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MDT:マッケンジー法症例検討会 3月②:足がらみで、MDT分類の特徴は、、、

早速参りましょう。

競技レベルで復帰できないあゆみさんってことなんですけども、

四肢のね、これ、国際McKenzie協会で、文献がどれくらい出てるのかっていうのを、定期的に検索したりしてるんですけども、

footっていう形で、足部っていう形で検索しても、1個2個ぐらい、ポロポロっと引っかかるっていう感じなんですね。
それも、1つはケースシリーズっていうことなので、何症例かの紹介があるっていう程度で、あとは、ankle足関節って出しても、やっぱりこれも2つか3つで、ankle-footって、これ2つ重なって出ちゃってるよっていうぐらい、やっぱり数が少ないんです。

で、そういった中で、2012年ですかね、May先生とRichard先生の研究で、

分類はですね、内訳どんなんなってるの?って調べたのがあるんですけども、

そんなに数多くないんですけども、足首とフット,足部っていうので調べたところが、

MDTって大体Derangementが多いよってイメージはあるんです。

しかし、足部とか四肢に関しては、Dysfunctionの率がわっと上がってきます。
で、Derangement以外にも結構あるってことは、すぐに変化がないっていう症例が結構あるなってことなんですね。
私たちが大好きなDerangement、「やった、変わった、方向性が決まる」ってことばかりじゃないっていうのが趣旨の特徴、

で、しかもOTHERも結構な率になってくるんですね。
そうすると、関節の構造的な問題があるっていうものにくくられたりとか、

結論不明なんていうことになってくるものが増えてくるので、四肢になってくると。
四肢ね、ちょっと難しいなっていう感じる理由がここら辺にもあるのかなと思います。

で、これが患者さん、実際に足関節と足部で何に分類されたかなっていうのを見てくるんですけども、
これ意外とContractile Dysfunctionとかが増えてきてるんですね。
なので、結局,効果判定まで時間がかかる。
だから、ちょっと本当に…丁寧に見ようと思ってやんないと、OTHERにさっさと放り込んじゃうっていう傾向があるっていうのが四肢の問題です。

そうすると、Articularで、関節の構造的なものとか、Contractileですから筋肉の収縮であったりとか、意外と、ただやってみるってこと以外にも、ちょっと頭の片隅に、若干ちょっと機能解剖みたいのもちょっとくっつけといて、工夫するっていうのが必要な可能性があります。
私、そう意味では工夫しなきゃいけないのかなっていうのを感じます。

で、Directional Preference(DP)がどうだったのかっていうと、背屈と底屈が多いよって言いつつも、そんなに症例は出てないし。
で、ローテーションに関してはなかなかね、一例ってこんな、これを礎にというか、介入していくと結構難しいなと思うんですね。
ただ、明らかにやっぱり矢状面でも背屈であったり底屈であったりってことで、DPが見つかってる人がいるよっていうことは言えます。

で、こちらになると,足ですね。

ここですけれども、Articular Dysfunctionて意外とContractile Dysfunction多いよねって話になってきます。
そうすると、私たちは時間がかかるし、ものに対して探索をしていかなきゃいけない。
結局DerangementのRapid changeで意外と早く決まるのでね、Betterが出たって言ったらそれに沿ってやってけばいいんですけども、

難しいな、何やってもなんか反応がないなとかって思った時には、やっぱその四肢なりの難しさがあるっていうのが絡んで来るように思います。

そういった中で、ちょっと先生方、これ、本屋さんに行って立ち読みしてたんですけど、

写真撮ろうとしたら、なんか横で、本屋さんがずっと横についてるので、仕方なしに買ってきたんですけど、、、

なんですけど、、、万引きになるんですってね、写真撮ったりしてるとね、あたかも読んだように写真撮ろうかなと思ったら、、、

こういった感じで、足のことに関しては足の専門書を見てもいいのかなって思いました。

そこでちょっと圧痛の話をね、したいと思うんですけども。

先生方、結構MDTをやってらして、MDTでアセスメントするにあたって、足関節,四肢のもの、こういった、圧痛とか結構取ってますよって方いらっしゃいます?
診療ではどうでしょう?

先生方なんかね、どこが痛いのかなっていうので、多分、圧痛とか取ってると思うんですけども。
ただ、O先生なんか、接骨院で一通り圧痛とかは確認しますよね?
そうですね。ということで、MDTをやってるからっていうこと以外に、その臨床家として、痛みがあるって言って、四肢の関節の痛みがあるって言ったら、意外とこうやって圧痛を確認するっていうのはやってもいいのかなって個人的には思ってます。
っていうのは、、、変化しやすい、意外と面白いんですね。

特にこのね、足根洞症候群なんて言われて、ああ、外果のちょっと下のところ押すと痛いって言うと、腰のね、EILなんかやった後なんかに再度確認すると圧痛の程度が変わってたりとか。
MDT的に見るとっていうのは変ですけれども、圧痛もある意味ちょっとベースラインで使えることがあります。
で、また、他のMDTに全く関係ない先生と話をする時には、この辺に圧痛が…なんて。
そういう使い方があるかなと思いますね。

で、足関節の外側もね、この書籍に載ってると、どこが損傷してるのかなっていうの探したりっていうところで、OTHERになった時に、後からそうだったんだなって言える。

あと、意外と外側のところが痛いって言っても、痛い場所が変わるのか、それとも1点そこだけ痛いのかって、治療の時にね、自分が介入したことによって変わっていくのかどうかっていうのは、再現性のある1つの指標してとしては使えるのかなとは思ってます。

