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MDT/マッケンジー法症例検討会 11月1発目-③:頭痛、片寄さん//評価表裏面へ、可動域検査

では、ここはやっぱりJ先生にぜひ、
これもうね、ご指導される立場におられますから、
この、今度、評価表の裏面に入っていくんですけども、先生、これ、
例えばね、A先生、今回パートAの講習会終わってほやほやなんですけども、
A先生がもし後輩として指導を受けに来たって言ったら、
どういった感じで 指導されますでしょうか?

何を言ったらいいんですか?
その、次に見ていく方針を言えばいいんですか?

そうですね、今、表面のインテイクをね、したので、はい、この次に 裏面にぺらっとね、入りますけども。
理学的所見で、例えば 何を見落とさないでほしいとか、なんかそんな願望でもいい。

うん、さっきの、めまい、耳鳴り、吐き気っていうのが、さっきの時も言えばよかったですけど、今現在あるのかどうかっていうのをまず取っといて、 で、その動き、今から検査で、動き、可動域の検査するんで、その何かで出たりとか入れたりとか、その辺はちょっと 気にして見といた方がいいかなと

おっしゃる通りだと思います。
評価表の表面の重篤な病理、病態を示唆するように、なんかそういった情報で出ちゃってたら、 やっぱり裏面で検査したいものって、やっぱり脳血管障害とか、そう、TIAがあったんじゃないかとか。
だから、そういったもの、一応もう除外したいですよね、先に動かしたいので。そんな感じでいいと思います。はい、ありがとうございます。すいません、振りました。はい、ありがとうございました。で、じゃあ行きます。 じゃあ裏面ね、、、行きました。
ここの可動姿勢と神経学的検査ですね、可動域検査出ました。

ここから読み取るものっていうのを一緒にちょっと確認をしたいんです。
チェックポイントをね、ちょっと一緒に、と思うんですけども、
まず、この姿勢、 姿勢はあれですよね、猫背って書いてありますけど、
この方は、 姿勢はいいかどうかって言ったら、もちろん?

良くない。
悪い、ですよね。

で、頸部の前方位って、いわゆるprotrusionが、、、

あるってことですね。

で、斜頸がないで、側方のね、shiftとかないので、これはもう矢状面からスタートしようよっていう捉え方でもよろしいですか?

はい、いいと思います。

ありがとうございます。で、ついでに、ついでにっても変ですけど、 姿勢の矯正をね、してみました。猫背からちょっとアップライトにってしました。
その時に変化なかったんです。
これ、DPに役立つかどうかっていうと、、、DPの検索にはちょっと?

逆に、うん、どうかな、、、
立たないかなって感じ。

だよね。立たないですね、 うん。
猫背、矯正したら、変化が、症状に変化。
痛いんでしょうね、頭がね。
そうやってやってみてくださいってやったんだけど、あんまり変化がないって言って、ちょっと ドンピシャで、DPっていうのには使いきれない感じありますよね。
まあ、悪化はしないから、ちょっと持続したりとか、なんか色々検索してもいいなとは思うけれども、今のところ、ここまでではね、ちょっと難しいかなって。
これはこれで、情報としておいておきます。

ここでね、ドンピシャで改善って言うと、もうそっから嬉しくなって、ルンルンでやるんですけどね、ここで変化しないって言うと思うと、ワーッと思いながら、
逆に言うと、矢状面じゃない可能性もあるなっていう感じで捉えていくこともできるかと。
矢状面じゃないのかもしれないなっていうね、なんか、 鼻を聞かせながらいきます。
で、一応、はい、どうもありがとうございます。

神経学的検査は、特に筋力も感覚の障害もないしっていうとこで、特に問題ない。
そうすると、先ほどJ先生がおっしゃってた、ね、脳血管でって、ちょっとめまいとかとの関連では、かなりまたリスクが、ポンポンポンポンって下に降りてって、今のところ今日は 反復運動検査やっても良さそうだなっていう感じでね。
で、一応、筋力低下とか、これ確認するのは、やった後に逆に悪くなる可能性も考えて、一応こういうね、頭痛の時、私は取ってますね。
理学検査のこの部分は取った方がいいかなと思ってます。
悪化した時にその 根拠がないので、終わった後、なんか力入りにくいような気がするなんて言われた時に、もう握力いつも測るんですけども、あんま変わんないよって見せて、あ、気のせいかなんておっしゃることもあります。

で可動域検査のこの方の特徴は?
M先生、この方の特徴をちょっと説明いただけますか?

