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MDT・マッケンジー法症例検討会 11月2発目⑤:後頭部から両肩背部の痛み、セツローさん//可動域検査とその周辺、評価表裏面突入

さあ、では、 裏面に入りました。

姿勢は猫背です。

で、protrusionあります。
頭部前方位って書いて、Protrusionあります。

で、斜頸はありません。

皆さん、斜頸、側方のシフトだと、まっすぐに戻してっていうね、ことを、まっすぐ以上に、こう、矯正していくっていうところは、 手順として覚えてると思うんですけども、

後弯変形でも同じようなことがあります。

なので、症状と 同時に発症して、しかもシフトの時の反応と一緒かどうか、

自分で直せるのか直せないのか、
直してもすぐ戻っちゃうのかとか、

発症と同時に、その後弯変形が起きたのかっていうのをね、これ確認をしていきます。
で、この方が、頭部前方位があって、今回の症状とその頭部前方位のpostureが 関連するなら、

症状と同時に、この首がこうやってなってる状態が出たんだとしたら、
姿勢の矯正、いわゆるこうretructionして、こうね、over correctしてっていう姿勢を矯正ってか変更の仕方をすると、 どのような症状が観察されると予想しますか?

K先生、行きましょうか?
なんか集中攻撃になっちゃってますけど、ごめんね、

関連があるのであれば、
改善もしくは悪化、何かしらの症状の変化が起こると思います。

そうですね、はい、どうもありがとうございます。

ちょっと後弯の変形があって、自分で修正できないとか、 修正できた時も持続しないと何しろ悪化するっていうね。可能性があるでしょって。
悪化はね、するか変化しないかだけど、何しろ自分でこうやろうとしても修正ができない。

しかも症状が悪化して痛いっていう感じで、、、なってきます。

じゃあ、今度は反復運動検査、可動域の検査に入りますね。
反復運動検査の前に可動域の検査があるんですけども、可動域の検査ではどんな反応があると予想されるでしょうか。

Ho先生、行っちゃいましょうか?

制限があるっていうことですね。

そうですね。非常に制限がね、あるかもしれないなって言って、予測をしてきます。

どうもありがとうございます。

可動域検査の時にあたふたしないための心の準備ってのもありますね。ここはね、 予測しながら入れるってのがあります。

やっぱretructionしようとすごい制限があるかもしれないとか、 もしかしたら左右はね、先ほど
横方向はどっちも楽なんててコメントがあるので、もしかしたら左右はそれほど制限されないかもみたいな感じで予測を立てながら可動域検査に入ってまいります。
結局、可動域検査の時、慌てないためなんて、安全にできるのかなって。まだね、恐る恐るやってるわけですから、

いきなりこれから動かすわけですから、どんな反応が出るのかって予測しながら行くっていうのは、すごく 安心してね、できるし、患者さんにも痛いかもしれないけども、ちょっとやってみてみたいな感じで、痛いのわかってるよっていうのを教えてあげるだけでも、患者さんね、 安心してできるかと思います。

さあ、この方です。こんな感じになってます。Retruction肢位って全く、ほぼ動かなくて、この痛みですね、
この辺多分、重度って書いて痛み記載ないけども、

これ多分痛みあったんだと思いますね。

ちょっと原本通りっていうか、 資料通りに作らせていただいて、

この状態を見て配慮したいことなんですけど、  まず、その安心できるような状態、情報を提供するっていうのが勧められてるんです。

この方に安心できるような情報っていうのをね、動かしながらですけども、提供してあげたいんです。
何を言ってあげたいでしょう?

表面のアセスメントから引っ張ってきていいですよ。

T先生、なんか あれですか、ちょっと検討つきます?

表面を見て、動かしても大丈夫だよっていうのをなんか言ってあげたい。

あー、うんうん、
動かしても大丈夫? うーん、そうですね、、、

どんなこと言って患者さん安心させてます?

私の場合、表面で臥位になったら楽になったって、楽になってる方法の方も、結構わりと第1選択に 選んじゃうので、

寝て動かすんだったら大丈夫っていう風 には伝えるかな、 多分、座位だったら多分どの方向やっても痛いのかな。
で、思うので、多分患者さん自身は恐怖心がありますよね。

そうですね、おっしゃる通りだと思います。
臥位だったら大丈夫そうだよねっていうのがわかってるっていうの、

患者さん分かられるだけでも全然違いますよね。

どうしてこのまま後ろ座ったまま、私、動かさせるつもりかしら、、、
で、私がこの患者さんやってる横で、J先生がね、「思いっきり上向いて!」なんて言ってしっかりやってるのなんか見たら、患者さん、もう恐怖ですよね。
ね。MDTのクリデンシャル同士がはたらはいてると、そういうこともあるんですね。あれやるの?とか言われて、いや,やらないですよ~って、やるつもりでいてもね。

そういうのもあります。

あとは、produce-no worseだから、痛みが出ても、その後、今こんだけ痛かったけども、今などうですか。なんて、ちょっと落ち着いてますかね。
ちょっと待ってれば落ち着くんだったら大丈夫ですよなんて言ってあげたりとか、

今まですごい痛かったから、筋肉がちょっと張ってるだけかもしれないからとか、

ここまで歩い、、、私よく言うのは、ここまで歩いてこれたんだから大丈夫ですよなんて、

なんか突き放すようなこと言ったけども、

そうすると本人がそうか、大丈夫なんだなって感じてくれたりとかね。

そういうこともあります。

この辺なんか、Ha先生、なんか上手そうですよね。

Ha先生、どうやって 患者さん安心させますか?

