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MDT:マッケンジー法症例検討会 3月⑦:足関節痛の歩美さん。大団円と、足のベースラインの取り方

ってことで、これはもうContractile Dysfunctionと、もう確定でいいだろうってことで、また2週間後っていう感じになって、いま、で、もうこれでContractile Dysfunctionだったよね、なんですけど、この方の目標は、競技復帰なんですよね。
その、そこが難しいとこなんですけども、一応確認で、荷重位での負荷とコーディネーション、動作のコーディネーションに入ってくるんですけども、

まず矢状方向の前後のランジエクササイズで、前の方に行くのは結構意識するんですけど、後ろに戻る時に後ろ足の後ろ足、後ろになった足の方で足部のやっぱり背屈とか、外返しのコントロールしないとうまくランジができないので、 前に足をランジで出す、戻るときをトレーニングの負荷のね、練習にしたり、あと、側方へのランジエクササイズで側方になって、足部が外返しするような瞬間が作れるような。
で、バランスディスクなんかも使うことによって、足部の外返しの動き、筋収縮を得たりとか。
あとはこんなの、使いますかね。I先生、病院で斜面台とかってあります。
あんまないか。

ここまでのはないんですけど、バランスパッドみたいな。
使ってやってます。

#はい。中野整形外科さんも結構広いので、いろんな道具が使えていいなと思って、指くわえて見てるんですけど、はい、これ、斜面のところに、例えば右足で、ですから右足でこう外返し方向に角度つけといて、そのままで立って収縮させて保持するとかね。
そんな感じですか。

あと、砂浜よく患者さんでやるので、砂浜行ってきてって、お台場行ってきてもらったりするんですけども、フリスビーやったり。要は、患者さんが自信を持つとか、すごく大事なんですね。

で、皆さんのところにユーローステップっていうのがね、動画で送ったと思うんですけども、ああいう攻撃側の動作で痛みが出ます…っていうと、攻撃してる時ってスピード上げてやんなきゃいけないから、やっぱり自分でこうセーブがかかっちゃうとうまくトレーニングとしてうまくいかないことがあるので、ディフェンスのカットであったりとか、そういったディフェンス側のいろんなテクニックを使いながら、少しずつ自信をつけながら、足部のコントロールをやっていくっていうのが1つアイデアとしてあります。

こんな感じでよろしいでしょうかね。ここら辺ね、じゃ、実際、動作を見ながら本人とっていうのが難しいところなんですけども、こういったアドバイスができるかなっていうね。
で、競技してる時の動画なんか見ながら、アドバイスしたりってこともあるんですけれども、そういった競技に向けての、段階を踏んでいくってことです。
で、治療の設計図を書きました。で、ベースラインしっかりね。
J先生もおっしゃってましたけども、何をベースに反応を判断するかってすごく大事ですね。
初回からずっと競技復帰にかけて、そのベースラインがどう変わっていくかってのをフォローします。

で、プロデュースノットワースはいつまで続けますかっていうとこなんですけども、J先生、これ、いつまでやっていただきます?
あくなき戦い?

なんてことですかね?

#うんね、なんかProduce/NoWorseで重りをつけてね。
じゃあ10キロやって、Produce/No Worseってナンセンスかなとも思うし。

とりあえず動作時なくなったら,,,まで,ですかね。

#そうですね。どうもありがとうございます。本当におっしゃる通り、その徒手であったりとか、セラバンドであったりっていうので、Produce/No Worseがこうできなくなったら、今度は荷重位でどんどん、どんどんアジリティトレーニングに入ったりっていうのかと思います。
不安定性とね、不安定性とContractile Dysfunctionの違いなんですけど、不安定性。
どっちかって、Ligament、靭帯がちょっとね、緩かったりって不安定なんですけども。
Contractile Dysfunctionっていうのはその反応なので、Produce/No Worseに反応していく、時間をかけて治ってくっていうような特性のものであります。
で、治療期間の目安は。それ、もちろんね、ちょっと長く取らなきゃいけないっていうのと、今後のトレーニングは先ほどのアジリティトレーニングみたいなものを入れてって仕上げていくって感じになっています。

じゃあ最後、ベースラインですね。
行きます。

最後にベースライン、スコットランド土産でございます。
こういったところは、氷が凍ってるところ。ここに患者さんがうわっといて、で、この奥の方に、横に長い病院なので、

ここで、患者さんをね、呼びに行って、日本人の日本語アクセントだからっていうんで、うまく発音できた、拍手をいただくっていうような環境で実習してまいりました。

はい、で、ベースラインなんですけども、皆さんご存知の通り、3種類、患者さんの症状はもちろんです。その他に、他覚的に見れるもの、可動域と機能ね、こういったものを見ます。
で、ベース内で何を確認したいかっていうと、もちろん、効果判定ですよね。
前後でどうなのかっていうので、効果判定ができるっていうのと、あとは、Contractile Dysfunctionなのかな、Articular Dysfunctionなのかなっていうのを全部調べていくていうところなので、結局、ベースラインで取り方ね、それはMDTの分類の裏付けとして利用していただくという内容のものです。

