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お知らせ・ブログ

ハイドロリリース、エコーガイド下ブロック、四方山なお噺(その4)

筋膜リリースという言葉が一人歩きはじめて、筋膜筋膜筋膜とマッサージをはじめとして手技療法の中でも強調されるようになりました。

同時にMPS研究会でも治療の対象が筋膜だけでないのに、筋膜リリースってのも、という話がでてきて、「fasciaリリース」に呼称を変えることとなりました。

fasciaってのは、筋膜、以外でも、腱や靱帯、脂肪などの結合組織をひっくるめてそう呼ぶのだそうです。って、一方で、今度は整形外科の中からハイドロリリースという言葉を使い出す人が出てきました。

Hydroreleaseとは、Hydro=水など液体、を使ってリリースするよ、とこういう意味です。なにを、というとfasciaということになるのですが。

 

そのころですか、「その手術、ホントに必要ですか?無刀流整形外科」という画期的な本が出版されたのから少し経って、MPS研究会も法人化を機に整形内科学研究会と名称が変わり今に至ります。

注射の対象は筋膜だけではありません。

 

ある筋肉がこわばっているとき、それはその筋肉が堅くなっているだけではないかもしれないんですね。

患者さんには固まった筋肉に、点滴でつかうような体の組成に近い水をブワッと広げて組織をふやかすようにするんですよね、なんて説明していますが、筋肉を支配している神経が慢性的に興奮状態に陥って、筋肉を刺激し続けているコトもあります。

 

で、その神経がなぜ慢性的な興奮状態になってしまっったのかというと、その周りの筋肉がこわばってしまって、神経を刺激することになって、じゃあその神経の周りのこわばった筋肉がなぜこわばっているのかというとそれを刺激している筋肉や神経がまた刺激された筋肉がまた別の筋肉を、となりのたけがきにたけたてかけたのはたけたてかけたかったからたけたてかけたのです、あーっややこしや。
ふと天井をみあげると、巨大なマトリョーシカがこちらをじっと見つめているような怖さがおそってきたので、閑話休題。

 

神経が原因となっているしびれと痛みがあるなら、神経の走行を探っていくと、押さえて痛みが強くみられる箇所があることが多いんですが、そもそも、神経のところを押さえて痛いってのが、おかしいんですよ。

神経自体がその場所で刺激されやすくなってるってぇことですよ。

そういうところを、エコーで見ながら、神経を包んであげるように注射で液体を広げると、当然のようにその場所の押さえての痛みはなくなるし、そこから先の、痛みやしびれがあったトコロにも変化がでたりしてる。
別に神経に麻酔をかけたワケでもないんですけどね。

 

メジャーな神経もそうですが、解剖学の本にも載っていないような、名前のついていない神経についてもそういうアプローチができるようになり、たしかにこういうのは、エコーで見えるからこそ、できるようになった新しい芸当ではありますなあ。

監修者情報

院長 中野元博

院長・整形外科専門医

Motohiro Nakano

略歴

  • 愛媛大学医学部医学科 卒業
  • 大阪市立大学医学部整形外科医局 入局
  • 中河内救命救急センター 勤務
  • 医局関連病院整形外科を歴任後、現職
  • 中野整形外科・運動器リハビリテーションクリニック 院長(現任)

主な資格・役職

  • 日本整形外科学会認定 整形外科専門医
  • 国際マッケンジー協会認定セラピスト
  • 国際マッケンジー協会日本支部 理事
理学療法士 斉藤潤

リハビリ部門責任者・理学療法士

Jun Saito

略歴

  • 大阪医療福祉専門学校理学療法士学科 卒業
  • みどりヶ丘病院 勤務(急性期・外来・在宅訪問・老健でのリハビリを経験)
  • 中野整形外科・運動器リハビリテーションクリニック リハ部門責任者(現任)
  • 自費診療リハビリ「こころとカラダの健康塾」専任

主な資格・役職

  • 理学療法士
  • 国際マッケンジー協会認定セラピスト
  • 日本コアコンディショニング協会認定 ベーシックインストラクター
  • 日本コアコンディショニング協会認定 ひめトレ普及員
  • 日本コアコンディショニング協会認定 コアキッズ体操普及員
  • ウォーキング療法士

当院からのメッセージ

外科的手術に踏み切る前に、ぜひ一度ご相談ください。くび・肩・肘・手・腰・股・膝・足など、運動器の痛みについての専門家として、現在行われているなかで最良と思われる治療を選択し、提供もしくは紹介できる施設でありたいと思っております。当院が考える「治す」とは、注射や手技で一時的に痛みを取り除くことではなく、患者さまがリハビリを終了した後もご自身で痛みをコントロールできるよう指導することです。

尼崎市・大阪市西淀川区・梅田(北区)など阪神沿線の広いエリアから、阪神本線「杭瀬」駅徒歩2分の当院へ多くの患者さまにお越しいただいています。

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