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MDT・マッケンジー法症例検討会 12月忘年会⑦:ダンディ土産の肩のベースラインの取り方

はい。じゃあダンディ土産の肩のベースラインの取り方なんですけども、皆さん全部、可動域とか 全部このベースラインって日頃、取られます?

自動運動であれ、取る。取る人全部取る人。

所要時間とかの感じ、どうですか?

よく時間がないからって言っておっしゃる方がいらっしゃるんですけど、講習会なんかだと 、、 結構時間かけます?そうでもない?

初見は結構かけますね。
わからなくなるので。

途中から付け加えられた方が、こっちの頭がくちゃくちゃになるので。 初見の時はもう本当にしっかり訊きます。

#そうなんですね。ありがとうございます。

そうですね、初見でね、やっぱり取っとかないと後からわかんなくなっちゃうんですもんね。

うまくいく時はもう伸展ドンピシャで行けるっていうんだったら別にそれでいいんだけども、 さて、わかんなくなったらどうしようって。

でも、こっからが勝負っていう時に、初回の初見が取れてるといいのになって、後から思うことって結構ありますよね。はい。

そうすると、ちょっとお土産なんですけども、流れとしてはこんな感じになります。

じゃあ、ちょっと僭越ながらですね、 娘を登場させます。
先生方です。ご挨拶してください。

こんにちは。

#ちょっと娘の手を借りまして、、、肩のね、ベースラインの取り方。

これはダンディのジョン先生から教わったやり方です。

「ちゃんと調べてるか?」って言われて、「時間がない」って言ったら、

 「もう1分、2分、3分でできるような方な練習をしなさい」って言って、実習中に練習ささせていただきました。

ちょっと見えますかね?大丈夫ね。右手でいきます。

じゃあ用意ドン、でいきますね。

①バンザイして、屈曲

Active で、over pressure、

で、下ろしましょう。

で、②後ろActiveでやって、次にover pressure、

今度は③外転にこうやってってActiveでいきます。で、over pressure、

で戻します。

④水平内転 、自分でやって、、

そうそう、そうそうまでぐっと。over pressureって。

で、⑤Hand behind headですね。

これで、自分でやっといてもらって、over pressure、

で後ろを向いて、 ちらっ。はい、じゃあ皆さんに見せて。

⑥hand behind back(HBB)で高さを確認したら、

最初はこっち側、⑦伸展方向に。

その次に⑧内転方向。

で、次にこれは⑨内旋に。

 はい、もう一度

HBBは伸展方向と

内転方向と

内旋方向にover pressureかけて、、

end range painの存在の有無を見ます。

で、⑩外旋は1stでぎゅっとやってきます。

で、これがまずActiveとPassiveね。
皆さんがActiveは捨てられないって言ったのの、、Activeをやってください。

Activeに挙げてください。

で、最後over pressureするだけなので、ギュッと、、 こんな感じにします。

で、Resistive、抵抗運動行きます。

  • 外転、ここでピタッと止めててください。

ここで、はい、止めててね。ギュッー。

見えますかね。ここで止めてってね。
止めてて、、、ちょっと力弱いですね。

で、ここで止めててねってこと。

②内転方向に閉じて、、、

はい。そしたら今度こう③外旋1stしたとしてね、押すからね。押されないようにして。

で、 みて。④内旋1st,はい、押されないようにして。

オッケー。そしたら⑤屈曲、ここでまっすぐここで止めてて。

2345 、、で

⑥伸展、後ろにして止めてて、

12345、、で、

2関節筋が多々絡んでますので、
ここで⑦肘屈曲。

はい、止めてって、、

で、⑧肘伸展、ここで止めてってね。

こういう流れになります。

ゆっくりゆっくりやったけど、所要時間は2分30秒って感じですね。

いいですか。はい、こんな感じで。
もう一度いきます。せーの。

挙げて止めます。

下ろして、伸展。

はい、行って止めます。

外転、バンザイして

いきます。で、前に

で、頭の後ろに止めてて、ぎゅー

で、後ろに回して、

伸展方向

内転方向、

内旋、で見ます。

ちょっと1個抜けますね。

外転で、closed packed positionで、この肘を屈曲した状態で、ここの外転と内旋をみたりします。

で、最後に外旋1st

っていうような感じ。

 
抵抗運動いきます。

ここで止めててね。

外転で止めてて、引っ張るけど、そうそうそう。

で、肘曲げて、ここで止めててぎゅ

ここで止めててぎゅ、

前ナラエしてて、ここで止めてて、

後ろに、で止めてて、

肘の屈曲にいきます。

それで伸展、

これで終わりです、ありがとうございました。 で、ご挨拶して、、リサでした。

角度的なものっていうのは取らないんですか?