こんな感じで一通りちょっと足の専門書から取ってきて、やっぱりね、どこら辺に圧痛があるのかなっていうのを、こうやって探す先生もいらっしゃるんだなと思いましたね。

整形外科の先生としても当然そうやってたどっていくんだと思うんですけども、

残念ながらこの書籍には、腰から見ましょうっていうの一言もなかったので、 非常に歯痒い感じはするんですけれども。
こんな形で足専門の先生方も一生懸命症状の原因を探していらっしゃるのだと思います。

結構、外果の外側のところも、外果の真後ろなのか、それとも下のね、ちょっと膨隆、ちょっと出っ張ってるようなとこなのかとかって。
マーカーでちょっとバッテン印をつけて治療したりするんです。
で、診察に行くとここが痛いですって診察室の方にも知らせられるし。

この痛みは運動、いや、特にEILなんかやった時に変わってましたなんて言って、赤ばってんと青ばってんで送ったりってこともあります。

これって色々、これ、なんかN先生、これ、症候群ってついてる時っていうのはあれですかね、あんまり原因がわかんないよ、みたいな?

そうですね、そこの特定の部分でなんか痛みが出てんねんけど、

いろんな可能性が混ざってるから、何かようわからんねっていう

#ね、そうですよね。症候群っていうとなんかね、PTの1年目の時にめっちゃかっこよく聞こえて、、

「なんたら症候群じゃない?」とかって言ってたんですけど、

今思ったら赤っ恥もいいところ。
逆に言うと、こういった一般的にわかんないよっていうところの圧痛と、腰椎からの介入であったりとか、四肢のね、反復検査の時にこれが変わってくるってのは結構面白いので、ここは結構好きです。

個人的には、うん、おすすめポイントかなと思ってます。

で、あとちょっと飛ばしますけど、

こんな感じでね、足の専門の書籍に内返しができないのは、腓骨筋腱が緊張してるからだよとか、色々こういうのが書いてあるんですけども、

やっぱりわからず、それを丸飲みにしてやるんじゃなくて、

やっぱりアセスメントをね、しながらやっていきたいなっていう感じがしますね。

結構面白かったです。足の専門書を見たら、ここまで細かく見るんだなと思って、 やっぱOTHERに対応をする際に、要因が何かっていう時に必要な情報だなと思いながら読みました。

そうするとですね、
我々がMDTで良くなりましたなんて話をしてると、結構、結局あれですよね、

「お前、MDTで何が変わったんだ?」なんていう、こんな先輩に言われたりなんて時でも、

どこそこの圧痛が変わったとかそういった表現をね、するのに使っていけるのかなと思われます。

はい、ということで、じゃあMDTは足関節ね、脊椎から調べますかって言ったら、調べますね、我々ね。

結局これがRichard Rosedale先生の研究です。

エクスポスタディって言われてるものなんですけども、

足の関節の問題であっても、脊椎由来のものが相当数混ざってますよって。
エクスポスタディーっていうのね。いきましょう。

で、これは佛坂俊輔先生の「マッケンジー法・症例ノート」、

MDT症例を紹介してくださってるものなんですけども、

なんとですね、これ拾ってったら、おびただしい数の足関節痛、足回りの症状のもの、
もう1回全部読んだら、結構面白かった。

で、佛坂先生がここで紹介してくださってる、足の関節の痛みに関しては、

もうほとんどがもう、姿勢修正であったりとか、腰での反応をね、やったら良くなったよっていうところをね、もう強調してご紹介いただいてるんですけれども。
先ほどね、腰椎だけじゃない、その30パーセントほどの人がね、腰からですけど、それ以外の人たちは四肢関節である可能性もあるってこと考えて、腰椎をまず除外するっていうのも徹底しなきゃいけないなっていうのね。
まず、脊椎の要素を必ず除外をして、そっから四肢に入るっていう、この重要性ってのはあると思います。
そう。で、佛坂先生、実際臨床でどうでしょう?
足の痛みって言ったら、やっぱり圧倒的に腰椎が要因っていう感じですか?

そうですね。エクスポスタディのデータよりも僕多い印象なんですよね。
どのくらい完全に、例えば0になるまでみたいな追跡、僕してないので、ひょっとしたらその中にDerangementプラスアルファがある可能性は十分にあると思うんですよ。
だから、自分で見る範囲で、少なくとも、もう明らかに痛みの場所が変わったり、もうその場で痛みが取れたりっていう人は、もっと多いんじゃないかなと思います。

#はい、どうもありがとうございます。この辺、そうですね、先生のとこにいらっしゃる患者さんの群っていうものがありますものね。

場所によっては外傷が多い。で、O 先生のとこなんかどうでしょう、足首?

と、そうですね、やっぱり腰で改善される方が多い印象なんですけれども、

ただ、やっぱり患者さん自身が、もう足が原因だと思い込んでるので、納得してくしてくれないっていうケースが多い。

で、実際、腰をやりつつ、やはり足の方にもっていうのが臨床的には多い感じです。

#そうですね。J先生も強く頷いてらっしゃるけれども、やっぱそんな感じでしょうか。

こんな感じですね。腰やりたいけどっていう。
今はちょっとね、保険で回さないとダメなので、やっぱなかなか腰だけでいける人もいれば、行けない人もいるって感じですかね。
でもやっぱりその腰から見るっていうのは忘れずにやろうかなとは思ってますね。

#例えば腰。N先生診察してて、腰だけじゃなくって残る症状ってどんなものが?
足に関しては?

腰だけじゃなくて残るもの?

#うん。足の足関節と足部の患者さんで、一生懸命J先生、腰とか見てくれてんだけども、どうも痛みが残るな、症状が残りやすいなっていう人の特徴ってなんかあります?

特徴とかはちょっとわかんないですね

#そうなんですよね。だから意外と足側部、足関節ってまだまだこれから見ようとして、データ上げてかなきゃいけない分野なのかなっていうイメージがありますよね。

<以下、つづく>

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