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お知らせ・ブログ

MDT/マッケンジー法症例検討会 9月⑦:腰野サン、うまくいってなかったら?

で、この方、ちゃんちゃん♪でうまくいったんですけど、例えば、じゃあね、これ 全部Worseだったらどうしますか?って話にちょっとサクッと繋げていきます。

Worse、Worse、Worseだったらどうしますかっていうと?
Worseだったら、traffic light guideは?

赤です。

赤です。はい、 どうもFA戦略でいくしかないとこになってきます。

で、 EILからFAって言ったら、時間的な要素って言ったら、

皆さんご存じの持続であったりとか、
何日かかけてとか、そういった頻度だったりとかね、そういった要素でどんどん、どんどんやっていくんですけども、

方向の要素だと、例えば、 伸展なのにうまくいかないって言った時に、ちょこっと角度かけてみようかなって、HOCにしてみよう、角度の調整であったりとか、
あとは方向の調整であったりとかっていう、動かし方をね、変えたりっていうので、作戦を練っていく。

例えば、セルフの OPまでで良くなければ、ホームエクササイズっていうのはもうセルフでやれるもので大丈夫。

HEPってのはホームエクササイズプログラムなんですけども、

セラピストのOPがかかっても良くなっても、セルフの 内容で大丈夫。

mobilizationで良くなった。mobilizationする人がいないとできないよ?…じゃなくて、暫定分類とエクササイズの方針(戦略)が決まったってだけなので、どんどんこういった感じで分類に応じたHEPを指導します。

manipullationはほとんどやらないですけど、やってる国もありますから、それもセルフで代用していきましょう。

mobilizationをするためにはセラピストじゃなきゃダメではなく、方針が決まっていれば、そのままセルフで進めます。

ただ、赤になったらFAを検討する必要がありますね。

仮に、セラピストのmobilizationの段階で、赤で止まっちゃったとします。

いい感じで来てたんだけど、赤になってそこで止まったってなったら、
1個前の段階に戻るわけです。

負荷の程度を変えればいいなら、セラピストのOPの段階に戻りゃいいはずなんだけど、黄色に戻ったままじゃもったいないの。

じゃあ、何をしましょう?…っていう感じに なるんですね。

そうすると、今のその負荷を変えるっていうのは、選択肢の中で、今度は反復から持続にしようとか、角度を変えたりとか、方向変えましょうよっていうアイデアが出てくる。

で、FPはもう、もう負荷はね、もう赤で壁に当たっているので、ではFAをっていうので、反復の代わりに持続行ってみようかなっていう選択肢があります。
で、コースマニュアルにある通りで、

荷重のFAはどんな種類があるの?っていうところで、こういったリストがあります。

その時に、皆さんもおっしゃっている通りですよね。
立位でダメだったら坐位でいいじゃんって話がありましたけども、開始肢位を変えてみたりっていうような感じで 調整してきます。

