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MDT・マッケンジー法 症例検討会 11月2発目⑥:後頭部から両肩背部の痛み、セツローさん//後弯変形!?

で、ドクターがおっしゃったように、やっぱり、MDTのその115ページのとこにも書いてありますけども、
転倒、転落とか、そういった高エネルギーの外傷を疑わせるような時の後弯変形に関しては、セラピストの徒手手技を行わないっていうも書いてあります。
で、画像検査をして、骨折、脱臼の重篤な病病体の有無を確認してくださいっていうことが、もうコースマニュアルにガツっと入ってますので、それを無視して 進めることは、やっぱできません。するべきではないと思います。

で、セツロウさんに、この
運動検査をしてもいいですかって言った時に、この情報が何よりも、私たちのね、サポートになるわけで。

じゃあ、 画像検査を受けてなかった時はどうしましょう。Ho先生?

どうしましょうっていうのは?

やっぱり画像検査ありきですかね?

いや、絶対撮りたくないっていう人も稀にはやっぱあるので、そういう時にはやっぱりその反応ですよね。
この方だったら。さっきのような反応だったら、おそらく僕はもう多分、臥位から 1つ。

なぜ臥位からするかって、ちょっと逸れますけど、最初から痛いことを連発するとですね、なんか嫌になっちゃって、もう先に進めなくなることもあるんですよね。

だから、まずは痛くないことで、協力できそうなことから選んでいくようにしてます。

だからこの方の場合、おそらく臥位では比較的出ないパターンがあったので、

 さっきおっしゃったような、痛くないポジション探しましょうねみたいなスタイルで入っていく可能性高いかなと思いますね。
だから、レントゲンなくても、そういう風に、それで導いて、反応で良さそうだったら、そっからこう、糸口を見出していくっていうんですかね。 そんな感じでいくと思います。

どうもありがとうございます。ありがとうございます。

で、いいな、ドクターはレントゲン撮れて、なんて思いがちなんですけども、

なくても こうやってね、ドクターの口から聞きましたので、自信を持ってね、MDTってね。ありがとうございます。

そうですよね、撮りたくないっていう人いますもんね。本当にに日本語喋らない国の方とかで言われると、本当に説得するのが大変です。

で、ですね、この方ですね、ちょっとこれ、retruction extensionの反復になってるんですけども、 多分反復もできなかったなと思って、読んでください。もうダメ、いきなりっていう感じでね、

他にやりようがあるんじゃないかなと思うんですけど、、、worseですね。

そうすると、 後弯変形なのかなって、やっぱり臥位じゃなきゃダメなのかなってね、思いますよね。

やっぱ痛いからね。頑張ってやりますって言ったものの、やっぱり痛い。
そうすると、でも、
自分で動かせるのかどうかで方針が変わりましたよね。

先ほどの後弯変形だと、徒手的なものを臥位にして枕を当ててみたいなことしていかなきゃいけないけれども、

もしかしたらそのまま坐位で で糸口が見つかるかもしれないっていうので、

何しろ1回だけ調べさせてっていう感じの。

で、また坐位で回旋ちょっとやってみたら、どれも痛い。

もうこれはもう、明らかにちょっとダメだっていう感じで、考えをね、1回整理します。

まず、座位でやったものに関して、Ho先生もおっしゃってます。痛いんです、何しろね。こんな感じで。そうすると、 Ho先生とか皆さんもそうだと思うんですけど、こういった患者さんの時は、もう臥位がいいよって、なんとなく習慣的にというか、 先輩から聞いてそうだねと思って臥位にしたりとか、
意外と習慣的にやってることもあると思うんですけども、これをトラフィックライトガイドで整理しても、ちゃんと理屈が立つんですね。
で、ここで赤がついたら、force alternativeの選択をします。で、この4つの選択肢があるんですけども、

この荷重の加減っていうの中にポジションの変化っていうのも入ってますね、ちょっと弱くするとかそういうのもあるんですけども。
で、座位でやったものだったら、立位か臥位かの選択肢があると。そうすると、この表面の この誘発増強と消失緩和のとこから持ってきて、

先ほどおっしゃってました、

 臥位で唯一変化が見られるところね、Ha先生がおっしゃってくださった、これを持ってきて、
臥位だったらforce alternativeとしてちょっと有用なんじゃないかっていうことで、

ちゃんとtraffic light guideでも当てはまるようになって、

 習慣的にもうぱっと、もうこういう人は臥位だねって、もう当たり前のように私たちこうやってるんですけども、それをtrafic light guideでもちゃんと説明ができる。

これ、私の指導者に、「臥位って言われたから」って私が言ったら、ちゃんと考えなさいって言われて、
trafic light guideで説明する方法を練習したってことなんですけど、

「誰々先輩に聞いたから」とか言うと、 「自分で考えなさいっ!」て言われました。
はい。パートBのところで、116ページにね、書いてあります。

後弯変形の場合に活用される負荷っていうのが紹介されてます。

で、retructionの反復運動を行うことにしました。この方ね。

で、臥位を選択した理由は、先ほどのあれですね、座位では もうできないと。 じゃあ、臥位にしましょうってことを選びました。

で、枕を使用するっていうことにしたんですけれども、
T先生、枕を使うの、使います?こういう方に?

