お知らせ・ブログ
MDT/マッケンジー法症例カンファレンス2024/6/12:⑪/11
胸椎の問題について
これ、あのね、お渡ししていますので、ちょっと眺めていただいて、
この文献自体を要約するっていう作業を、今しているので、 次回になんとなく、どういった文献なのかってのは、かいつまんでご説明ができるかと思います。
以上ですが、ご質問はありますでしょうか。
これはもう公式的に聞きたいだけなんですけど。
海外とかでは。ただ、こういう症例が来た時に、頸椎ダメな時に胸椎はいかないんですか?
胸椎ってありだと思います。むしろ積極的に。
マニュアル的にはあんまり多分ないと思うんで、こういうそのペースとかでも絶対、胸椎の伸展とかは入ってこないですけど。胸椎伸展、胸椎のね。その海外のリアルってどんな感じなのかなと思って。
どうなんでしょうね。日本支部、結構、、胸椎好きですね。
日本では診療に時間かけれるじゃないですか。保険制度とかでいうと。
でも海外では、マッケンジーの本質って、その時間かけられない時に早く方針定めて、自己マネージメントにっていうところが多分前提にあるので、早く見切りをつけてこうとする。 Dysfunctionも多分チェックしはるんやと思うんですけど、リアルなところがどうなんやろなと思って。
リアルに胸椎あるあるだと思います。実際にDundeeのジョン先生なんかも頸椎で拉致が開かないって言うと、前回お伝えしたと思うんですけど、 うつ伏せにして胸椎上位にしっかり負荷かけてみなさいと言われて、伸展だってわかってんだったらトコトンやれっていうような感じで。
何しろしっかりDPと思われる方向に負荷をかけて、胸椎、頸椎ではないって、要はスパインじゃないことをはっきりしろっていう時はしっかり胸椎に介入は ありますね。
あと姿勢と関係がある方やなんかも特に、胸椎から 頸椎ってね、前回も出ましたけど、肋骨がついてるかどうかの違いだけなので、やっぱり胸椎っていうのは必ずやっぱり見ていくポイントだとは思います。
ただ、何がなんでも胸椎に行っちゃえっていうのともまた違うので、 必ずスクリーニングの目的を明確にしておいて、胸椎を使ってスパインを除外するっていう、 もうそのための目的にもう突進するって感じでいいかと思います。
この症例の最終結果ってあるんですか?
この症例の最終結果はですね、結局フローズンショルダーだったっていう一応ストーリーにはなってます。
で、なんかちょっと色々文献がわっと並んでて、その根拠となる文献ってのが紹介されてるって感じなので、今回このスライドから割愛させていただいたんですけども、 そういうの中で、フローズンショルダーっていうものはやっぱりあるんだよ、ステロイドとかを、注射のコンサルが必要なこともあるかもしれませんねっていうのを紹介されたような感じですね。はい。
これ臨床的にあれですよ、結帯動作で良くなることが多いかなと思って、
今回の、この症例のパターンは、
また。内旋位の伸展もあり得るんですけど、どちらかというと、やっぱこう、解剖学的に、骨頭を引き剥がすような、 引き離すか、リトラクション、トラクションをかけるような動きがかかる結帯動作の方で良くなることが多いです。
明らかなDPではないんですけど、パターンの方が多いかなっていう、経験的に、ですけど。
そうですね。そうすると、もう上腕骨頭がこう船のように、こうね、ローテーションしたりとかって動いたりっていう、そのイメージも やっぱりどっかで持っていて、だからこそ、痛くてもちょっとやってみようとか、この動きでテンションかけてどうかとか ね。肩峰のこの前方通路って、前に引っかからないところでどうかとか、外の後方のとこ動かしたらどうだろうとか、
そういうのは引っ張ってきてもいいのかなと思う。
なんか内旋位の肩伸展でちょっと良くなってるみたいな感じだったんだよね。やっぱその要素が、
そうですね、1回内旋で介入してますもんね。