負荷を変更するのかな、角度を調整するのかっていう。

これの選択肢の中に
例えば、伸展のエクササイズでいいとこまで来たんだけどなあ。でも次はFAだなって思ったら微調整すればいい。

一方、どうやら問診からはDPが全く予想できないし、明らかに赤赤赤って。何やったって赤っだなってなったら、 じゃあ思い切って逆方向に変えてみようかってね。

こんな感じの使い方をしてってもいいのかなと思います。

伸展方向のバリエーションとありますよね。

伸展方向だよって言ったら、EILやうつ伏せ、EIS….などなどの選択肢があって、 そう、FAが入ってくると、ちょっと角度つけてHOCしてみようかな?とか。

それで、 いまいちだってなったら、FA、もう1回、今度は側方負荷が入っていきます。

でも側方負荷でも良くなんないって。FA、じゃあ方向変えましょう?ってなって屈曲に入ってくんですけど、

屈曲でもちょっとやっぱりなんかうまくいかないなって言ったら、FA、角度つけてみようっていう感じ。

もちろんこれで終わらずに、じゃあもう逆っちゃえっていうのがあるんですね。

逆もしかり。

痛い方を縮めるっていうことだけにととらわれずに、粛々とFP、FAのセオリーに従って組み立てていく。

で、姿勢との関係も考える。

FPなんか加えてくると、ものすごい何通りにもなるので、

その中からどれを、「じゃあ、せーの」でこれにしよう、っていう選び方じゃなくて、

患者様のストーリーに合わせて、どの負荷が患者さんに合っているのかなっていうのを皆さんで選んでいくって感じ。

皆さんでやってくださいみたいな、もう本当に丸投げになってますけど。

例えば、

よく迷われる方から質問をいただくのですが、側方の負荷の使い方の違いなんですけども、

矢状方向、HOCでセラピストのOPをするとします。

その次に何するかっていうと、 HOCの状態で、垂直にmobilizationに行きます。

それでも黄色だね。じゃあどうすんだって言った時に、

今度は側方への負荷にして、側方からセラピストがOPする。

で、まっすぐのままにして、ちょっともう交互にmobilization。

これがFPの階層とセラピストの負荷の階層の行ったり来たり、そうすると整理しやすいんですね。

これ終わった、これ終わった、これを、これ ここまでやって、もういよいよ側方どうしよっかなって言った時にking of the側方が来ますので、回旋のmobilizationに入ってくる。

この側方の負荷から入ったら、

今度はmobilizationやって、セラピストのOPでも、
FAでも、なんとかしなきゃいけないよって言ったら、もうちょっとHOCなんかやって、エクステンションの要素を全くなしにして 、真横にしてみようぜっていうような感じにしたりとか。

で、さっき話題に出た回旋のね、狭まってるところを開きましょうって回旋の手技へすぐ移行するんです…っていうあれは….

回旋のmobilisation、僕、やっちゃうんだよね、私やっちゃうんだよねって言うんだけど、意外とこのプロセスのフローがあったのかもしれない。

おそらくね、 屈曲+回旋、ここに行き着いた、 もしくは、そうそうに屈曲+回旋をやると早く効果が出るってことに気づいたってことは、おそらくこういうプロセスがその患者さんのストーリーに合致してたいのかな?って考えることができるかも。

だから、こういう患者さん、このパターンで 良くなるよねって思ったのなら飛び込んでって使っていいと思う。でもその経験則は、今までどれだけ丁寧に丁寧に、 credential取り立ての時から、原則に沿って丁寧に取り組んできたかによると思います。原則に従ってきたからこそ、見えてくる経験則。

やっぱりcredential取り立ての先生には特に、本当にセオリー通りに丁寧に!丁寧に!やってみてほしいって。そこですね。

側方って決まったら、 それでもまたちょっといまいちの反応なら、次はFAとして、ポジションを変えます。

立位にします。壁でやって、OPでどんどん、どんどん
荷重下でやったりっていう感じで、分類が決まれば側方に攻めていくっていう感じになってくると。

以上です。
すいません、なんかまた遅くなりましたね。

ありがとうございました。以上です。

質問イイです? マッケンジ-の公式的にね、今回の症例は持続になってるじゃないですか。伸展の。

はい。

あんまり実践で伸展の持続ってこう、お伝えしないんですけど、

 どういう状況だったら伸展の持続を 選択するみたいなのって、なんかこう、公式的にこういう時は、みたいなのってあります?

もちろん選択肢の中の持続も忘れないようにやって、持続やったら当たるみたいなのはあると思うんですけど、
こう、伸展の持続をチョイスする、反復超えて持続にしてあるじゃないですか。

今回、持続に、エクササイズが、なってるじゃないですか。

そういうのって、なんか、基準っていうか、こういう時は、みたいなのってありますか?

