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お知らせ・ブログ

MDT:マッケンジー法症例検討会 2026年2月①:脊柱管狭窄症って、、導入編。

今回は腰下肢痛をテーマにあげさせていただきました。

腰下肢痛のアセスメントについては、MDTの認定講習会で患者さんの評価、マネジメントのデモンストレーションを拝見する機会がありますが、講習会の会場には、歩いて電車使ってふらふらふらっと歩いて来られて、「腰が痛いんです、足のしびれです」っていうような感じの患者さんがお見えになります。

そうすると、実際に我々が臨床の場で遭遇している、やっとの思いで家からタクシー使って来られるとか、そういった強い症状の方ってなかなか、講習会では拝見する機会がないですし、

クリデンシャルの認定を取ったとしても、実際の臨床の場で相談できる先輩がいないしって。
何人か仲間がいればいいですけども、MDTをやってる人が自分ひとりしかいないMDT一人職場なんて環境だったり。 ちょっとした疑問なんかも、今更,わざわざ聞けないしなんてことも、、、

頼れる人がいないっていう環境が少なくないと思いますので、、、

この会は、いつでも相談できる場所を提供できたらって思いで開催させていただいております。

で、早速なんですけども、実はですね、脊柱管狭窄症のDPの割合って誰か調べたことあるんだっけって言って、勤めていたクリニックの院長に、尋ねられた事がありました。

よくよく考えたらないんですね。

国内でも、海外にもあんまり聞かないので、おそらくMDT関連でそれを調べたって情報はないと思います。
狭窄症っていう名前でね、調べると。

で、今、転職先のクリニックで事務の方にお願いして、病名で脊柱管狭窄症ってついた方の経過を追いたいんですけれどもってリストをいただけないかご相談したら、

脊柱管狭窄症って病名がついた患者さん、すこぶる少なかったんです、、、。

ものすごい、少なかったんです!
で、前職のクリニックでは、脊柱管狭窄症と診断名がついた患者様のリストが、わーっと出てきてたんですね。
だけど、今回移った施設では、本当に少ないっていう状態だったの。

HOT先生と、かつて、狭窄症のDPの割合を調べたいなって話をしてたときに、

ちょっと待てよ?と。HOT先生が、「もしかしたらドクターによって診断基準が違うかもしれない」って。母数って言うんですかね、「元々の対象者に違いがあると、DPを調べるって作業に、かなり、バイアスがかかるんじゃないか」って話になりました。

というところで、今、狭窄症の患者さんの、いわゆる、狭窄症のDPを調べたいと思っていますので、今回は、色々、皆さんからもアドバイスをお願いしたいと思っております。

で、私の職場の院長にですね、なんでこんなに少ないんだっていうことを、伺ったわけです。

で、MDTを実施する環境としては、アウェイです。私1人しかいません、MDTやってる者がね。
もちろん、院長も「なんかやってるな、、、」とは思ってくださってるのでしょうけれども、MDTの実際の内容についてはご存じないっていうところで。
で、院長に、保険請求するときの病名って、あれ、どうやって診断つけるんだってお聞きしたら、、、

まず、もちろん、画像の所見で、MRIの画像所見で、狭窄像が確認できてるっていうことと、あと、腰を曲げると症状緩和したり消失して、腰の伸展で、症状誘発、増強がある。
しかも、歩くと、歩行の時の間歇性の跛行があって、でも、自転車は大丈夫だよとか、あと、座ってる時は痛みがない。
もうこの時点で、すでにフィルターかかってるんだと思うんですね。「滅多に狭窄症って病名はつけないよ、僕は」、みたいな感じでした。

そうすると、思いをちょっとはせてみるとですね、

前職の整形外科クリニックでは、狭窄症の診断名がついた患者さんっていうのは、座ってらしても痛みを訴える方もいましたし、座ってて立ち上がるとどうですか?と問診していました。あ、カーブリバーサルだ、なんていう感じでね、評価をしてたんですけれども。
おそらくMDTのセラピストがいない職場だと、ドクターがそういうメカニカルな評価をちゃんとやんなきゃいけないっていう環境なんだと思うんですね。
なので、こういったメカニカルな評価も、ドクターの方である程度目星をつけておられるのかも。。だから脊柱管狭窄症と診断名がつけられた患者様の数が少ないんだなって考えました。

さて、ガイドラインって、N先生、ドクターにとってガイドラインって沿わなきゃいけないという暗黙の了解みたいなものがあるんでしょうか?