#角度的なことですね。角度はとりません、、、

が、先生、手術の後であったりとか、やっぱりkeyになる角度ってありますよね。

大体、この 外転のとこの120度ぐらいまでの間がどうなのかとか、外旋にしても内外旋の角度って。
やっぱ角度。目分量じゃなくて、やっぱり角度で追っかけなきゃいけない ような場面もあるので、そういう時は、実臨床では取りましたし、取ってます。
そこら辺はHot先生、角度のこととか、先生が知りたい角度って、U先生に、角度を知りたいな、、、なんて。

U先生にこの手のことは渡すことはないんですが、僕はもう 全方向で見ることはちょっと正直してなくて、今までですね。

でも今日の講義を聞いて、やっぱちょっと、やっぱした方がいいかなともちょっと思い直しはしたんですけど、

その方のベースライン、その方が何に困ってるかっていうところを重視するので、
その方がこういう風に動かした時痛いっていう、その動かし方に関係してる角度は見ますね。
それだけに絞ってるっていうか、それだけしか見ないで、その時のその疼痛の誘発され方を確認をして、それをベースラインとして、評価を始めるみたいな感じのことやってますね。
でも、なんか、きちんと評価表として、こうやって書いておいた方が、確かに後で、実はこれもっていうことが起こってきた時に、
「なんでそれ言わなかったの」みたいな、そんなことにならないようにするために、 こっちの方がいいなと、今、思ってたとこでした。

#どうもありがとうございます。ちょうどおっしゃってた通りだと思います。この今のやり方ってのはあくまでもその分類ですね。
MDT分類をして拾うベースラインとして取っていくっていう手法をちょっとご紹介させていただいたんですけども、

やっぱり臨床上意義のある角度ってのはやっぱりありますので、 そこら辺はやっぱり押さえておきたい。

特に肩みたいな浮いてるような関節なんて言うと、DPが伸展だと思ってスタートしても、動かしているうちに変わってきて、今度は、水平内転だったりとか水平外転だったりとか経過を通してDP色々変わることもあるんですね。

やっぱりDPが変わっていく可能性もあるっていう特徴もあるので、

最初のDPが最後までDPだ!とかたくなに思い込まないで、継続的にアセスメントすることが大切。伸展は伸展DPだろうから、end rangeまで行かないと治んないんだよなんていう感じで追っかけないで、やっぱりOTHERも視野に入れてフレキシブルに評価しながらっていう時に、やっぱ角度を確認するっていうのは本領発揮するかなって感じがしてます。

で、ジョン先生からのなんかあれで、closed packed positionって、

やっぱその関節がタイトになる 場所っていうのは、外旋のマックスとか内旋のマックスとか、こういった外転であっても、

ただ外転するんじゃなくて、closed packed positionを使いながら、再現性のある評価をするといいよっていうことを アドバイスもらいましたし。

あと、Contractiled Dysfunctionの時に普通に屈曲、矢状面と前額面とって色々取るんですけども、 肩の、浮いてる関節なので、やっぱscsapullar planeと肩甲棘に合わせて挙げやすくなってるのか、その角度との比較をしたりとか。

あと、いわゆるSAHAのゼロポジションって、なんか 今日本でなんて言ってるかわかんないですけど、ゼロポジション、ハンモック肢位って言われている、その角度だったら動くんだけど、その他、動かないっていう状態なのかとか、 やっぱクローズなのか、やっぱルーズなのかっていうと、

この、関節に比較的遊びがあるゼロポジションで収縮痛が出たら、もうこれは、よりContractiled dysfunctionかDerangementかの ね、鑑別になってくるって感じになってくると思うので、そういった情報もうまく使いながら評価するといいよっていう感じでアドバイスをもらいました。

すいません、なんか押しちゃいましたね。ということでですね、皆さんと臨床を繋いでですね、ぜひ、こういった機会を通してもあれなんですけど、MDTのね、旅を皆さんと一緒にね、楽しみましょうっていうところでまとめさせていただきました。

<以下,つづく>

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