一応、原則として、反復運動検査で変化が得られない時、

いわゆる反復の刺激で変化が得られない、いい反応が得られない時に、

FAとして、 持続っていうの、

いいとこ行ってんのになっていうので、反復反復で色々変えて試してみた、それでも反応がイマイチ。いいとこ行ってんだったら、負荷の方向は変更せずに、その方向でじわっと持続してみようかなというのが1つ。

あとは反復できない何かの理由がある っていう感じでしたね。

テキストに載ってないんですよね、マニュアルにね、そういったとこまではね。
ただ、持続の時に、その反復運動検査で変化がない時は持続に行くっていうぐらいのコメントは確かあったと思うんですけども、

口頭試問の中では、何らか反復ができない理由があるとか、

その理由は、ただ手が支えらんないとか、痛みが強すぎて反復の運動ができない、 そういうことなんだけども、

私が臨床実習中にメンターから言われたのは、「だってそもそも赤じゃん」って言われた。

反復しようとした時にうまくいかないっていうことは、結局黄色が繋がるか、赤が灯っちゃうか、だから、

結局FAに行かなきゃいけないじゃんっていうところで、持続が待ってるって。

持続の選択肢がある。
なので、持続を選択することが必ずしもtraffic light guideを無視したことでは全くなくて、
そうなるしかないような状況、そうするのがベストっていうところがtraffic light guideによって導かれていると考えられるんですよね。

つまり、多分信号に導かれてその「持続」という選択肢があるんだっていう 捉え方でいいかなと思うんです。

なので、公式でもそう。

反復運動検査 で変化がない時、結果が得られない時には持続をすることになってると。

今回の症例は、ごめんなさい、ちょっとその反復云々のところを見逃したんであれですけど、反復で全然NBだからセルフエクサイズは持続にしましたって話ですか。
反復検査なんか持続を試してたんですかね。ちょっとこれ、ちょっと見逃し、

これも、作りながら、これ順序なんなんだろうなとか一応思って、

なんか持続が出てきたから、ちょっと、だから、なんか基準があんのかなと思って

うん、そこまで深く考えてないんじゃないかと。

いや、持続って、自分があんましないんで、やっぱ時間かけられない、現場でかけれないってのがあるので、あまり選択肢として入ってこないので、ただ、こういう時、有用だよみたいなのがあるんだったら チョイスしてもいいなってのは、ちょっと思っただけなんで、、、

個人的なことであれなんですけども、

反復の検査でね、betterは出るんです。

で、もう必ずこれでDP決まったと思ってんだけど、 もうこの人絶対やんないなと思う時があるんですよね。

こんなしんどいの、で、枕持ってきて 携帯でも見ながらうつ伏せになったら、とか、それこそお風呂で浮いてみたら、みたいな導入しやすいとこから持続をすることありますね。

もう昔、取り立ての時、取り立てっていうか、そのcredentialになりたての時は、なんか持続伸展やってた記憶があるんですけど、何か持続伸展をこう、やっちゃったって自分がいるので、 やっぱ法則というか、やっぱりこう、いいかどうかは置いといて、FAを追求してる自分がいるので、 あんまり持続、あ、FAって今、持続なんですけどね、その持続以外のFAで今探してる自分がいるので、なんか
今回ので、ちょっとやっぱ持続やるか、みたいな感じで、また改めて思っとる次第なんですけど、、、

なんか持続以外のオルタナティブスが見えるステージにいらっしゃるから、それがあるのかもしれないですよね。

今までの経験値だと思うんですよね。

でも、やっぱり、でも、シンプルに伸展で攻めたいってのはやっぱあるんです。
今回の話で、やっぱりやっぱりな、基本大事やなっていう感じですかね。

いじくりたいんだけど、やっぱりシンプルにセオリー通りにFP、FAだなんていう、順序を積んでいくのがいいのかなと思って。

やっぱなんか側方にすぐ行きそうな感じがするんですよ。でも今回なんかやっぱり持続ってなってるので、 これ。

だから今回、ちょっとやっぱお勉強になったなと思って。

まね、側方やっても、もしかしたら良くなる人なのかもしれないですけど、持続っていう選択肢で良くなるっていうのは、やっぱりなかなか。はい、お勉強になったなと思います。

このケース自体が、持続って選択肢があるよっていうテーマで、構成されてるようなので、 まあまあ、もちろんそういう例がいますよっていうことでいいのかなと思うんですけど。そうですね、側方に行きたくなりますし、、、開きたくなりますよね、椎間孔。

制限がないんでね、行くって言っても、その、症状だけなんで、ちょっと微妙かなと思ったりはしますけど。

はい、ありがとうございます。

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