それを踏まえて診療してると、もし裁判になった時にも胸張って堂々と出廷できると、、、

それぐらいの意味ですかね。
必ずガイドラインを押さえて診療しなきゃっていうよりかは、 それは基本の知識として、それを押さえとかなきゃ、ダメですよっていう風なぐらいの、共通認識のようなものだと思います。

#どうもありがとうございます。

おっしゃる通りで、ガイドラインっていうもの自体が、ある程度こう、最新のエビデンスによって改訂されながら作られてるものなので、それから逸脱したものをやって、なんか事故が起きた時に責任問題になるということ。

前職の先生方もおっしゃってたし、それより前に働いていた職場でもその話は出てましたので、やっぱガイドラインっていうのは、最低限押さえて、とりあえず目に入れとくものだなっていう感じで捉えております。

脊柱管狭窄症においては、診断基準が完全に、100パーセント統一されてないっていうところで、なんとかして、こうね、診断のサポートができないかっていう、いろんな質問用紙をね、開発というか、研究しているようです。
で、それで、皆さんにお送りしたと思うんですけども、なんかこんなような感じで、サポートツールっていうのを作ってるとこがありまして、

そうすると、あれですよね、ご高齢ってよく言いますけれども、

年齢がある程度いってるってことや、間歇的な跛行があるってこと。
立位で下肢痛、要は腰椎は伸展方向で悪化して、前屈、屈曲方向で軽快するって特徴があります。

あと身体所見ってのはこういうものを特徴として捉えるってことで、7点がカットオフなので、間欠性跛行と屈曲で改善っていうのと、ご高齢でって言って、大体の脊柱管狭窄症っていう、うん、名前つけてもいいなみたいな感じになってくるんだなっていう印象を持ちました。
そうするとやっぱりそれぞれの医療機関で扱ってる患者さんによって違うだろうし、

あとクリニックってN先生、ある程度時間、6か月とかって名前変えなきゃいけないっていう縛りがありますよね?
同一病名で治療続けられないっていう。なんかこれ、公に言うことじゃないんですけど。

どういう疾患についてリハビリしてるかっていう病名は、上限が5カ月っている縛りがあるので、必ずそのように管理していくんですけど、診療の病名自体は別にエンドレスでも、何も、、、兵庫県の場合は指摘されることはないですね。

#なるほど、県によってっていうのもあるんですね。

ありますあります。うん。でも理事長であるうちの父からは、やっぱり病名は新しくしていかなあかんやないかとかってよく指摘されるんですけど、、、、うるさいわい、と思いながら。

以前は兵庫県にもそういう指導があったとは聞いていますが、
現状では、別にそれで査定されることはないですね。ずっと同じ病名で診ていても。

#はいはい、どうもありがとうございます。神奈川県、厳しいのかな?
なんかやっぱり1回狭窄症ってつけたとしても、ある程度こう、変えてかなきゃいけないとなると、変わってっちゃってる可能性があるって。
だからもうカルテで拾おうとしても、1年間でとか半年でとかって拾っても、昔の狭窄症の人が拾ってこれないかもしれないよって話でした。
HOT先生、到着されてるので。すいません。HOT先生、お疲れ様です。

はい、遅れてすいませんでした。

#とんでもない。で、先生の身の回りで狭窄症って言うとね、先生、前におっしゃってた、狭窄症って意外と難しいんだよなんていう話をね、伺ったと思うんですけれども、その。
そうやって診断するというとこに至るまでに?

そうですよね、さっき出されてたガイドラインも、結局、診断の項目だ、こうだったと思うんですけど、結局、ひとつのこう、見解がなされていないというか、要するに、決まってないっていう書き方してるんですよね。

つまり、その人が、何らかの理由で狭窄と思えば、ドクターが思えば、もうそれでつけてるっていうのが現状だと思うし、実際、腰部脊柱管狭窄と腰部脊柱管狭窄による様々な病態をとらえて狭窄症と言ってるわけですから。
それがたまたまそういう風に屈曲方向で良くなる人が多いとか、それだけの話で。
もうMDTなさってる方、皆さんもご存じの通り伸展になる人もいっぱいいますし、要するに関係ないんですよね、症状と。
で、典型的にはそういう人が多いというだけなので。

さっきお示しになったスコアリングですよね、あれも典型的な人は炙り出すことできるんですけど、そうじゃない人は炙り出せないんですよね。
だからその辺はちょっとすごく矛盾をはらんだ病名なので、この病名をつけること自体が正しいのかっていうのは正直思うんですが。
おそらく僕も昔は整形外科医としてやって、、、昔はというか今も整形外科医なんですが、
そういう脊柱管狭窄症のいかにも典型例みたいな人にそういう病名あえてつけてます。
それはおそらく他の整形外科医が見てもそうつけるだろうなっていう人はですね。
でも、それ以外で明らかに脊柱管狭窄症があるというのは、もう、例えば腰椎のMRIとか、たまたま持って見えた方がいて、そうつけてもいいという人も、典型的ではない症状の人も当然いるわけですよね。
そういう時にはもうあえて脊柱管狭窄症なんて病名つけずに、もう変形性腰椎症という病名をつけたりとか。
要はもうなんでもいいわけです。病名としては。
結局、私たちは、MDTで治療にあたってるので、

