めぎあいに入ってきます。
なので、やっぱりやんなきゃいけないことって、なんかなんとかして、DPがあるのかどうかをしっかりと調べたいっていう作業に入ってまいります。

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