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MDT/マッケンジー法症例検討会 10月⑤:首から上の上肢の痛み、頸子さん  光がみえてきた、まとめ

じゃあ次、この次のところで、今度ね、臥位にされてますね。やっぱり force alternativeに入んなきゃいけないので、Worse,Worseで続いてるので、、、臥位になりました。

で、臥位でやりましたが、 Worseでした。

でも、なんかもう、これまでの、ここまでの段階で一応やったんだけども、Worseでした。

でも臥位だと。とりあえず指のね、症状は出てこないようです。

さあ、ここでですね、 伸展のキングと言いますか、もうこれ最後は確認してから横に行きたいと思うような手技なんです。
retructionのextensionに行くべきかどうか迷ってるんですけど、どうしましょうか?

ご相談させてください。皆様、
こういう時ってどうされてます?

もうこれは患者さんと相談です。

#患者さんと相談して、とか?

いま、その以降のこと、マッケンジー法ならではの、その先を見越してこれを行っとかないと次に進めないので確かめさせてくださいっていうので、納得してもらったら伸展まで。

#この臥位のretruction のextension、要はその,非荷重でやるやつなんですよね。tractionかけてやるやつ。あれの利点って言ったら?M先生。
あれの利点、ただ坐位でextensionじゃなくて、traction なんで、tractionのextensionのすごいところ。 ああ、すごいところっていうか、なんか 一生懸命こうやって引っ張っちゃってるけど。

り、利点ですか?

#利点です。

なんでしょうかね。もしかすると、質問の内容とちょっと違うのかもしれませんけど、 リトラクション方向ってやっぱりなかなか純粋に動きが出しにくかったりだとか、なんか制限が強い人ほど、こう、 肩甲骨、こう挙上させちゃって、こう、なんなんですかね、筋肉が余計に緊張してしまって、それを痛いって感じちゃったりとかってことがあるので、臥位でretructionをするときに、 ちゃんとターゲットの、例えば、下位の頸椎が 伸展方向にしっかり、ベクトルがちゃんとかかってそうかなっていうのは見た上で、で、そこから
さらにそこを強くしていきたい時は使うんですけど、なんか、そうですね、ちょっとごめんなさい。だから、、、

#すごいキーワードが出ました。「確実に動かして差し上げたい」っていう時に、そのおっしゃる通りです。

 tractionかけて動きやすく、ちょっとね、どうしても詰まった感じで動かないような固い感じだったら、tractionしながら、先生おっしゃったった通りに、 動かしにくいところをしっかりextensionに持ってって誘導して、
要はend rangeを見てみないと先に進めないよっていうような状況なので、そのおっしゃった通り、確実に動かしていきたい時に やってくっていうのは非常に有効というかね。

その代わり、J先生がおっしゃった通り、患者さんと相談して やってってのは、受け入れが良くないと緊張するだけで、悪なき戦いっていう感じになってしまうので、患者様とよく相談して、
ちょっと調べたいって言って、もう自分がやってみせて、安心さしてもらったりとかしながらっていう感じでやる かなと思います。

なので、この方の場合は、ちょっと相談してね。Retruction,extension、迷ったけど行きました。この方、 やってみました。

う、へこむ、、、Worse!!

やったけど、、、Worseかよっていうことで。
でもね、指の症状出てないよな。なんて感じなんですよね。
これ,どうでしょう皆さん。derangementの可能性はまだあります?

まだまだ別に、かな?ある!
さっきもそうですけど、さっきのも別にMURじゃ,僕の中ではないので、 まだまだ全然やってないこといっぱいありますから、可能性はあると僕は思います。

#ここ、これで、こうやってWorse、WorseってやるからWorseになっちゃってるだけでって、ちょっとやりようがあるかなっていうのね。
何しろ 動きで反応しますってもう問診で出てますからね。動くと良くなる!
そしたら、ただ探せないだけなのと、今この瞬間に探せてないだけかなみたいな感じの見方でいいと。

伸展方向潰せてよかったねくらいです。

#そうですね、そうですね。

それで、ここで、まだまだ指までは出ないとか、なんか、いや、ちょっと本当にミニマムなね、 差が出てるんですよね。

前腕までは出てないやとかね。はい、そうです。

さあ、多数決になりましたっていうとこで、

屈曲方向を調べたいって、側方を調べたい。これ、どうしても伸展ね、おっしゃってくださったその伸展方向は潰しましたっていうとこからなんですけども、屈曲方向を調べたいっていう方と、側方で 屈曲調べたい、ディベートっていうのは、自分がどう思おうとその立場に立って述べるっていうことをね、トレーニングがさせられますけども、

じゃあ、私は側方だと思ってんのに、屈曲を調べたいんでしょって言われて、

いや、そんなことないから調べたいんだよ。

じゃあどうしてそう思うの?、、、みたいな感じのね、 なんかシナリオトレーニングの時に言われるんですけど、屈曲どうでしょうか?

