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MDT・マッケンジー法症例検討会 11月2発目①:後頭部から両肩背部の痛み、セツローさん//まずは導入部
じゃあ参りましょう。
今日ね、T先生に初めていらっしゃっていただいてますので、
この会の趣旨を、簡単にちょっと冒頭説明させてください。
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で、簡潔でシンプルなのが好ましいっていうのは、MDTのある意味コンセプトですよね。
無駄に複雑にしない、 いかにシンプルにね、やっていけるかっていうところで。
で、何が良いのかってね、患者さんが答えを持ってるから、分類をね。
だから、いつかはたどり着くから、とりあえずやればいいじゃんって、仲間内で言ったりとかとか、結構あるんですけども、 やっぱりですね、闇雲にどっか行ってもしょうがない。
やっぱり日本全国回りましょうって言った時に、地図があったら便利だったよっていうのと同じで、やっぱり アセスメントのいろんなね、全体の進み方のイメージがあれば、ゴールに、患者さんの にとって必要な治療に早く行きつくんじゃないかっていうのがこの会の趣旨でございます。
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で、ですね、実際に私、ディプロマのプログラムに行った時に、シナリオトレーニングっていう形でトレーニングがありまして。
要はそのアセスメントの型ですね、
大体のパターンとかっていうのを繰り返しトレーニングをして、
シナリオをね、その患者さんのケースのシナリオっていうのを模擬的に体験することで、実際に自分が臨床で困っちゃった時、
DPがすぐ見つかればいいじゃないですか。
アセスメントして、反復運動検査をやって、すぐDP見つかった、これでオッケーってならそれで大丈夫なんですけど、やっぱそんな簡単に行かない ことも多いので、そういった時に参考にしていただければなっていうのがこの会の趣旨です。はい。
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で、今日登場いただくのがセツロウさんっていう方で,
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この方はですね、某流通系の
大きな棚に、あちこち色々な荷物があるようなところでアルバイトもしている大学院生っていう設定のシナリオでございます。
で、ある日、事故があって、上からダーンと荷物が落ちてきて、頭をぶつけてから、どうも背中と首が痛いっていう感じのケースを紹介します。
で、まずは、外傷かどうかっていうところから。N先生とF先生って、外傷かな?と思うようなケースの方って 遭遇したことありますか。
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ああ、もちろんあります。
どんな感じの?
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例えば柔道の時とかで、歯突起骨折とかいうパターンとかですね。
そういうのやっぱありますよ。やっぱ頭から落ちたっていう感じの人とかですね。
なるほどね。はい、N先生は?
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救急の当直なんかに入ってるので。むちゃくちゃ、来ます。
Ho先生おっしゃったその柔道の対応とかね、私もそのリハ室で経験がありました。
スポーツ外来を担当していた頃のことですが、男性のスタッフがちょっとお調子に乗ったっていうのも変ですが要は、最後の仕上げっていう感じで、 柔道家の患者さんに背負いで投げてみって言ったら、本当に投げて。
それでスタッフがね、受傷、結局脳震盪だったっていうことがあったんです。
しばらくちょっと大変でした。
やっぱりその転落と落下とかってなんかじゃなくても、ちょっとしたことで、やっぱりね、結構こーんなダンスも流行ってますので、
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外傷に遭遇しないわけではないですよーっていう前提で、今日はじめさせていただきます。
<以下、つづく>