こういう強い痛みを持っている患者さんで、

もうHa先生としては、もうこれは介入できると,

動かして調べなきゃいけないんだけど、なんか安心させたいなんていう時に?

歩いてこれて、痛みが悪化してないっていうことがまず1つすごく重要かなって。
来る前と歩いてきてから、と同じ痛み、もしくは少し良くなってるとかっていうことでしたら、大丈夫じゃないかなっていうのと、

 安心できる情報はわかりませんけど、

検査する前もやっぱり姿勢の持続の負荷みたいなので、
痛みが強くならないかどうかっていうことは、心がけるように。

こう、いきなり動かすというよりは、 持続の負荷でどういう反応が出るかなっていうのを見ながらやっていっています。

どうもありがとうございます。おっしゃる通り、本当に、なんだったと。

H先生。好きなの、、なんですけど、声がね、やっぱり 自信がちゃんとね、伝わってくるんですよね。

私の 場合だと、「だと思いますよ、すよ、、、すよ、、、」て感じで弱くなってくんですけど、もうH先生、「大丈夫だから」って、ぱっと言える。

やっぱこれはやっぱ、クリデンシャルの経験値の違いかなって本当に思うことがあるんで、

はったりかもしれないですよね。

 でも、はったりも大事だってね、よく言われるから、 安心していただくためには、ハッキリ申し上げた方がいいことは言うっていう風にしています。

どうもありがとうございます。ありがとうございます。

ということで、安心できるような情報だけだけじゃなくて、

そういったね、自分から醸し出されて、にじみ出てるね、あの雰囲気っていうのもすごく大事ですよね。

で、私たち気を付けなきゃいけないのは、恐怖回避志向で、この 可動域検査のね、この、これ自体がね、やっぱり変わってくる可能性があるってことは考えとかなきゃいけない。

で、スコットランドのJ先生って実習指導の先生が、

フォグ、 霧の中に患者さんがいる時に、何が見れるんだって言っていらした。

まずは安心させて、霧を晴らすような取り組みをしてから 動かしなさいっていう感じで指導を受けましたね。

まさにその通りだと思います。 あとは、この相手の
動作とか表出っていうものを、非言語的なものに注意を払うということが挙げられます。

反復運動検査で最初に調べたいものなんですけれども、

伸展か屈曲か。この方、シフト変形がありませんから。

シフトってか側方のね。変形がありませんから、

 これをちょっと挙手にしていただいちゃおうかな。

こちらのこの方に、屈曲行きたい?
伸展行きたい?伸展行ってみたい?

屈曲で変形はしてますもんね。おっしゃる通り。ありがとうございます。

そうですね、痛いところ追っかけたいっていうよね、ことも1つありますよね。 逆に 痛いところ追っかけてもしょうがないから、まずは痛くないとこから入りたいっていう、そういう考え方も両方ありだと思います。ありがとうございます。

で、運動方向と開始のポジションなんかどうしましょう。

臥位か、臥位がいい?坐位がいい?
こんな感じね。坐位と臥位が迷ってる?

そんな感じやね。うん、そんな感じだと思います。ありがとうございます。
これもそうですね。今、この方は、retructionの反復運動、

枕をなし、枕ありなしでちょっと実施してみようかなって思ったわけです。

ありって言うと、臥位で枕使って,

なしっていうと、座位でやってみよう ね。 どっちもありですね。

で、retructionの反復運動を坐位でやると、どんなことが起きるかっていう予想なんですけれども、 M先生、これどうなると思います?

Produceはすると思います。 で、反復して betterになってくれたら、Derangementの可能性ですし、
not worseかworseかになる可能性もあるとは思います。

そうですね、ちゃんとworseになる可能性がありますって言葉出ます。

やってみなきゃわからないで正解だと思います。
Retructionの反復運動、これ1回やっただけでこんだけ出ますので、

 おそらく多分痛くなるだろうとか、背中の痛みが強くなるだろうと予想はできますよね。予想はできるんだけど、それを恐れないで

見て、やってみなきゃわかんない。

必ずやって、何しろやってどうなのかっての判定していかなきゃいけない。

いつまでたっても逃げて られないっていうのはありますので、そこら辺はね、やっぱ調べていきたいわけですね。

と、ですね、痛くて、とてもじゃないけど無理って言われる患者さんがいたらね、、、

さあ、じゃあ、この時なんですけど、拝み倒しながら、なんとかやりたいっていうとこなんですけども、、、

さあ、この時に、嫌ですって言われた時ですけどもね、

辞めるもありだと思うんです。

嫌だって言われたら、で、

じゃあ、今日すごく辛いし、夜寝れてないから、楽に寝られるポジション探しませんかっていう形で、 患者さんと相談しながら、今夜どうやって寝ようっていうのを一緒に探してあげると。
そうすると、これだと楽に寝れそうですって言った時にもその方針が立つので、

嫌だって言われたら、もうもうもうもう、、、今日痛いよねっていう感じで、
でも、アセスメントに繋げるっていうような感じもありだと思います、

で、もう1つは、

いや、もう頑張りますって言われたら、

もうこっちはね、頑張りますって言われても、逃げ場がないですから。

私たちも 、

運動検査をやっていいよっていう、自分にとっての安心材料っていうのを問診内容から探して持ってきます。

ある、先ほどH先生もおっしゃってた、 歩いてきたよね、悪化してないですよねとか、関節の運動検査やって、そん時は痛かったけど今大丈夫かな、produce no worseかなとか、
レントゲンで大丈夫だったよねとか、

そういった安心材料を自分のこの、なんですか、味方につけるんですね。
そんな感じで問診のね、情報拾ってきます。

<以下、つづく>

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