この中から屈曲を調べたい。側方を調べたい、どれか1つしか最後選べないとしたらどうしようっていう感じでいきましょうか。

もちろん、屈曲をね、行く時間があって、屈曲ももちろん行くんですけども、もし、ショートカットっていうのも変ですけども、より 簡潔にってか、すっきりと行きたいなって思った時に、ちょっといろんなね、、、側方 の要素がある人の特徴って覚えてらっしゃいますか?

矢状面で悪化するって特徴がありましたよね。
で、この辺が、protrusionではないんだけど、 矢状面で悪化してますよね。 ここら辺はね、反復運動検査っていうわけじゃないんですけど、この可動域の、見ながらなんですけど、 それに比べると側方はこんだけ。結構動きがある

首で終わってるのと、左側屈のとこと、上肢まで症状が出てっていうことで、この方はなんかその側方にすごく変動がある特徴がある。
そしたら、もちろん屈曲もいけるんだけども、もしかしたらこれは逆に言うと、側方を見て差し上げなきゃいけないかなっていう発想になってくるかなと。

で、臥位のまま側方の負荷に入りました。臥位です。

臥位でちょっといじくっちゃったもんだから、これちょっと前腕に出てるようですね。

で、側屈をしました。
右の 側屈1回だけやると、1回だけやりました。こんな感じです。
で、反復やってみました

じゃん。

これはいいお知らせでしょうか?
K先生、これは好き? 好きとかってどういう講習会やあ、まあ、、、

これまでずっとWorseが続いてきたので、その中でNo betterが出てくると、ちょっとこう、光が見えてきたような感じがします。

#ええ、そうですね。 悪い中のちょっと一部の望みって感じしますよね。ノットベーターってね、元の状態に戻って症状は残ってんだけど、なんかびっくりして、ちょっと前腕の方は ちょっといいって。
そうすると、前腕の方がdecreaseしてるってことであれば、これはcentralizationとは言いきれないまでも、なんとなく範囲が狭まってきてるっていうイメージは受けますね 。
で、はい、これで次に何をしましょうなんですけども、次、何をしたいでしょうか?

今ね、臥位なんです。これで、 これ多分、mobilizationとかselfのover pressure、selfって臥位では難しいですけども、結構やったんですね。おそらくoverpressureやったりと。
でも、NBのまんまなんです。黄色で3点集まった、、、K先生。K先生の講習会の時代って、force progression がいくつか集まったらforce alternativeしましょう,みたいなのってありました?

いや、、、

#私のときではなかったから、多分ないですよね。テキストにそういう記載が なかったような気がするんですけど、K先生の時はありました?

確かテキストには書いてなかったんですけど。H先生から一応そのforce progressionの方を優先して 、変わらなかったらalternativeに行きましょうみたいな話が補足であったと記憶してます。

#そうですね、その通りです。なんか最近、2020年版のテキストはもう黄色3つで赤に変わるみたいな感じぐらいのは、多分それぐらい直接的に言わないと 伝わらない国でもMDTの講習会が開催され始めてるので、テキストはそのような感じで再編成したんだと思うんですけども、 こんだけ黄色が続いてるので、やっぱforce alternativeにしなきゃいけないんですね。

で、やりました,,,ジャン!!

これでbetter出ました!

これ、座位に変えました。

座位に変わったので、force alternativeとして ね。黄色が続いてたので、、、黄色が続いてたので、force alternativeになっています。

だけど、 逆方向とかに行かないで、いい線行ってるから同じ方向でできるようにってことで、ポジションを変えるっていうalternativeを使って、右の側屈をやりました。

で、全部ね、クリアして、mobilizationで、この 症状がdeareaseして、最終的にはbetterになりましたっていうストーリーなんですけども、
セルフエクササイズは何を指導しますか? M先生、何、指導したいですか?