なんかそれを出た瞬間に僕は全然、さっき難しい悩むみたいな書いてましたけど、 伸展で内旋で良くなるんやったら、じゃあ結帯動作、行こうみたいな感じです。
結構今のパターン出たら悩まずに DPかどうかは置いといて、なんか進もうみたいな感じの道しるべに見えるんですけどね。
特にHBBは臀部で終わってるので、もちろん可動制限もあるっていうとこでも追いかけるべき内容ではあると思う。
はい、これはもう臨床的な感じだけです。はい、
この、これで残念ながら。だから3回目の動かないんでお医者さん行きますって、やっぱり患者さんの不安が増しちゃったっていうところの手前で、もう1息、内旋+伸展であれば、 やっぱりそれにさらにあれですよね、内転が加わるような形でやるっていうのも1つ やりたいですね。やり収めをしたいっていう感じのとこだと思います。他、大丈夫でしょうか。
さっきの話題にちょっと戻るんですけど、やっぱり同じような症例でも 明らかに頚胸椎の辺りの硬さがある人は、僕もうちょっとやっぱ脊椎すると思いますね。
フローズンショルダーも結果としてそのような感じですけど、 やっぱり胸椎をしっかり介入することが後で結構メリットがあるっていうか、実際に動かす時の可動域もきっと違ってくると思うんですよね。
だから明らかにそこがこう最初の評価の段階で動いてないなと思ったら、僕はもうちょっと脊椎の介入はやっぱりしながら肩をやる かもしれないなと思います。
だから、例えば胸椎を持続でもいいから、負担だったら、持続でもいいから、例えばこう、ベッド横なフロアに横になって、背中にタオル入れて、ちょっと伸ばす時間をちょっと長く作るとか、そんなことをちょっと入れながら 肩に介入していくとか、同時進行でやるかもしれないなっていうイメージですね。
この2、3回目ぐらいからですね、僕はそんな感じの介入すると思います。
なんかこれが48時間。48時間って、やっぱスパンがやっぱ違う。ちょっと早いですよね、これね。
で、さっさとこう、ちょっとお医者さんの方で意見を求めてっていうような感じで、 おそらくこのケースの目的は、フローズンショルダー、そういうケースがありますよっていうのを教育で使っていきたいんだなっていうように私は取ったんですけども。
やっぱ実際、私たちなんか何回もある程度ね、保険制度の違いも ありますけども、もっとしっかり突っ込んでいけるっていう利点もありますので、
胸椎はね、こういった場合は、硬かったら尚更、もう胸椎は 絶対やりたいっていうところですね。
今回のペインリハ学会で、
第2、第3胸椎の骨折の症例って、見ました?
ポスターの、 どこの病院だったかな、ほら、 50メーター上から転落して、第2、第3の胸椎の骨折をされて、そこを固定して、
で、ブレースが変わって、ちょっと胸椎が、ちょっとこう、今までこう、伸展で固定してたものが、ちょっと 前屈に入った途端に両方の手の手が上がらなくなっちゃってって症例を今回ポスターで発表した、、、
藤田医科大学ですね。
ポスターの2日目の19番の演題に出てます。
面白かったのは、その方、MDT全く関係なくて介入されたんですけども、
結局、やってることとか、胸椎の伸展の反復運動だったっていう感じの内容だったと思うんです。
結果的に、その、完全に、第2、第3縛りで、完全に固定された人が、いきなり胸椎が動き始めた時に、両方の肩が挙がんなくなるとか、痛くて挙がんないとか、今まで肩に何も症状がなかった人が、いきなり肩が 症状が出たとか、
で、1回介入しただけで、治ったとか、なんか、そんな感じの内容だったんだと思うので、
やっぱ、胸椎っていうのは、まだ魔物だなと思うような、 、、症例を見ました。
なのでね、50メーター上から転落して、外傷だけで済んだっていう、そのたまたま起きたその症例、貴重な症例で、やっぱ胸椎と肩の動きっていうのを、すごく関連があるのっていうのを、 他の病院のMDTと全く関係ない人から勉強させていただいたなっていう経験をした、 ということがありました。
はい、よろしいでしょうか。