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お知らせ・ブログ

MDT・マッケンジー法症例検討会 12月忘年会⑧:まとめと質問と

ありがとうございます。 N先生、総括というか、ここまでで
なんか新しい情報とかお役に立ててますでしょうか?

ありがとうございます。

MDTで見る場合は、やっぱり 角度的なものより、動きの中で見ていくんだなっていうのが、やっぱりそうなのかっていうのを確認して、感動しております。

今、僕自身は、解剖学的にずっとみていくことが多くて、で、角度測るんですよ。
で、角度測っていって、この角度が、、やから、こっちの成分の制限が強いよねみたいな感じに判断して、、。
で、リハビリで経過を見てる中で、やっぱりそこの動きが出てこないねっていう時に、そこに注射対処で、そこの何らかの組織に手を加えると。

で、手を加えたらどうなるんかっていうのを見ていって、またそれでリハの経過を見ていくみたいな感じのことで肩を見てるんですね。
ですので、やっぱりこう、角度はちょっとやっぱり必ずチェックはするんですけど、MDTで見ていくっていうと、やっぱりそういうみかたになるんだろうな、みたいなトコロを妙に納得しました。

#どうもありがとうございます。ちなみに、先生も外したくない角度っていうのは、先生、その、注射っていうと、どこらへん、何度ぐらいのところを注意深くみてます?

角度でいうと、ファースト外旋と、セカンドの内旋/外旋、サードの内旋/外旋、 それから、HBBをC7-thumbっていう形で取るんですけど、C7の棘突起と、で、親指をこう、ぐっと背骨の真ん中で上げていってもらってですね、で、そのC7と親指の先端の長さを測りますね。

で、定量的にそれで見ていくっていう感じにしてます。

#どうもありがとうございます。

はい。今の情報は、やっぱりベースラインっていう形でも非常に有用なやり方だと思うので、 ちょっとこれ、ぜひやりたいです。やりますっていうがね、 病院にいる時はやってたんですよね。

なぜか。なんか、MDTになって、もう動かしてざっと終わる癖がっていうか、そういう風に見るようになったって。

やっぱり、ベーシックなっていうか、基本の理学療法であったりとかっていう、その臨床をきちんと押さえながらっていうところは 大事にしたいなっていう気はします。
どうもありがとうございます。ちょっとお時間が伸びちゃいました。

今日の講義で、 あれ。ここどうだったっけって思ったことがあったんで、聞いてもいいですか?
Articular Dysfunctionの、その、当たりをつける時の話です。

自動運動を選ぶのか、他動運動を選ぶのかのところなんですが、
実際にお見えになる方で、ほんとにArticularの方で、他動運動ほどの力がかかってなくても、end rangeまで動かしてなくても痛みがあるような人っているんじゃないかなって、ふと思ったんですよね。
いや、それは本当にArticular Dysfunctionに落ちていくのか、
実はそれはArticular Dysfunctionじゃないのか、とかですね。

そのこと、今考えながら聞いてたんです。
実際にMDT的にしっかりend rangeでのend range painで、それを外したら painなしって、そういうクリアなパターンっていうのはむしろ少ないような感じがするんです。
だから、そういうのはどう考えたらいいのかなっていうのをちょっとお伺いしたいです。

#どうでしょう。今のお話伺う範囲だと、 動かして、end rangeじゃなくて、ってことは、サポートすれば動くっていうイメージでいいんですか?

例えば可動域的には、本人的に、こういう風にした時に痛いっていうのが主訴としてあって、 お見えになるじゃないですか。

で、その動きが本当にend rangeで出てる痛みなのかなっていうところですね。

#そうですね、 自動運動で動かして、痛みがある、中等度の可動制限っていう、これ、1つの、Activeでやるときの ね、アセスメントになります。

で、この次に、Passiveでやったらどうなのかっていうのを調べてって、Passiveでendrange painがあった場合は、 それは1つ、end range painとしての記載になってくる。

で、しかも、抵抗運動をかけて たら、やっぱり痛みが出た。 で、全部に丸がこうついてくるんですね。

今の話は、Articular Dysfunctionの 時ので、end range painの話と別の話ですかね?今の、抵抗運動の話?

