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MDT/マッケンジー法症例検討会 7月 ④/7:問診表から考える分類について、そして、可動域検査のベースライン設定へ

で、1枚目の表面の問診票をご覧になって、可能性がある分類、
やっぱり捨てられないなと思った分類っていうのはどんなものがありますでしょうか。

最初に頸椎のDerangementは今1枚目を見て除外ができるかどう?

#肘のDerangementは?

#肘のContractiled Dysfunctionどうでしょうか?

#なるほどね。どんな質問聞きたいですか?

#そうですね、いろんな角度とかね、そういうのを聞くのすごく大事ですよね。

ここに筋収縮が伴ったような動作で誘発 があるときには、

やっぱりContractiled Dysfunctionっていうのは 可能性は0じゃないと思って、

評価表裏面の評価で確認するって作業に入ります。

むしろ、Articular DysfunctionっていうのはEnd Range Painなので、

動作の途中でこんだけ出られちゃうと、

 肘のArticular Dysfunctionっていうのは、

うん、前回も話がでてましたけど、 ちょっと、かなりね、可能性は低いっていうか、

なんか、そう、検査の中で、
Contractiled Dysfunctionか、Articular Dysfunctionかっつったら、やっぱり、Contractiled Dysfunctionの可能性をしっかりDerangementと鑑別したいなっていう感じにはなって。
こんな感じで、頭の中でね、

順序、優先順位をなんとなくつけていくっていう段階に入ります。

 

外傷の可能性はどうでしょう?

ここで、特に2週間前、6週間前から痛いって言ってますもんね。
なので、運搬したからどうかっていうのはちょっと考えづらいとか、

痛みが間歇的であるってこと考えたら 外傷はちょっと可能性ないかなっていうんだから。逆に言うとなんでこういうこと考えるかっていうと、 これから評価に入っていいかな、どうかなって判断する時に、よしやろういう感じになってきます。

さあ、じゃあ皆さん、これから裏で 、裏面、これから行きますけども、どういう感じで治療を構成したくなりますでしょうか?

#そうですね。頸椎は捨てらんないですよね。確かにね、おっしゃる通りですね。

頸椎だけがいいかどうかっていうと、 坐位っていうのが入ってくると、その人が日頃どんな、、

#ね。はい、おっしゃる通りです。

姿勢をまず評価表の裏にね、入り、早々に入りますので、姿勢の観察をします。

で、姿勢の変化に伴う症状のね、出方を調べます。
この前やりましたけど、姿勢変化に伴う症状で、症状が全くなければ姿勢矯正をしなくていいかどうかって言ったら、「いや、 それはやる、やるっていうのは意義がある」って。なぜかっていうと、姿勢を矯正ね、矯正なりなんなり修正した時に症状が出るかもしれないっていう 視点でね、やりましょうってことで、姿勢を変化させた時に症状がどうなるかとか、
もちろん可動制限どうかな、とか。

End range Pain,PDM、これ、Articular ね、Dysfunctionなのか、PDMなのか、CDなのかっていうのを調べることやりたいですよね。

で、機能のベースラインをとるんですけど、リーチ動作とかね、握りしめるなんていうのが入ってますので、握りしめで痛かったら、痛みが出るまでに何キロとかっていう感じのグリップの測定してもいいですよね。
指標になりますのでね。

で、もちろん頸椎のスクリーニング、あとベースライン確かめたりとかでやってみて、 頸椎のスクリーニングを取ります。

で、再度ベースラインをやって、変化がなければ、 もちろんね、肘の評価にいこうっていう感じで、頭の中にこう、設計図を描いてきました。

さて、では何をベースラインにしたいかっていうとこで、、、

物品をね、握って、荷物を持って痛めた、みたいなエピソードがありますので、やっぱりなんか握った状態で肘を動かすとか、 握力を継続しといて握力が落ちてるかどうかっていう以上に、やっぱその再現性のある指標として取れるってことですね。

で、リーチ動作。

先ほど先生おっしゃってくださいました、ものを持ってどうか、持たなくても 痛いのか、筋収縮を伴うようになんか負荷をかけたらどうかっていうので行きます。

このタイピング、15分とか、20キロのものを持ち上げるとか、ここらへんのものって指標としてはどうでしょう。

#そうですね。おっしゃる通りです。その時の時間でベースラインと再現性ってのは難しいかもしれないけど、本人が感じる指標になるので、おうちでどうでしたかっていうな感じで 経過を追うために使っていきます。

#じゃあ、可動域検査で除外できる分類はありますでしょうか?

ややこしいですね。ちょっと説明します。

可動域検査だけでまずDerangementは除外はできない。いいですよね。
Articular Dysfunctionはどうでしょう?

いよいよ詰めに入ります。さっきArticularじゃなさそうだなと思ったのはここの根拠で出てきますか?
他動運動のとこ見ていただいて、肘の伸展可動ね。

こっちで伸展で、PDMが出てるんだけども。

で、もしそれで抵抗運動でも肘伸展での手関節背屈。いわゆるね、抵抗運動したら痛いって言うんだけど、他動運動では 可動制限もないし痛みもない。

こんなうまくいくことってあるかしら?教材なのでしょうがないんですけど。

Articular Dysfunctionはどうでしょう、除外できますか?

#はい、ありがとうございます。 一応除外してね。色々頭の中にあると大変なのでね。なんか絞り込みたいですよね。Derangemantと何かを鑑別していくっていう作業に 入ってきます。

MDT/マッケンジー法症例検討会 7月①:急性腰痛について、ちょっとひとこと

MDT/マッケンジー法症例検討会 7月②: 肘痛について、導入

MDT/マッケンジー法症例検討会 7月 ③:症例提示 肘が痛い靭(ジン)さん

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