最後、座位で、、座位、でたんですね。
そうですね、座位で右側屈ですかね。

NBではあるんですけど、 mobilizationまでかけないとbetterにはなってないとは思うんですけど。
でも、セルフでするんだったら、座位で右側屈。

#ばっちりです。私も当初すごく悩んだんです。

mobilizationでやっとbetterになったから、 どうやってこの負荷をかけようっていうところにものすごく悩みをね,昔持って、昔っていうか、当初 Part AとかPartB取った時はそう思ってたんですけども、これmobilizationでbettrになりましたよってことで、DPが見つかったよっていう収穫があったんですね。

反復動検査でDPが見つかったら、あとは それに沿ったセルフエクササイズをやればいいかなっていう発想でいいと思うね。
で、mobilizationまでしなきゃいけなかったっていうことであれば、頻度を増やしてもいいかもしれないし、なんかどっか、手をね、使いながら、うまく負荷がかかるような方法とか、横になってみましょうとか、なんか色々ね、工夫しながら、 患者さんと相談して、DPに沿ったエクササイズを指導するってことになるかと思います。

ここでね、 そう、mobilizationでbetterになったから、mobilizationじゃないとbetterにならないんだって悩まなくていいので、
反復運動検査でDPが見つかったよっていうことだけが、今ここ収穫にあって、で、そこからマネジメントを組み立てればいい。
セルフでできるものを考える、ね。

はい、ここまでで。何かご質問がありますか?

K先生、今までの、シナリオトレーニングって, 初めてというか。はい、 やったと思うんですけど、イメージ、印象は?

頭すごく使うんですけど、 このデータを取りこぼさずに実際に取らないといけない。臨床ってやっぱりもっと大変だなと思いながら。

#そうですね、はい。臨床、実際も患者さんバリエーションがあるし、 時間にも追われるしっていうね、残念なところ。

もう本当はたっぷり時間取ってきちんとできる治療法であるっていうのは、これはもう絶対揺るがないんですけども、 やっぱり保険制度であったりとか、環境によっては20分でね、やってる方もいらっしゃるしってこと考えたら、こういう、なんかね、いきなりやると大変なんですけども、

こういうものの考え方っていうシナリオのね、トレーニングをしとくと、困った患者さんほど助かるっていう。  自分の経験と考えだけでやってると、本当、対処できなくなった時に、よし、じゃあ最初に戻って最初からやってみようってやると、 意外とちゃんとしたとこに、パチンコの玉がぽろんと落ちてくれるので、そういった感じの使い方してもいいかなと。

最後の方の、座位での側方の話なんですけど。
おそらく皆さんそうされると思うんですけど、ではエクササイズどうしましょうっていう時には、必ずそれをその場でやってから確認するってことやらないといけないですよね。
さっきの結果を基に、そのままそのforce progressionで、over pressureでしたっけね、やって、 そして、だから、これでDP見つかったから、じゃあこれをやってくださいっていうのを,まずその場でやってもらって、本当にそれでいいのかどうかの確認は必要ですよね,,,ということが今ちょっと聞いてて思ったので。

#ありがとうございます。おっしゃる通りです。

mobilizationって人の手を借りたもので、DPが見つかったって言って、 あとはじゃあさっさと自分でやってってわけにはいかないなってとこですよね。

で、実際によかれと思って目の前でやってもらっても、 お家でできるほどこう精度が上がらなかったら効果が出にくいと思いますので、
やっぱ実際やんなきゃいけないかなと思います。どうもありがとうございます、先生。

で、ですね、 1例やって、この時間になりまして、 やっぱり2回に、2回にまとめるかなって、、、すいません。

ケイコさんの、 このケースで、何を言いかったかっていうと、

やっぱ症状範囲の変化をつぶさに観察することが大事だなっていうところ、

 ちょっとした前腕とかね、指の先とか、そういったもの、なんかめんどくさくて聞けないんですけれども、やっぱり範囲っていうのすごく大事だなっていうことと、

 神経学的検査がMURだったりした場合はね、臨床的な判断においてそういうやっぱ重要な役割を果たした、そういった例もありますよというところで、

筋力低下なんかがあったら、もうすぐに、もうドクターに相談してという感じの対応したいなと思いました。

で、今度、カタヨリさんっていう方は頭痛の方なんですけど、途中までちょっとやらせていただいても大丈夫ですか?

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