で、Dysfunction, Posturalがあって、これでどっちかの分類にならないっていうと、OTHERが待ってるわけだから、

こんな感じでね、そこへしっかりとベースラインを取って調べる。
特に四肢の関節はそういった意味ではね、難しいですから、見ることで諦めないでいこうよっていうことで、お助けメカニカルベースラインっていうことで、Articular Dysfunctionかどうかの確認みたいなところね、ができるようなものをいきます。

これは、手はですね、JT先生の手です。顔隠させていただきました。
一応取って確認は取ってるんですけど、こういった形でご紹介っていう形で。
なので、手ですね、まず底屈です。

自動でこう誘導してます。

底屈、背屈で、自動で誘導してます。

で、背屈のover pressureなんですけども、これ、膝の伸展位と屈曲位で両方見ます。
で、伸展位の方が下腿三頭筋も引っ張れるしっていうことで。

動作と繋ぎ合わせるには、どうしても膝の伸展の背屈って思いがちなんですけども、実はエンドレンジ、足関節の背屈をエンドレンジで持ってくってことあると、逆に下腿三頭筋やなんかが邪魔になるので、膝は屈曲位でって、両方取ってくださいっていう感じで教わりました。

底屈のOver pressure、かかとを把持しといて、ショパールの辺りにですね、手を置いて中足骨をまとめて押さえます。

で、踵骨を挟んで外転。内転でね、ぐにゅっと回すんじゃなくて、本当に外転、内転っていう感じで見てもらう。で、今度は前足部。

足関節は4等分にして、真ん中から分けて、後足部と、中間もそうなんですけど、前足部ってざっくり分けるんですけども、前足部もパタパタと逆方向に動くし、後足もパタパタ。
そうすると、よし、せーの、で動く、動きとどっちかは逆で、こういったひねったような動きというのが出る特徴がありますので、踵をしっかり持ったまんま、
外転、内転、これはぱたぱたと横方向ですね。
で、底屈も踵を把持した状態で底屈、背屈をパタパタとやります。

内返し、外返しなんですけど、作業でかかとをしっかり持っといて、内返し、外返し。この後ちょっと動画見てもらいますので、ちょっと絵だけで先、説明します。

で、手の置きどころも、ちゃんと中足骨のところとリスフランのところへですよね。
極端に指のとこ持ったりとか、足首がこう、だけを持ったりしないで、内返し、外返しの手の置きどころ。
この画像の通りでございます。

で、回内、回外なんですけども、、、 いわゆる私たちが内返し、外返しって昔、呼んでたやつになっちゃうんですけども、回内は複合運動です。
底屈位と底屈位の内返しと、なんて言うんだろう、要は複合運動になります。
で、外側もこう、あおったような形になります。
で、今度は収縮を見ます

背屈位にした状態で、これで、抵抗かけてます。
引っ張ってます。これ、このまんま引っ張られてる人、ベッドから落ちそうになるぐらいズルズルズルっと、こう、引っ張って、抵抗運動をかけます。

で、回内は内側を回内した状態で、そこのポジションで、セラピストはそこに抵抗をかけていく。

で、回外した状態の端のところ、小趾側のところでぐっと抵抗をかけるって感じで抵抗を持ってます。
で、先ほど底屈の抵抗運動ってのは、これでいきます。

で、どうしましょう。そしたら、ちょっと動画をですね、皆さん、ちょっとこれ、ブログの方ではちょっと公開できないと思って、もしあれだったら、ここで画像だけでちょっと見ていただければと思うので、今ご紹介しますね。

今日ここまでで、何かご質問ありますか?
こんな感じで、抵抗運動とかって結構皆さん取ります?
ベースラインあんまり取らないですかね。

こんな感じです。一通りの動きを網羅して。で、今説明しながらなので丁寧にやってますけど、これをやって、はい、やって、はいっていう感じのリズム感でやっていくので、

両方の足のなんですかね、ベースラインがもう本当に3分ぐらいでとりあえずさっと取れるっていう。

時間がなくても、一通り初日もしくは2回目で、コントラクタイルとかアーティキュラーを疑った時とか、ディレンジメントじゃなくても、困ったなって手がかりが欲しい時には、こういった方法もあるっていうことですね。
で、これをやって、今やったベースラインの変化と患者さんの主訴の変化、これが一致するかどうかっていうところで追っかけていけるっていうものでございます。

はい。ということでですね。こんな感じで、Dysfunctionって決まれば、もうOTHERはね、考えなくて済むので。

ていうことで、Produce/No Worseだよって、あんまりすぐには治んないけどねっていう感じで言ってあげます。

なので、1番でも、なんだかんだ言ってもやっぱ1番大事なのは患者さんの症状であるので、ベースラインっていうものはあくまでもその主訴の症状とね、改善とリンクしてるか、効果判定に使ってっていただければなと思います。

はい。なので、このJT先生、直伝のっていうのも変ですけども、そのベースラインっていうものをね、分類の手掛かりとして、ぜひ皆さんの臨床で役立てていただければと思います。

はい。遅くまでどうもありがとうございました。
お疲れ様でした。今後ともよろしくお願いします。

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