右の側屈と回旋に中等度の制限があるっていうのが
ちょっと、おおって思いました。

気になりますね、確かに。どうもありがとうございます。

色々チェックポイントがありますが、矯正してもDPの直接的な手がかりにはなりにくいって、ならないって書いたらあれですけど、 なりにくない、この時点では。
で、神経学検査で重篤な病理、病態除外できそう。
で、矢状面で、さっきおっしゃったその矢状面よりも側方で制限が大きくなってる傾向があります。

で、retractionと伸展が軽度に低下して、ちょっとend range painが。
これね、あれなんですね、ちょっとパートAだけ受講したA先生には申し訳ないんですけど、、、Retractionっていうのは、こういう顎を引く、 上位頚椎に対しては屈曲の動きになります。
で、Protrusionて、先ほど先生がおっしゃった、頚椎を前にね、突出したような形のこと、Protrusionっていう名称で呼ぶんですけども、

これ、顎出しの、姿勢なんですけど、
これは逆に上位頚椎は伸展方向、 下位頸椎を屈曲方向っていうね、こういったクランクの構造になりますけども、それで、どっちも伸展方向にね、この方出てる。
retructionも 伸展もなると、って、下位頸椎の伸展っていうのがちょっと1つキーワードになってんのかなって。言いながら、こう探っていきます。

頭痛と決めつけずに、でも頭痛を前提にって難しいですね。やっぱり頭痛っていうのね。
で、頸椎の問題だと、匂わせの情報っていうのはこの中でありますでしょうか?

もうちょっと行っちゃいますね。

姿勢。もちろんね、先ほどI先生がおっしゃってくださった、アゴ出しをしてる猫背の姿勢って、頸椎と関連ありそうだな、姿勢だなってなりますし、 下位頚椎の伸展でなんか出てるなっていうと、もしかしたらなんか絡んでるかもしれないってあたりをつけることになります。
で、また、発症前から、その発症前からの負荷って、症状が出るまでにどんな生活してたのかっていうものを考えてくると、 やっぱ頸椎が問題と頭痛かもしれないなってのあたりをつけていくことができるかと。

ここら辺でいやとか、なんか反論とかなんかありますか?

反論じゃないですけど、さっきの症状の誘発のところで、やっぱり振り向く動作で右って出てるんで、やっぱりそこらへんで頚椎っぽいなとは思いますけどね。

そうですね。右に自転車乗ってる時なんてね、車運転する時とかっていう時に やっぱり痛い、なんて言うとやっぱと可動制限と一致してますものね。
右向いてって右側右側で可動制限もあってend range painもあるっていう頸椎、怪しい、で、しかも症状が右側にあるしってとこですよね。

end range painに頸椎ですからね。頭痛で頸椎に症状が出るじゃないですか。

そうですね、頸椎ですよ。

そもそもが、頭痛が誘発されるんじゃないので。

はい、そうですね。はい、 本日おっしゃる通りだと思います。
頸椎に出たらもう頸椎、行こうぜっていう感じにね、なってます。

だねぐらいの感じで。

うん、そうですね。これがほら、可動制限だけで痛みなんともなかったらまた別になってくるかもしれないですけども、 頭痛がある側が右側であって、頚椎に右側にも症状が出るったら、もうかなり 頸椎しっかり見てあげなきゃダメだよこの人っていう感じになってくること。

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