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巻き爪/嵌入爪、伸ばして治す矯正法へ、(その1)
切るんじゃなく、伸ばして治す方向へ一歩踏み出したはよいが、じゃあ、どんな治療法があるというのかよくわかっていない研修医上がりの私。
何でみたのかは今となっては忘れてしまいましたが、東京の町田英一先生がマチワイヤーという、自身が開発された弾性ワイヤーによる爪矯正について記事を書かれているのを見て、じゃあ、とりあえず見に行ってみよう!町田先生に手紙を書いて、先生の爪の診察や爪矯正をされている現場を見学させていただきに、東京は高田の馬場へ出向きました。
マチワイヤーでの治療とは、爪の先端に二つの穴をあけ,直線形状記憶の超弾性ワイヤーであるマチワイヤーを通し,ワイヤーが元に戻る力 で,強力に爪先端の両端を持ち上げる方法です。
そうして、また一つ武器を手に入れた研修医上がりは、また猿のなんとかで、ワイヤー矯正へと邁進していくのでしたが、いろんな例を経験するうちに、そのやり方一本槍では対応できにくい場面が少なくないことを思い知らされ、また、そこで悩む。
じゃあ、一体他にどんな方法があるというのか?
巻き爪/嵌入爪のちまたにあふれる治療法を調べてみると
テーピング法
ガター法
アクリル人工爪法
コットンパッキング法
VHO法
B/S spange
あれえ?どんな順番でそれぞれに遭遇したのかさっぱり忘れてしまっていますが、、、
B/S spangeはフットケア学会主催でドイツ人のマイスターに足のタコや魚の目、爪の処置を学ぼう、というセミナーが京都であって、それに参加したときに知りました。
特殊なプラスチック製の平らなスプリング板を爪甲につけ、スプリング板の元に戻ろうとする力を利用し、爪を矯正しようとする方法です。
まあ、貼るだけだし、矯正力も十分とはいえず、、、と中途半端さに退散しました。
(この項、つづく)