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MDT/マッケンジー法症例検討会 9月⑥:腰野サン、再発予防について
再発予防の指導、皆さんご存じの通りなんですけども、動きの制限、 一方向のねEILならEIL、伸展方向で動きの制限が出てきてないかな、どうかなとか、そういった感じで 見てもらいます。
朝の思いっきりの屈曲の動作っていうのは、こういう方には「避けた方がいいんじゃないですか」って言って差し上げてもいいのかもしれない。
実際、再発予防のご指導とかって、みなさん、どんな感じでされてるんですか?
このスライドに出てるように、指導はやっぱりしてます。
結構、朝はゆっくりとか、反対に必ず朝から起きたら伸展をやってくださいとかですね。
で、屈曲して症状がこう出てきたらまた伸展をしてくださいとかいう指導はしてますが、
その前の、当院ではやっぱりこう、機能回復の段階までフォローできる人がいないですね。
どちらかというと、ある程度もうその伸展なり屈曲なり指導して痛みが 軽減したら、もうそこで一旦終了になってしまって、機能回復の段階までフォローできないので、
痛みが軽減したところで、今後こういうところまでしないといけないのでっていう説明は するんですけど、なかなか守られてるかどうか、その後の状況は計り知れないです。
機能回復に入らない。入れない理由ってのはなんなんですか。
もう主治医が痛みが軽減した段階で診察を終了するので、、、
定期の診察でほとんど痛みがなくなりましたってなると、その後もうフォローアップは 終了されてしまうので。
こちらが機能回復までっていうのは、よほど患者さんがドクターと話してフォローアップをお願いをされない限りはできてないっていう。
反対に、術後の患者さんなんかだと、結構希望される患者さんが多いので。 術後の方はフォローアップはまだ できるかな。
だから次来た時は再発してこられたりとか。えーっていう状態になってしまう。
いろんな事情がありますので、、、
はい。病院の事情ですね。
クリニックの事情。私の職場もやっぱクリニックの経営の事情ってのがあるので 。
症状がなくなってきたら、DPを意識しつつガンガン筋トレして、最初と最後に、MDTアセスメントはちゃんとして、 エクササイズできてるかな、どうかなの確認したら、もうしっかり汗かいてもらったりとか、嫌われたりとかしながら。
でもね、来ることがリハビリだったりする年代もいますのでね、やっぱりそれはそれで。こちらがおしゃべりをするためじゃなくてどうしたんですか?って聞きながら、評価がカツッとなるような感じで取り組めればいいのかななんて感じです。
あと、再発予防に関してちょっとだけ あれですけど、多分再発予防、僕もあんまり意識的にはしてないんですけど、した方がいいっていう経験はあって、 逆にめっちゃ真面目な人で、姿勢矯正ばっかりで、こう丸めたらあかんみたいな感じで思ってる、ザ・マッケンジーに、こう、心酔してる人らは
逆の本当にderangementで帰ってくることが何回かあります。
ありますね。私もあります
だから、本当にこれ、再発予防やっぱやらなあかんのやなっていうのが、
患者さんにも曲げても大丈夫だよっていうことをちゃんと分からせる、学習のためにもやらないと、 マッケンジー!って、本当に真面目にやる人は、伸展で逆のderangementを作ってくることが本当にある。
そういうことさせないように、屈曲もしていいっすよみたいな感じの指導をすべきやろうなっていうのは、そういうのを見ると思います。
賛成です、はい。お辞儀もできない状態で、、、
なんか守ってますよ、姿勢はちょっとこうやって、いつもこうやって座ってるんすよ!、みたいな感じで。
そうですよね、
坐位で症状悪化するんですよ。
じゃあ屈曲かなと思って見たら、全然伸展にぐいってこうやってる。
そうですね、
守ってます!、みたいなんが結構あるので、
はい、
これはちょっと、そういう意味では、ちゃんと本当にやった方がいいなって思う人が時々います。
そうですね。もう心に止めておきたいと思います。もう本当に
ぎっくり腰とかものすごい痛み経験した人は特にだと思います。
したくなくなるので、 大丈夫や言うてもやらなかったりとか、日常生活でも屈曲しないように生活してる人とかめっちゃいるので、
確かにね、
やっぱDPだけ探してると、伸展してたら良くなるんで伸展してってくださいね、 屈曲、抑制ですよみたいな感じで経過してはい終わりってなると、 そういう逆のDerangement作ってて、なんかどっか腰は大丈夫やけど首が痛いですとか、 他のところDerangementを作って帰ってくるってことは結構あるなっていうのはあるので、はい、機能改善、結構、うん、大事やなと。
もう大事ですね。確かに
そういう意味で大事やなと思ってます。
曲げてどうかっていうのを確認しながらでもいいから、なんか、これで来院せず途切れるかもしれないな?…って感じるような状況の患者さんだったら尚のこと、先にそういった情報入れといて差し上げるってのも大事ですよね。
どうしても、やっぱりいい姿勢、イコール、伸ばしとかなあかんみたいな感じになってしまってるんで。
あくまでも症状管理として伸展がいいだけの話なので。
姿勢として伸展ということがいいわけじゃないので、はい、その辺。
あとは、そうですね、僕は、伸展DPやったとしても、SOCをやっぱセットでお伝えするので、座位が長い人とか、
なんて言うんですか、公式な、その講習会とかでは、SOCは あんまりセットでは教えないじゃないですか、やっぱ伸展DPなのに屈曲するし、みたいな話で。
そういうのを指導しないで、伸展だけやってると、
さっきの 逆Derangementみたいなのになるので、その辺はちょっとね、公式的には言及はできないでしょうけど、SOCも結構大事やなっていうのはやっぱり。てか、うちは、 ほぼ座ってる人とかはセットでお伝えはしてますね。
いますね。私もしますし。やっぱりちょこちょこやるのは 、エクササイズ大変でも、SOCってもうすぐやりやすいから、 これはもうセットであって、よっぽど屈曲させたくなかったらOC⇄neutralでも。ね、そんな感じですよね。
はい、すごいですね。やっぱり臨床でちゃんとみてる先生方って、なんかほら、
いろんなとこからこう引っ張ってきて、ちゃんと患者さんの症状がうまくなるようにっていうのをちゃんと工夫していらっしゃるんだなと思う。
講習会とかでもぜひそのアイデアは、余談ですがみたいな感じでシェアして 共有させていただければと思います。
すごくいいと思う。ありがとうございます。