#評価の中で、それが にArticular Dysfunctionなのかどうかっていう話のようなことなんですけども、結論から言うと、それがArticular Dysfunctionであるかどうかの反復運動検査の結果 、でしかない。

うん。で、結局その結果、end range pain があって、それ以外の時は痛くない、の繰り返しのパターンっていうのはわかるんですが、 果たしてその患者さんが本当にみんなそういう風にend rangeの痛みだけの人って本当にいるのかなっていうことが疑問なんです。

#end rangeだけの痛み、Kit先生なんか結構経験しません?

もしかしたら 働いてる場所によって症状がだいぶ違っていたりすることがあるので。

Kit先生とかend rangeだけで痛いっていう方って経験ありません?

私はそこそこあるんですけども。

多分私、見逃してしまってるかもしれないんですけど、あんまり経験がないというか、、、
すいません。

#うん、例えばね、いいですか、ちょっとこの動画を、、、

こういう方がね、いるんですね、ちょっと痛いんです。
ちょっと炎症があって、この辺が痛いって言って、外転をゆっくり挙げていく感じの方なんですね。いてててててって、もうこれ、 お注射もして治療してるんですね。

で、もう外転なんて、いたたたたたっていう感じで、
全般的に痛いし、エンドレンジペインもあるしっていう感じの方なんですけども、

勢いをつければ、さっと挙がるんです。
こういう方もいらっしゃるんです、結局。

その方は結局、その途中のイタタタの時っていうのはなんなんですか?

#骨頭が肩峰のところに 当たるような感じで、ゆっくりだと痛いんだけど、滑ってかなくて、骨頭が引っかかるんです。ここら辺で。

だけど、せーの、はいってやると、 その弾みで骨頭がすっと下に滑るので動けちゃうっていうパターンなので、
これが痛いから、そのend range painっていうとこだけで拾ってくると、こういった例が抜けていくっていう感じなんですよね。
なので、MDTで評価するときに、本当に粛々と自動、Activeだと、どこがどうやって痛かった。
で、そこでover pressureした時に、この人痛みがないんです。だからっていう感じになっちゃう。

over pressureした時にどうかっていうので、痛みがあればend range painって書くし、なければなしになる。

で、しかも抵抗運動、収縮させるとこの方痛いから収縮させて、そうすると抵抗運動は 痛みありになってくる。

なので、自動運動で痛い人がend range painがあるとか、そういった組み合わせでと思っていると、評価で、ま、本当に珍しいパターンだと思うんですけど、やっぱ落とすことがあるので、

抵抗運動でどうだった、end range painがどうだったで、自動運動がとか、下手するとスピードが ゆっくりで挙げると全然ダメなので、勢いつけるともう全然平気でend range painがないとかね。

そういう方がいらっしゃるので、評価そのまんまでやっといて、反復運動して、最終的にそれがArticular Dysfunctionだったんだな。何度やっても変わらないし、ずっとend range painだけがいたのが最後に残っちゃった っていうような感じであればArticularになるしっていう感じだと思う

ですね。ええ、つまりあれですよね、end range painがはっきりそうやっても出るか出ないかだけのとこに注目するぐらいの気持ちでいた方が、 分類的にはもうスッキリしますよね。

#すると思います。本当に確認をするっていう作業だってことですね。

そういうことですよね。

だから、その患者さんの主訴のとこにどうしてもこう、焦点を合わせちゃうと、 その辺がちょっとぼやけてくる可能性があるので、そこよりもやっぱり自分で取った所見のend range painの方を優先して考えるようなイメージでしょうかね。

#そうですね、やっぱ患者様の主訴を中心にっていうことだけで進めると、やっぱり迷いが出てくることってあるかもしれないですね。

患者様の感じ方、自分のコグニティブなね、認知的な、 認知する痛みなので、やっぱりメカニカルなものを粛々と取っとくっていうのはいいかなと思います

なんかスッキリしたような気がします。ありがとうございました。

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