今の病態がどうであるっていうことを、動かしてどうなるというように評価をしていくので、 病名についてはもうこだわらずに、その嘘がない病名を書くという風なスタンスで書いてますね。

#どうもありがとうございます。
先生、ガイドラインの内容をフォローしていただいて助かります。
ありがとうございます。

あと、ある特定の薬を使う場合に、その病名がないとダメっていうのもありますよね。
例えば、リマプロスト使おうと思うと腰部脊柱管狭窄症っていう病名がないと査定されるとか、そういう風な意味での病名付けっていうのが結構あるかなっていう感じです。

その通りです。おっしゃる通りだと思います。
だから、病名をつける理由はもうそこですよね。
保険診療する上ではもう仕方がないというか、つけざるを得ないのでつけている。
で、そこに嘘がないように配慮してるっていうな付け方をしてると思います。
ですから、本当の意味でのそのデータを取るための病名っていう意味では、日本はすごく取りにくい国じゃないかなと思いますね。

#なるほど、そうですね。ありがとうございます。
あと、なんかKIK先生、なんかTT先生に聞いて聞くチャンスが?

ちょちょこっとだけ聞けたんですけど、基本的には臨床症状で決めることが多いっていう風に言われてました。
ちょっとうちにMRIがないので、簡単にぱっと撮ってみたいなことができないので、やっぱりその間欠性跛行があるかどうかっていうところと、ま、座位、屈曲での症状改善があるかどうかっていうので、診断名はつけられるみたいです。
ただ、その診断名がついたからといって、伸展はしちゃいけないとか、そういったことを言われることは全くないので、あくまでも症状、診断名としてつけてるっていうふうな感じで言われてました。

#どうもありがとうございます。その診断名ついたけど、伸展しちゃいけないわけじゃないよっていうあたりはね、やっぱここで、、、、どうもありがとうございます。
聞いていただいて、TT先生によろしくお伝えください。

そう、やっぱり肌で感じた。そのMDTのクリデンシャルのドクターがいらっしゃるところっていうのは、そういった見方をね、してくださるっていうとこと。
本当に、アウェイのところで働いてると、そもそも伸展で悪化するってわかったところで名前をつけてるから、要は、伸展させちゃダメじゃないっていうような感じのリアクションがやっぱり出てくるっていうとこですよね。
なので、自分、よく、なんでこんなトピックを出したかったかって言うと、、、

私、認定講習会でね、教える立場になった時に、自分とは違う環境で働いていらっしゃる受講生たちに、何がなんでもいいよいいよ、伸展やっちゃいなよ。エンドレンジって言い切れないなっていうのを感じながらね、やっぱそこら辺は、講習会に来て受講されてる方の場、職場の環境も鑑みながら、介入方法っていうのをね、うまくこう説明、きちんと説明できる、リスク管理ができるような感じの説明しなきゃいけないなっていうのがありました。
ありがとうございます。

ちょっとなんか話逸れますけど、AB先生が見えてるんですけど、、、こんばんは。
クリデンシャルの認定試験に合格されたので、、、、

ありがとうございます。

#先生もあれですよね、アウェイなんですよね。
お1人なんですよね?MDTの環境としては?

そうですね。周りにはいないです。

#はい。たまにあれですか、EILとかって、やってみてるんですか?

そうですね。それこそちょうど今日かな、介入した患者さんとかで。
下肢症状とかでてて、生活的にEILよりも、EISの方がやりやすい方だったんで、EISと時間できそうな時にEILやってくださいねみたいな感じでお願いをして、介入して、フォローしてた患者さんがいるんですけど、その患者さんとかで、だいぶ下肢症状も取れてきて楽になってきたって話だったんですけど。
うち担当制じゃないんで、他のセラピストが入ることがあるんですよね。
で、そん時にもっと骨盤後傾やった方がいいんじゃないかみたいなのがカルテに書かれたりするんですよ。
なんかやっぱそうするとMDT的な解釈と、僕もMDTやる前だったら多分それやってたかもしれないので、やっぱりちょっとそこにセラピスト間で見方に齟齬があるなっていうのはちょっと感じてますね。

#どうもありがとうございます。

HOT先生がAB先生とペインリハ学会で遭遇して、、、そのAB先生がクリデンシャルの認定までこぎつけたっていうのはすごい。
お疲れ様です。本当にありがとうございます。おめでとうございます。
で、ちょっと話逸れましたけど、そんな感じです。
なので、やっぱりアウェイかどうかでも全然違いますね。
MDTをどうやって使うっていうところを、苦しいところもあるのかなと思いますけども、良くなるっていうね、経験をすると楽しくなってくるのかなとは思っています。
で、HOT先生がね、フォローしてくださったんですけれども、一応、ガイドラインの、ちょっとかいつまんで紹介させていただきます。

<以下、つづく>

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