急性後弯の時は、枕っていうか、タオルをたくさん、バスタオル、リハ室にあるんで、 それを4つ折りとか、こう、重ねて、で、少しずつ減らしていくっていう形で使ってますね。

そうですね、おっしゃる通り。どうもありがとうございます。その通りで。

で、今回ちょっと枕って言っちゃったんだけど、タオルと思って 見ていただければと思います。

はい、そうですね。後弯のそのラインに沿って、 当てていくんですよね。

寝てて頭もこうなってるから、そこにまず詰め物するように1回
把持しといてあげて、そっから少しずつretructionしてもらって、っていう動作に入ります。
そうすると、今まではDerangementかな。坐位でやってみようっていう流れだったものから、どうやら急性後弯変形の対応しなきゃいけないんだろうなっていうモードに今入りました。

で、こんな感じで、後弯変形の手技のところのコースマニュアルに沿っていきます。

で、いきました。この方、枕3個を使って retructionやります。 やってる時ちょっと痛いんですけども、終わるとno worseです。
この方はtrafic light guideは何色でしょうか。M先生

黄色ですか?

黄色ですね。はい。

黄色の時っていうのは、、、 ちょっと引っかけになりますよ。

私、引っかかったんです。

これね、黄色の時、このまんまretruction。同じことやっていいんでしたっけ?

同じこと?

黄色、、、

Progressionしたいって思っちゃったんですけど。

うん、ですよね。

Progressionしたいと思っちゃいましたけど、引っかけですか,これ?

引っかかったんです私。これね、progression。黄色だからprogressionと思うんだけど、今私たち後弯変形の ステージに立ってるので、黄色であっても後弯変形のフローに入ってるんです。今ね。

で、目指すはなんでしょう、これ?

これは、これから私たちが目指すものは?

後弯変形の目指すもの?

ほら、腰のシフト変形の時って目指すのってなんでした?

ウイって、やりながら、、、

shift矯正をしていって、、

ですよね。
そうそう、後弯変形の介入に入ったので、
しかも、繰り返すごとに可動性は上がってくるから、

これは反応としては下手すると、緑色でもいいぐらいなのね。
だけど、今ココでやることっていうのが、後弯変形に対する介入。

116ページに書いてあるものを粛々とやってく。
で、枕が3個なんだけども、次に目指すのが、タオルが6でもいいですよ、これ。
T先生?

少しずつ減らして、整復していく方向に向かっていくってことですか?

そうですね。そうですね。そうすると、2回目もやりました。

枕は3個のまんま、まだね。
で、さっきincrease。

さっきの反応とちょっと違うんです。

さっきは、 やると、retructionすると、真ん中、脊髄の真ん中あたりが痛いですってなったんだけど、no worseで、

次が、やってるうちに、 ちょっと減ってきたって感じになってくるんですね。 で、枕はそのまんまなんですけど、可動域はオッケー。
そうすると、何色?

Produce no worseってことですよね、、、になるんですかね?
一応、黄色、、

黄色?

青。betterではないですけども、いい方。 可動域が上がっているんだったら青です。

そうですよね。もう、だからもう明らかにこう、no betterって言いつつも綺麗な黄色というか、緑に近いんですよね。
次に 何をしますか? したくなる?

少しずつ減らしていきたいので、、、タオルを。

はい、そうですそうです。Traffic light guideで良くても、そのまんまじゃなくて、減らしてくっていう作業にね。

もう私たちは、後弯変形のステージにいますので、黄色だろうが緑なのかもう関係なく行きます。赤じゃない限りね。

で、枕を外すとその瞬間はどんな変化がありますかっていうと、やっぱりちょっと痛みが強くなるっていう。

そうすると、それは赤と思わないで。 何しろちょっと続けてみて、やって痛いんだったら、またタオル1枚分上げてっていう。じょじょじょじょにありますよね。素晴らしい。
そしたらこの方、40分2単位分かけて枕2個になりましたってことで、今日帰らなきゃいけないんですけども、 今日はセルフエクササイズは何にしましょうか?Ki先生?

そのリハ室でやったような内容の、枕を高めにした状態での
retructionをお願いします。

Ki先生ェ、僕、、、僕、枕2個になったけども、、、お家でやったら4つ必要だったんですよ。
いいですかぁ?

それは4つでやった上で、繰り返しやって、症状がいいように、リハ室と同じように変化してくれば、それで全く問題ないっていう風に伝えます。

オッケーです、オッケーです。たまにお家のね、タオルとかセッティング、お家でまた歩いて帰ってきたらまた痛くってってことで、 リハ室では2個だったのにお家だと4つですとかって、そういう変化もあり得るんですけども、

 患者様に自分でセッティングをして、自分でやってどうかっていう、そのやり方をよく覚えていてもらって、自分でケア、試すっていう方法もね、教育として、教育というかね、お伝えするといいかなっていう例ですね。ありがとうございます。その通りです。
タオルは何個でもタオルでも、何しろスタートの時に、ちょっと、ちょっと痛い程度で済むようなもの、繰り返しできるようなものっていうのを 指導していきます。

で、3つでもいいですね。1時間おきに10回、

エーッ、そんなって言ったら、患者さんとね、
相談してっていうことですね。

そもそも、そんな動きが必要になったっていうのはなんだろうね?みたいな感じで。うん、大学院生で坐位が多いみたいなところにちょっと触れながら、もうこの時点でもう姿勢のこととかにね、少しずつ触れていきます。

<以下、つづく>

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